果てしなきスカーレットのレビュー・感想・評価
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主役の2人しか知らなかったけど、かなり豪華キャストだったのですね
復讐のために死者の世界を彷徨う王女という設定も、死者が更に死んだら虚無という世界観も好き。
なのだけど、ときどき訪れる謎展開に腰を折られる。
好きは好きなのだけどなぁ。
復讐に囚われている鬱ベースの中、唐突なミュージカルシーンは意味不明。
日本では全編フル3Dのアニメはあまり受けないから、キャラクターは2Dで良いと思うし、冒頭の雷雲をはじめ、水やマグマなど背景の映像は、奥行きも感じられてすごく美しい。
竜神?魔王?のデザインも禍々しくて好き。
元家臣たちの伏線回収や、後半の戦闘シーンなど良い点はあるけれど、聖だけが現代の日本人で、他はみんな中世の人というのが、深夜アニメによくあるラノベ原作の異世界転生モノっぽい。
しかし精悍で正義感の強い好青年というキャラクターは、死してなお欲にまみれた世界の、違和感な存在としては良いのかなと思う。
途中どうなることか不安にもなったけれど、スカーレットと聖のラストは、綺麗に終われたんじゃないかな。
好みとしては『バケモノの子』や、『未来のミライ』くらいのスケール感が丁度いい。
果てしなきスカムービー
人は何のために生きるのかという非常に重いテーマをこれ以上ないくらい薄い内容にした近年稀に見る駄作。 この脚本は正直ド素人以下、ビジュアルも中途半端な3Dが多く普通。 細田監督は素晴らしい作品も作っておられるので練りに練った脚本が出来るまで休むか、初期のように他者にお任せしてはどうでしょうか。
無駄に長い
公開初日のレイトショーで鑑賞
スカーレットの喘ぎ声とか唸り声とか、嗚咽とか息遣いとか、なんかもういちいちうるさいとしか感じなかった
聖も堅物過ぎるだけで正直魅力が無い
果たして現代人である意味があったのだろうか
「ちょっと未来」の人間でも良かったのでは?
スカーレットの心が特別成長する訳でもないのに終わりまでが無駄に長いと思う
予想通り海外の方がきちんと評価されている。
私Anarchistはそこまで細田守のファンでは無いが一応同監督の作品はきちんとチェックしてきた。今作を見た感じをざっくり最高点星5つで評価するならこんな感じになる。
物語/脚本/台詞★★
音楽★★★★
作画デザイン★★★★★
声優★★★
編集★★★
スカーレットの作画デザイン自体は個人的な好みから最高得点。実際このデザインの美しさに惚れて今回楽しみにしていた。いやー。思っていた以上にファンタジーでびっくりした。笑
それ自体は別に良かったが物語の流れが単純で復讐をするだの許せだのつまらんというか。興味をそそられるものではなかったのでイマイチのれなかった。最近のアニメはCGと融合させたものばかりだ。今作もポリゴンを使いまくっている。個人的にはポリゴンはあまり好きでは無いが作画としては美しかったのである程度許せた。しかし何故か作画がスカーレットを除いてとっ散らかる場面が多い。作画自体もかなりクオリティの差を色々な場面で感じた。恐らくこれは実験的にやったんだろうけどこっちは普通に統一されたスタイル見せてくれたらそれでいいんだ。。。笑
アクションシーンは凄く良かった。戦うスカーレットがとにかくかっこいい。いちいちやめろと口出ししてくる聖が途中までかなりうざい。笑
ちょっと思ったのは聖のキャラが可愛い女の子だったりもうちょっと魅力があれば評価はかなり変わっていたのかもしれない。。。
あとフラダンスを踊るシーンがあるがマジで意味がわからない。わざわざ入れる必要性を全く感じなかったし爆笑した。他にも急に歌ったり踊るシーンはあったがフラダンスほどではなかったから別に気にはならなかった。確かに聖の動きはやたらクネクネしてて変だけど。笑
後は細田守監督が書いたオリジナルの曲?くっさいというか。あまり好みではなかった。編集もイマイチなところがいくつかあった。先ず映画始まって最初の1秒が眩しすぎるだろ。そういうのはどうかと思うぞ。
とにかく話はディズニーアニメレベルだと思えば別に普通だし時代に逆行するような平和主義のメッセージ性がある映画だから過剰に叩かれてるようにも感じる。傑作とは言えなかったが突っ込みたい要素は沢山あれどそこまで酷い出来の物では全くなかったし見どころはそれなりにちゃんとあった。この作品が再評価される日もいつかは来るのかも?しれない。
芦田愛菜ちゃんは声優として素晴らしかったと思う。まぁー暫くは見ないだろうがいつか見返す日も来るとは思う。。。
追加: 12/9
なんとなく予想はしていたが海外の方がピュアな心を持って鑑賞する人が多いのでは?と思っていたが実際国内のように気持ち悪いぐらいに叩かれていないことに安心した。日本人は自虐的だし他人の意見に流されやすい。その辺りを改める必要があるだろう。どんなジャンルが好きか嫌いかで全て評価するのではなくて作品全体としてきちんと完成度を評価する、クリエイターの意図を読み取ろうとするのは映画好きがやるべきことかもしれない。フランチャイズ買い漁ってるどっかのネズミーの大量生産型の微妙な出来の作品には媚び売って高評価付けてる評論家達はもう少し真面目にこの作品を見るべきだったと思う。SNSの過剰な薄っぺらい酷評も含めて残念な世の中である。
感情移入出来ず…
前作の様に、現実に実在する時間や土地が無く、全くの空想世界。それも殆どが死後の世界なので、戦いでも人が死ぬわけでは無く、虚無となるので、大勢がボロボロに分解してゆく。大砲や火山弾に人々が吹き飛ばされ最後には居なくなる。細田ワールドには今までに全く無い展開だった。
前作は高知、東京の殆どの場所へ出向き、夜行バスにも乗ろうとしたが、コロナで叶わずと、映画の世界観に浸る聖地巡礼の楽しさも知り主人公への感情移入が出来たが、この映画で出て来た都会のシーンも何処かわからず、そこで踊るダンスもあまり好きな動きでは無く感情移入が出来なかった。
映画が終わり、皆が席を立って居るのに、完全に熟睡モードのカップルがこの映画を表していたのでは…
芦田愛菜は良かったが、オチがひどい
スカーレットが毒殺されてしまい、死後の世界を彷徨う物語だが、お前らいつ死んだの?っていう仇役たちが普通にいたり、この世界観どうなってるの?と終始モヤモヤ。
中世ヨーロッパが舞台なのに、現代の日本人が突然現れて一緒に旅をするのも、必然性が無くて意味不明。その聖は現代人らしく非暴力を貫くんだけど、後半2人ほど殺すのもよく分からなくてモヤモヤ。
現代のシーンのインド映画か!ってツッコミたくなる突然の歌とダンスも意味不明。
トドメは最後に夢オチという、強引な終わり方。死後の世界の不自然さはそれで少しは納得したけど、映画を観てる間ずっと違和感にモヤモヤしてたから、そんなのズルいとしか思えない。
うーん、お金払って観るものではないかな。
唯一良かったのは意思の強い主人公のお姫様を演じた芦田愛菜の演技だけかな。そこは新境地という感じがした。
再度挑戦
かなりの精神世界の話し。
設定は面白い、スカーレットのビジュアルも芦田愛菜の声優としての演技も歌も良い。
だけど聖のビジュアルがダメ、竜と魔法使いのようなおばあちゃんの設定が不明なまま、何より脚本が全く良くない。
スカーレットは泣きすぎだし必要なエピソードがなく、不必要なエピソードが長すぎる。
すごく良い設定なので、もう一度脚本からやり直して欲しい
映像・アニメ、音響は素晴らしい!けど…
多くの方が述べられている気がしますが、素晴らしい質のアニメーションでした、けど─・・・といった─
大筋とか世界観とか設定なんかもよく練られた大作だったと思います。冒頭のスカーレットのシーンはかなり見入ったし、期待値マックスで見出したものの、自分の中では最初だけだったなぁという印象でした。
とりあえず、嫌だったところを─
人同士の会話や混じり合いの演出がことごとく嫌でした。自分には合わないといったところ・・・でもなさそうな気もしましたが・・・
キャラ設定がことごとく崩壊していた印象。スカーレットはどんな人なのか全く意味不明だったし、聖などというキャラはすんごく悪く言うとまるでお人形さん?といった印象で、コミュニケーションで心を動かされたシーンは皆無です。
とにかくシナリオがちょっと・・・という感じです。
映像は素晴らしかったとはいえもっと解像度が良くないと中身が中身なので相手にされない気がしました。音響とか音楽で迫力ある絵になっている気がしましたが、キモにもなっていた音楽とかキャラなんか全く良くみえなかったし、なんか異様に地味に見えてしまって、ちょっとガッカリ・・・まぁ勝手に期待値を上げていたからなのかもしれませんが・・・
豪華なCVは全く効果的だと思いませんし、集客のためとしか思えないのですが、いまどきそれによる作品への影響は果たして・・・とこの監督の作品では常に思ってしまうところであります。
失礼いたしました。
いつから分岐してしまったのか…細田映画。
まず…細田映画としては1.5、抱っこ上映としては1.0、細田映画じゃなければ2.0、厳しいとしか言えないのが残念過ぎる。
似たような西洋復讐物と言えば最近だとアニメ版のロードオブザリングだと思う、こっちはアニメとして作られた映画としては評価は全然高かった。
今作は生でも死でもない世界でも死ぬと完全に死ぬそんな世界が舞台、それはまぁ良いとして色んな時代の色んな人間が居る…と言われている(らしい)この辺から物語がおかしくなっていく…。
戦争がのある西洋の16世紀の考え方と現代の若者の考え方でまず観てる人がそらそうなるってなる。
色々な世界と言いつつ16世紀の西洋の人しか出てこないから現代人が戦いは良くない話し合おうとか言ってどうにかなるわけもなく話のベクトルちゃんと決めてないんじゃないか?ってなる。
細田監督レベルの人に起承転結の話をするつもりはないけど何を訴えたいのか、何をしたいのかが正直ブレブレのまま最後まで行ったので凄い残念な映画だった。
やっぱり細田監督の映画って老若男女関係なく楽しめる映画のイメージが強いのだけどここ最近の映画ではそれが見えて来ず。残念な仕上がりの映画ばかりなので次回もかなり不安な今回の映画でした。
正直一緒に観に行く予定の人と予定合わなくて観に行った後にもし観るなら評価見てから…となってしまうそんな感想でした。
正直印象選べない映画初めてだよ…w
49日?
細田守監督が死後の世界に関心があるのかは知らないが、まるで成仏する迄の艱難辛苦のような道程、黄泉の国のロードムービーだった よくカルマや業などと呼ばれてますが、現世と状況変わらないのは辛かった 他の作品で石坂浩二が言っていた:例え正義でも復讐すれば罪になるというお言葉を思い出した、けれども確かに赦すのは難しい あの場所を目指すのはまるで国を失った難民のようだったし、ゆりかごから墓場までの福祉国家デンマークだし、なんとなく言わんとすることが伝わったような気がしました(気がしただけ...)
墓守が宮野真守と津田健次郎という贅沢さ(無駄遣い)2人とも出ずっぱりだからたまには楽しかったろうなぁ 酷評ですが絵が美麗で音楽ばかりの竜とそばかすの姫よりは良かったです
アニメーション(動画)としてのクオリティは高い
過去一の駄作でした
細田守のファンです
サマーウォーズは聖地巡礼もしました
個人的に過去一駄作です
内容がまとまってないです
細田守作品は3年に一度作品を作ってきましたが今回は4年という月日をかけて作成してました
その為期待してたし、未来に希望を持てる作品を望んでいました
結果は感情が動くことなく虚無になりました
ディズニー、ジブリ、今際の国のアリスの劣化版作品のように思えました
3Dの作画ではなく心温まる2Dの昔の絵が好きです
細田守作品サマーウォーズが好きだからこそ今回始めてコメントしました
細田守の3Dの技術を活かしてゲームの世界は3D
細田守が描く日常を2Dとして
新サマーウォーズ
キャッチコピーは
僕らの夏が帰ってくる
これで細田守は復活できると思います
「許せ」と言われたら許します
素材は良い気がするが
ハムレットはもっと重厚な物語でした、、、
私は細田作品は
デジモンぼくらのウォーゲーム
サマーウォーズ
時をかける少女
が好きでした。
サマーウォーズはデジモンの演出で
細田さんに期待してパートナーと行き
面白かった思い出。
サブスクなどで
雨雪、ばけものの子、そばかす姫は
あまり好きじゃなかった、嫌、虚無だった。
最初はよくても、最後に向かうにつれモヤモヤ。
そしてスカーレット。
好きな人には申し訳ない、
個人的には今までの作品でも感じたが
細田さんは長編の物語作りが苦手なのでは?
と思うことが多くなり、スカーレットで
明確に演出専門に戻ってほしいと感じた。
物語を最後に進むにつれ尻窄み
霧のように離散する感覚。
ネタバレ、ネタバレか
いやもう内容が薄くて思い出せない。
テーマが重いのに脚本、物語が薄すぎて
カタルシスもない、復讐からの
希望的未来へ進む話なのに
皆なんでそんなにとんちんかんなんだ。
ハムレットは元々深い、神曲もそう。
・あの竜の立ち位置は?(ファンタジーだからとかじゃなく、スカーレットが許そうとしたのに龍が敵を殺して現世にもどって『私は許す』のどこに感動したらいいのか。)
・地獄って死んだ人間が大きい顔できるくらい
緩いのか?(敵役が死んでるのもつっこみ所だがなんで側近まで?)
・え?何故そこにいきなりの令和日本人?
・焚火はわかったよ、わかったから。
・お父さん、現れたら冷めませんか?
・死にかけて目開けるまでの短時間で
敵に会えるくらい地獄は狭いのか?
駄目だ、頭が、
別に全部語らなくても面白い作品はたくさんあります。考察系もエンディングの意味は貴方が考えて系も、シュール系も大好物です。
ただこんなに薄いよくわからない
物語では何も残らない。
考察系でも、エンディングの意味は貴方次第
でもない。そこにとってつけたような台詞
多分、カタルシス要素やドヤ要素を水で
薄めて上積みに浮いて漂っている状態。
なんだか疲れた。アニメーションは綺麗でした。
これならもっとシュールに寄せたカオスに
した方が面白かったのでは。
※今【この映画を評価できない人は教養がない】
と仰せの方がいらっしゃるようですが、
まず、この発言が教養がありません。
別に好きなら好きでいいんですよ、否定派を
態々貶めるためにそう言ってるなら
それこそ教養がありません。
初めて映画みたんですか?
映画なんて教養なくとも楽しめないならそれは
もう映画じゃないですよ。
古典がわかれば楽しめる映画はありますが
この映画は古典を知ってようが知るまいが
ひどいのです。
この映画の中でハムレットの台詞を
逆に言ってますが、本当にハムレット読んで
落とし込もうとしたのか安直すぎます。
【教養】をたてに否定派を下に見る
表現にこの映画をだしてるならそれこそ
この映画に失礼です。
純粋に映画の好き嫌いで評価してる方が
余程教養ありますよ。
今の時代には評価されないんだろうな
映像は実写を見ている様に美しい。
特にIMAXで見たらそう思うだろう。
実写と合成しているのかと見紛うほどに。
アクションも素晴らしいと言って良いだろう。
かなり斬り合い殴り合いがあるけど大丈夫かな?
内容的には父親である国王を弟である叔父の裏切りにあって殺された王女が復讐に燃える話だが、
色々な人々との交流や戦いの果てについに許す境地に至る話だ。
だが今の時代には理解されない話だろう。
何を綺麗事を、と映画の中でもスカーレット自身が何度も言っているのに最後は殺された父の言葉を理解し叔父を許してしまう。
20年後に評価されるかもっと貶められるか分からないが、今の時代では重要だと思う事だからこそ理解されないだろう。悲しい時代だからだ。
だからこそこの映画を作ったのだろうと思う。
そして取り返しがつかなくなって改めて見ると自分達の愚かさに涙する日が来るのだろう。
そんな映画だ。
中世デンマークの王女スカーレットは臣民に愛されて平和な国家を作り隣国とは友愛と和平で共存しようと言う考え方の素晴らしい国王が父親なのだが、野心家の弟は隣国が攻めてくる前に進軍しようと訴えるが聞く耳を持たない。また野心家が好きな妃は国王を裏切り弟をたきつけて国王に無実の罪を着せて亡き者にする。叔父である弟が王位につき母親である妃は弟の妃に収まった。父親の復讐に燃えるスカーレットは密かに剣術や格闘技を習得し復讐の機会を伺った。ある時復讐のチャンスが訪れるがそれは裏切り者による罠で逆に殺されてしまう。
そこで終わるはずだったが、何故か生きている?
いや生きているのかと思ったらそこは死者の世界で所謂地獄だった。時間も空間も生も死も無い荒涼とした砂漠の様な場所を彷徨い仇である叔父を探す。
時間も空間も関係無い世界。既に叔父も死んでいる。
死んではいるが生きている?不思議な世界。
ただこの場所で死んでしまうと消えて虚無となる。
生きている形を維持したく見果てぬ場所(所謂天国)
を亡者は目指す。時代も国も何もかも違うのにそこに行きたがる。地獄の苦しみから解放されると信じているから。
そんな折どこからとも無く現代日本の救命士の聖と出会う。彼は死んでいる事を理解できず?この世界の事も理解していない。盗賊に襲われても襲った相手を救護していまう。
スカーレットは呆れるが、聖は盗賊を簡単に殺してしまうスカーレットにそうではないと説き彼女のブレーキとなるべく一緒に旅をする事となるのだった…
果たして仇の叔父は見つかるのか、時代も価値観も何もかも異なる二人は分かり合えるのか?
見果てぬ場所には行けるのか。
全854件中、761~780件目を表示
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