果てしなきスカーレットのレビュー・感想・評価
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スカーレット知らなかった自分
自分は泣けたが、いきなり踊りだすのはアメリカンミュージカルだけかと思う。
そういう意外性は知らない人は白ける。
死んだ世界の創造力がないと辛いし、説明不足。
はっきり言うが、題材は良い、悲運な女性主人公も好きで自分は泣けたが。
いきなり政治云々の親父の活動内容がぼやけてると思う。
人を選ぶと思う。
2025/11/24 映像はすごくきれいだった。映画館で予告が流れ...
虚無感を感じた
国境も時空も越えた死者の世界
感想が分かれているみたいですが、自分は面白かった派です。
「竜とそばかすの姫」はデジタルの光の美しさが印象的でしたが、本作は自然の光の再現度が素晴らしくて美しかったです。実写のような背景にキャラクターが存在してます。だから、俳優さんメインの声出演なのでしょうか?
ダンスシーンは、自分がミュージカルも観るせいかかなり好き。ハワイとモンゴル?の装束のふたりが踊ってる国境ない感じとか。渋谷の街では、本当は踊れない聖が踊れてることで、あり得ない世界なのだなと思いました。スカーレットがこの場にいることもあり得ない、バックで多様な人々がひとつになってポジティブに踊ることもあり得ないという。こんな世界があったらいいのにのパートに思えたのですが。
空からの龍はえんま様みたいで「来た、来たー」と思ったし、反戦のテーマもしっかり伝わってきたし、観てよかったなと思いました。
なんでこんなにラビュー低いのか分からない
レビュー見たんですけど、あーそうなんだ。でも細田監督だし観たいなと思って観に行きました。厳しい事を言うと、今の日本の生活にいる若い子には難しいのかなって感想です。これに近い生活を送っている国の人にも言えます。個人的にはスカーレットの心の葛藤がとても分かりやすくて人の汚い所や今世界で起こっている紛争に繋がることがよく分かる場面も有りました。人って許す事はとても難しいですよね。
普通に良かったです
スカーレットを描くための作品。
初めて細田守監督の作品を観ました。今回は劇場の予告で何度となく見て「綺麗な映像だ」と思い、三連休初の休みでやっと観ました。
多くの皆さんが様々なところで酷評していますが、私は細田守監督の作品を初めて観たからかもしれないが、綺麗な映像で迫力があってなかなか良かったと思います。
芦田愛菜さんのスカーレットは素晴らしかった。それ以上に役所広司さんや染谷将太さん・・・とそうそうたるメンバーが緊張感のある雰囲気を作っている。
確かに、ある意味、言いたい事を登場人物がストレートに言っていたことは多少気になる。そしてスカーレットを監督が愛しすぎているような作品だと思ってしまいました。スカーレットを作り出すための作品だったのでは。考えすぎかな(笑)
聖らしくスカーレットらしく
原作にひかれて見に行って私は作品にあえて良かった。国王の復讐の為にただ我を忘れ、一見死に踏み込んで自分がないスカーレット。勇猛果敢で生きる為の術がよく判っている。対して生きるを繋ぐ為にある現代のERナース聖、公平性平等でありそれが護られてると信じてる現代ののんびりした感が目を引く。この交差が実に楽しい。在り来たりのように見えて疲弊する現代の医療にも一石を投じてる。命をかけてやり遂げたいもの?その惜しみ無い苦労をしてまで を今回は語り尽くしてくれてありがとう。今与えられているものについて、自分が踏ん張って獲得した経緯が思い出された。近頃の運だのチャラさは払拭出来た気もする。
それからスカーレットが聖と出会えて成長していくのにイチイチ泣けるのだが、それはストーリーを追い掛けてばかりだと見えない。どちらかが生きていてどちらかが死んだ者として、自覚しあった結果、未来を譲りあうのだが、スカーレットの復讐より聖が受け入れた現実も又、
使命を果たした結果であって、その清々しさに驚ける表情だったりする。命が無くなる事ではなく生ききったから、互いは別々であっても生きていく みたいな最後は神々しくエンドロールが終わるまで席が立てなかった。
大量の涙すぎる。スカーレットが出会えたのが聖で良かった。又見に行くであろう作品。
芦田愛菜ちゃんのひとり劇と歌を聴く映画
芦田愛菜が作品を救う
勝手に細田監督と一問一答
質問
死者の国の住民がどうして急に踊りだしたりするんですか?
回答
なんだかんだでインド映画の影響を受けちゃってるんです(笑)
質問
マツケンサンバの雰囲気も感じて、とても楽しくなりました。
回答
バレちゃいましたか。マツケンサンバのリズムが体に染みついてしまってどうしようもないです。
質問
死者の国では、時代も言葉も異なる人々がどうして会話ができるのですか?
回答
実のところ僕もよくわからないんです(笑)
ばば様に今度、聞いてみます。
質問
全体を通して見ると、支離滅裂で、監督の整理できていない頭の中を見せられている気がするんですが、この辺はどうお考えですか?
回答
大変、失礼ですね(笑)。僕も締め切りに追われて大変だったんです。あの宮崎監督の『君たちはどう生きるか』だって意味不明だったでしょ。
質問
結局、平和を思う気持ちと、隣人への愛が大切なんですよね。
回答
そうなんです。僕が皆さんに伝えたいことはまさにそれです。
質問
安っぽいヒューマニズムに溢れるセリフが連発するのに、何か高尚なものを感じたのですが、芦田愛菜さんの力でしょうか?
回答
ハハハ(笑)。僕も最初の試写でびっくりしたんです。これは、僕の作品じゃない。芦田愛菜に作品が乗っ取られている。彼女を主演に選んで正解です。
個人の感想です。
率直に言って面白くない
初日に見に行きましたがタイトルが全てというか、映画としては成り立ってるけど
エンタメとしてははっきり言ってつまらないです。
教訓的な寓話として見ても単純すぎるし
大の大人達が何年もの膨大な時間を注ぎ込んでまで作るようなものじゃないです。
中学生の作文コンクール受賞者が書いた物語の方がよほど心に残るでしょう。
あらゆる登場人物のセリフはいちいち説明臭いし、
行動の動機が終始単純すぎる上に信念も葛藤もなく淡々と進んでいく。
結論ありきで舞台が動いてるので途中途中の行動が誰も彼もアホみたいで引っかかるし、
とはいえそれらに意味は何もなく、ただ結論を伝えたいだけの物語。
古典文学を現代解釈でアレンジってのはよくある作劇手法だけど
それって描かれた当時よりはるかに価値観が複雑化した現代社会にどう反映していくかが大事なのであって
舞台や人物を現代風にただ置き換えればいいってもんじゃないんですよ。
それなら古典を古典のまま映像化すりゃいいだけなんですから。
子供向けとか大人向けとか以前に見てる人を馬鹿にしすぎです。
監督は根本的に鑑賞者の読み取る目を信用していないか、
共感力とかそういうものを根本的に理解できないんだと思います。
なんでそんな人が人々の感情を題材に説教臭い話を書きたがるのか理解できない。
エンタメ作家として開き直った方がまだ良い作品作れると思いますよ。
個人パワーでは作れないお金かかってるだろうなって3D映像体験はできるので
まぁ映画館で見る意味はなくはないですが、わざわざ大作を期待して見に行くようなものではないです。
スカーレット
いつも読む専ですが初めてレビューします。
SNSであまりに低評価が多すぎたために観に行った。細田監督作品はすべて履修済み、ダントツに好きな作品はないが『バケモノの子』の熊徹のあのラストで、気持ちやメッセージ性の強いものを描かれるんだなと感じた。
「成長」と「愛」がテーマ。どの作品もそれは一貫して変わらない。時にラストありきのストーリー構成になったとしても、それがご都合主義に見えたとしても、この作品で伝えたい言いたいのはこれだ!ととても強い思いを感じる作品が多い。
元々私はジブリが好きで、今回の『果てしなきスカーレット』鑑賞中もそのエッセンスをずっと感じていた。
『もののけ姫』『風の谷のナウシカ』『君たちはどう生きるか』
祖父から孫たちへ「どう生きたい?」とゆっくり考えさせてくれる優しさは今作になく、死に際という生の極地で何を為すか、その一瞬一瞬の問いかけが多かったように思う。
全編通しての生死の争いと、あの渋谷でのダンスシーンの異次元なほどに噛み合わない温度感に不謹慎にも笑ってしまったが、もし私が渦中に、死者の国のようなあの場所にいれば感じ方は変わっただろうか。
あの渋谷が現代日本でないのが少し切ない。殺し合い、復讐の連鎖に現代日本は入っていることになるから。
言語の垣根を超えた歌やダンスを神のため、時に隣人のために披露するシーンがある。
人が人を癒し、人が人を殺す。そういう人もいる。その世界で何を選びどう生きるのか、問われた気がした。
予告編のスカーレットの声が実はあまり好きでなかった。映画館でわざわざ観なくていいかと思っていたのに、公開初日のSNSでアンチが多すぎて自分の目で確かめたくて観に行った。
結果、芦田愛菜が非常によかった。
誰だ経歴の汚点になると言ったのは。代表作の1つになるじゃないか。
細田作品で1番好きなキャラクターはスカーレットです。
そこまで酷いとは思えない
いい部分もたくさんある。
どうも細田守の脚本ばかりに目がいってしまって平均が下がっているようだけど、映画は脚本だけじゃない。
声の演技、CGデザイン、モーションの滑らかな動き(ダンス除く)、目を見張る点はいくらでもある。
問題は作品のデキではなく、こんなにデカい箱を開けて、1日に十数回も回すという判断をした側の責任だ。劇場・東宝や大手広告代理店も、過去の数字ばかりをあてにして、細田守の近年の作品を碌にチェックしていなのだろう。だから世間のニーズを拾いきれていない。興行だけではなく他の作品も割を食う形で大失敗。
「Chao」や「トリツカレ男」はまだマシ。この作品の失敗はダメージがでかすぎる。
公開週の3連休でガラガラって終わってる以前。
令和版「走れメロス」
言いたいことは分かる
作品の意図するところは分かるんだけど、そのための脚本と演出があまり魅力的ではなかった。
あまりにも唐突に空から謎の龍が出てきて、砂漠で踊りが始まった時、もう家に帰りたいと思った。
せっかくの映像美と豪華な俳優陣だったが、誰もこの脚本にストップをかけられなかったところに違和感を感じるような、監督が盛り込みたい要素をとりあえず詰め込んで勝手に気持ち良くなっている作品だと感じた。
初日舞台挨拶で俳優たちが「感動して涙が止まらない」「細田監督作品には出つづけたい」と言っていたが、本心なのだろうか。私がその俳優なら断りたいし、ファンタジー寄りの作品である限り本業声優の人を使った方が良い作品になると思う。
制作陣へのリスペクトを込めて点数での評価はなしとします。
細田守という人が恐ろしい
内容に関してはもう皆と同じような感想になるので割愛します。
それより根本的に指摘したいことがあるのです。
そもそ作品において、脚本の出来が悪いというのは大いにマイナスになります。
漫画や映像作品というのは最悪絵は下手でも話が面白いことの方が大事。
話が面白くないと絵が良くても見てられないからです。
漫画の編集者さんは大前提としているところですね。
上映中のアニメ「トリツカレ男」はキャラデザに癖があるものの、内容の面白さで圧倒的高評価を得ているのが証拠ですね。
奥寺佐渡子さんに頼らず、宮崎さんみたく脚本まで自分の作品にしたいという姿勢はいいのですが、細田さんは物語の基礎が出来てないのではないでしょうか。
テーマやコンセプトを思いついたらプロットで大筋を作る。ここまでは多分出来てるのでしょうが、いつも設定の裏付けとキャラクターの作りが甘いです。
例えば今回のだと、時代の関係なくなる死者の世界なのに、大半が中世の人間だったり、見た渡す限りの荒野なのに水と食料が普通にあったり、馬はわかるにしても(死亡時に一緒に来たのかも?)ドラゴンはなんなのでしょうか?異世界とも繋がってるの?などなど挙げればキリがない。
「よりによって看護師の俺が」って男のセリフ一言にすらちょっとリサーチ不足なのかなと感じます。
簡単に言えば、とにかく雑。
テーマを掲げてもそれに対する思想が薄い。
芸術の界隈にいる人間ならわかると思いますが、本人の思想や魂的なのは1枚絵ですら現れます。
新海さんや庵野さんとかと比べるととにかく薄っぺらいのです。
脚本を指摘された「未来のミライ」から反省もせずに3作連続駄作を作って、本質どころか前提にすら気づいてない(多分)彼の映像作家としての精神を疑います。
私にはそれが恐ろしく感じました。
今年一番、評価を気にせず観て欲しい
終始イライラする
まさに駄作と言っても過言ではない。
絵は綺麗だけどダラダラと話なげーなというのが素直な感想。
世間知らずなお姫様が復讐に燃える最初の展開は良かった。
お花畑な日本人の男が出てきてから話が一気につまらなくなった。
綺麗事を言って日本のガラパゴスなお人好し思考を押し付ける男に終始イライラ。
それに感化されトドメを刺さずに何度も逆襲されるお姫様にイライラ。
ご都合主義展開やポリコレ展開にもイライラ。
タレント声優の演技にイライラ。
余計な歌やダンスにイライラ。
お姫様は綺麗事を言ってるけど、デンマークもその後植民地侵略してるからお姫様の綺麗事は役に立たなかったんですよね、と心の中で突っ込み入れながら見てた。
最後のシーンでシクシクと大きな鼻音を立てて泣いてる人がいたのに驚いた。
これで泣ける人もいるみたいなので、人によっては感動の作品なのかもしれない。
この作品を海外展開したら、日本人のお花畑思考に海外の人がついて来れるのかな、と作品を観ながら思った。
日本アニメの評判を下げてしまう作品にならないか心配になった。
素晴らしい映像体験!!
全855件中、561~580件目を表示
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