「スカーレットは芦田愛菜だぉ」果てしなきスカーレット まーさんの映画レビュー(感想・評価)
スカーレットは芦田愛菜だぉ
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いや、愛菜ちゃんが声優としてダメとかでなく、むしろ頑張ってるし。
岡田将生も演技派として名をなしているし、役所広司や市村正親、松重豊、柄本時生ら大御所を声優として配している。
あと、空や荒野、砂漠や海の画像は美しい。
で、それ以外に見る要素がないところが辛い。
そらねぇだろーっ、つーツッコミどころも随所にキラ星のごとく。別に褒めてねーっすけど。
弟に処刑されようとしてる国王が娘に「許してやれ」て言うのか?とか、父を殺した叔父がざんげしてるのを後ろから見て復讐を止めようとして逆に殺されそうになるとか、諸々人として甘すぎ。
現実世界に戻ったら国王に即位していた叔父貴が間違って毒薬を飲んで死んでたとか、どんだけマヌケやねん!
雷を落としスカーレットに利するように見える黒龍の正体も死後の世界の有り体も明かされぬまま終わるし。
てな具合でストーリーがスカスカなんですが、最後に国王に即位せんとするスカーレットが民衆のおばちゃんに「私達貧しいものを苦しめないと誓えるの?」なんて問われ、「違います」「なら私達貴女を支持しまーす!」なんて、16世紀のヨーロッパに民主主義はまだ生まれてないじゃん⁉︎って、思いっきりずっこけましたねー。
細田守監督は、サマーゲームでファンになったけど、前々作「未来のミライ」で、ン??と思ったけど、今回は完全にハズレでしょう。新海誠といい、アニメーター出身の監督はピーク後の劣化著しいのか。なぜこうなっちゃったの⁇
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