「王女が一人で盛り上がってるなぁって印象の映画だった。」果てしなきスカーレット ツネさんの映画レビュー(感想・評価)
王女が一人で盛り上がってるなぁって印象の映画だった。
・前評判がとても厳しくてどれほどかと思ったけどそこまでかなって印象だった。絵がきれいだったので観れた気がする。とはいえ。
・16世紀のデンマークの王女が王様である父親を謀略で殺され、その復讐に燃えるが毒殺され、死後の世界でも復讐をとげるために奮闘するという話だったと思うのだけど、色々とわからなかった。
・死後の世界も普通に生きてる感じで、更に死んだら虚無になるっていう設定はもはや、死んでなくていいのではと思った。ドラゴンみたいな怪物が一体いるだけだし、対して変わらないようだったし。
・王女が何かしらの形で殺されて死後の世界にいるんだなぁって思ったら、何故か復讐相手も死後の世界にいたり、部下もまるごといたりして一体なにがあったんだという事が気になった。後半で王女に盛った毒を自分も飲んで死んだっていうあほみたいな死因でなんだそりゃと思った。
・王女が父親を殺した父親の弟を暗殺しようとして眠り薬をもって眠った所を殺そうとするも毒を盛られて倒れていた。その後どうなったんだろうと思ったらそこで死んでいたらしく、その割には軽症に見えたので驚いた。
・死後の世界で多分、現代日本の看護師の青年と会っていた。時空を超えて死後の人たちとが接触するという設定は面白いなぁって思ったら現代の人間が看護師の青年だけっぽくてもっといろいろいていいんじゃないかと思った。
・ラスボスが何で王女の仇なのかが不思議だった。死後の世界で虚無になってない人たちとなってる人の境界線もよくわからなかった。死後の世界で死ぬとなるのか、直行で虚無になるのか。もう一度死ぬということなら世界中で時空も超えるから相当数の人たちがいるだろうし、その頂点ならもっと別の人なんじゃないかって思った。
・天国?へと皆が行きたがっているっぽかったけど、町で楽しそうに生活してるようだった。ちょっとぼんやりしてたせいか、急にクーデターみたいになっててじゃあ、なんで町で暮らしてたんだろうとか思った。
・ドラゴンの存在について何も説明がなくてなんだったんだろうって思った。何故か最後消えてしまっていた。
・四天王っぽい敵があっけなく負けてて驚いた。
・看護師の青年が殺されたんだろうなっていうシーンが三回くらいあって、多いなぁって感じた。
・王女と青年が普通に会話してたのが不思議だった。あと青年が最初から順応しすぎてて不思議だった。
・王女の母親が一番嫌な奴だった。なのに生きてるし最後も悲鳴あげるしで嫌な気分になった。
・キャラクターが全体的に何か薄く感じられた。
・色々と説明がないまま話が進んでいって王女が一人で盛り上がってるなぁって印象の映画だった。
・ラスト、演説シーンで人、多すぎるだろって思った。
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