劇場公開日 2025年5月16日

「自分は大泉洋という俳優を誤解していたかも知れない。大いに笑って大いに泣ける126分間、実話が元の原作が劇場版に与えるエネルギーの凄さを感じさせる良作。」かくかくしかじか おつろくさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0自分は大泉洋という俳優を誤解していたかも知れない。大いに笑って大いに泣ける126分間、実話が元の原作が劇場版に与えるエネルギーの凄さを感じさせる良作。

2025年5月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

以前スクリーン上で出会った大泉洋という人は、「清須会議」とか「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」とか「新解釈・三國志」とか「騙し絵の牙」とか、私感では「だらしない印象」の演技が多かったので、この作品も騙されたつもりで観に行きました。しかし結果としてこの作品は大泉洋の記念碑的作品になるのではないかと感じるほど心変わりしました。

主人公の永野芽衣の独白から始まって、短いアバンの後すぐにタイトルが出る手法は多くの自伝的作品で使われているので慣れているのですが、予告編で観た映像が早めに登場してからはドンドンとストーリーに引き込まれていきます。広告宣伝がヘタクソなイメージのワーナーの配給作品ですが、予告編の切り取り方は実に良く出来ていると思います。

大泉洋は地上波での笑いの取り方には長けているので安心して大笑いできるのですが、永野芽衣とのやり取りで涙を誘う演技との落差が激しすぎて、ジェットコースターのように高いところから急角度で落とされる度に、観客からの鼻をすする音が聞こえて来ました。「地獄の花園」「マイ・ブロークン・マリコ」「母性」「はたらく細胞」などの作品では堂々と主役を演じた永野芽衣には、この作品をきっかけに今あるゴシップを吹き飛ばして活躍してほしいと思います。

おつろく
パパさんのコメント
2025年5月18日

レビューを読んで泣きそうになりました。
まだ映画は観てませんが相当よい内容だと感じました。
大泉洋さんはもちろん、永野芽郁さんも応援しているので映画早く観に行きたいです!

パパ
ihatakaeightさんのコメント
2025年5月18日

おつろくさん、フォロー、共感、コメントありがとうございました。斉藤由貴を探せ!は、ご指摘のところだと思います😁ありがとうございます。

ihatakaeight
やまちょうさんのコメント
2025年5月17日

おつろくさん、共感とコメント、フォローまでいただき光栄です!
私、最近TV観てないので大泉洋さんの地上波でのご活躍は存じ上げないのですけど、名優として認知したのは「駆込み女と駆出し男」の長口上を聞いてからです。この役者さん凄いけど誰?・・・って感じでした(笑)。永野芽郁さんはこの役柄みたく素質と存在感は素晴らしいのだから、仮に表舞台から一時的に退くことはあっても諦めずに女優業は続け、再度輝いてほしいです!

やまちょう
REGZA521さんのコメント
2025年5月16日

大泉洋はやっぱり『探偵はBARにいる』が1番好きです。
同格?の松田龍平との掛け合いが抜群に良い。
永野芽郁では女房役としてちょっと…って思いました。

REGZA521
大吉さんのコメント
2025年5月16日

主役の2人とも笑いも涙も演じられる良い俳優さんですね。もっともっと活躍してほしいです。

大吉
SAKURAIさんのコメント
2025年5月16日

美術学校出身なんですね!

私は勉強は全くせずで成績悪かったんですが美術、技術の授業の方が得意でした。小学生の頃は仲間内で漫画家になるなんて言って、Gペンにインク、スクリーントーンもちゃんと使って描いてた時のことを思い出しました。

SAKURAI
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