「正直、つまらなかった。」果てしなきスカーレット 羅生門さんの映画レビュー(感想・評価)
正直、つまらなかった。
今までの細田作品を見ていると、評価が厳しくならざるを得ないのかな。声優に芦田愛菜を使ったのは失敗でしょう。子役からテレビで聞き慣れた彼女の声を認識してしまうから、生と死のエロスを感じられなかった。岡田将生や役所広司ほか俳優陣の声の芝居はやはり迫力がある。面白くなくはないが、何かが足りない。綺麗なだけの映像と、古典的なストーリー。前作の歌姫のリアリティーのない仮想的空間での華やかさみたいな外連味が欲しかった所だ。基本情報をぶっ込めば、後はAI生成でどうにかなる的な安易な映像だらけだったと思う。今ひとつ締まりがない仕上がりだったように思う。
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