「予想はしてたが芦田愛菜がひどい」果てしなきスカーレット BOSEさんの映画レビュー(感想・評価)
予想はしてたが芦田愛菜がひどい
クリックして本文を読む
CM時点で怪しかったけれど、芦田愛菜がひどい。
平場はいいものの、怒り、痛み、昂り、気迫の表現が軽く優等生の学芸会みたい。最後の演説も、旅をした深みが感じられず軽かった(解放された本来の少女性を出したのかもしれないが。)。
今までの細田作品に出ている女優も、そのあたりの表現はできていなかった気もするが、今回はそれらの比重が高いため、いつもと同じレベルだとダメだったのでは。
お陰で見どころのシーンのはずなのに、芦田愛菜の演技にふと冷めてしまう。
芦田愛菜で褒められるところがあるとすれば歌唱力だけ。
映像は綺麗。3D慣れしてないので違和感を感じる部分はないではなかったが。
ストーリーは普通。
展開はちょいちょい唐突に感じる部分がある。
今作で歌にこだわる必要はあったのかしら。
渋谷のシーンにおける電光掲示板のスカーレットは映画中で一番綺麗であったが、歌を介しての聖との時間は、違う表現でどうにかならんかったもんか。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。
