劇場公開日 2025年5月9日

「僕のほうこそありがとう」パディントン 消えた黄金郷の秘密 とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5僕のほうこそありがとう

2025年5月9日
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リスクは友達。善のためや愛する人々のためになら、リスクを冒す価値がある。生き生きと情に訴えかけてくるキャラクター主体というよりは理詰めなパズルかピタゴラスイッチ的な展開が山盛りで、前作のあの後出しジャンケンでなく既出・手持ちの手札から家族全員試合の見せ場に次ぐ見せ場になるカタルシスに満ちた気持ちよさほどではないが、今回も最後にはウルッと爽やかな感動も待っている。パディントンの愛すべき旅路にふさわしい冒険とその目的地にホッコリ。信頼に足るポール・キングから、これまたユニークな才能がしっかりと世界観を保ちながらバトンタッチ。交代劇は監督だけでなく、ブラウン家の母もサリー・ホーキンスからエミリー・モーティマーに。もはや英国の母ですね。けど心配することはない!しっかりと繋がっているのを感じる。ノリノリなアントニオ・バンデラスとオリヴィア・コールマンによる『地獄の黙示録』で『インディ・ジョーンズ』。シリーズ3作目として例えば『インディ・ジョーンズ / 最後の聖戦』で『ヒックとドラゴン / 聖地への冒険』であり、監督交代があっても間違っても『死霊館 / 悪魔のせいなら、無罪。』ではない。

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とぽとぽ
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