「最後のアリアは好印象」果てしなきスカーレット 星組さんの映画レビュー(感想・評価)
最後のアリアは好印象
賛否の多い作品になり迷ったが
なるほど、と思いながら鑑賞した。
予算のある映画らしく豪華な声優の面々
声に関してはストレスなく過ごせた印象
作画は美しく素敵に思う反面、動くと難あり
アニメなのに動くと…は本末転倒でしょうが
特に3Dになった時の表現は、ふた昔前のCG風
背景がリアルなため人物が妙に浮いてしまう。
背景はいいと思う
だから動くとダメ
静止画なら…秀逸
中世の作家の原作を取り上げた作品。
混乱した時代の物語として違和感は無い
無いが、あの青年の意味はー、と考えていた。
場所と存在の意味をわかっていない綺麗な青年、
途中もしかしたら、終盤やっぱり、と解決
2つ3つの接点の為に青年は必要だったのだろう。
人物は薄く、物語は濃い
未来へ繋げる神話なのか
途中の踊りのシーンは理解できるし、それも良い。
時々、聞いたことのある台詞が出てくるのは「?」
個人的に全面に出るドラム音は場を乱した印象
脚本、物語上、都合のいい場面に関しては無視した。
登場人物の選択、作画、創造した世界
新しい表現は無いけど素晴らしいと思う。
特定の監督作品で無いと思えば秀作。
最後のオペラ風のアリアは凄く好き
楽器で誤魔化せない、普通は歌えない
声楽家ではない人の異例の努力
さすが才女と思う部分だった。
※
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