「大人にこそ観て欲しい名作」カーズ しゃらさんの映画レビュー(感想・評価)
大人にこそ観て欲しい名作
元々は息子が小さい頃に《車のキャラクター》としてハマり、それきっかけで映画を観てみたら見事に自分がハマり、トイストーリーに次いで大好きなPIXAR映画の一つになりました。
カーズランドに行きたくて、2年前に人生最初で最後のつもりで連れて行ってもらった初海外の新婚旅行という名の家族旅行はカリフォルニアでした。
全てが完璧に再現されたラジエータースプリングスで夕闇にネオンが灯るシーンを体験し、フローのV8カフェにもコージーコーンモーテルにも全てに感動しながら生のマックィーンやメーターにも会って、今もその思い出で幸せな気持ちになれます。
TDRで買ったカーズの帽子を被っていったら現地の方に『それどこに売ってるの?』と話しかけられたのも良い思い出です。ネオンサインの点灯式はホリデーソングに合わせてキャストさん達が旗を振りながら踊っていて温かい光景でした。
新婚旅行ではセリグマンに行きたくて夫がレンタカーを借りてくれたのですが片道8時間ドライブは子連れではさすがに遠く、それでもバーストウやルート66博物館、実際のルート66に降り立つことが出来て一生忘れられない経験になりました。
死ぬまでにもう一度、今度はちゃんとセリグマンまで行ってみたいです。ルート66について何も知らなかった自分に、そんな夢を与えてくれた大切な作品です。
今日久し振りに息子と2人でじっくり観たらリジーがバーストウやキングマンのステッカーをマックィーンに貼っていて、息子と『行ったね!』と盛り上がりました。
カーズのお陰でトミカ沼にもハマり大変ですが、《キャラクター》としての認知で終わらせず、ストーリーを知ってほしいです。
カーズは音楽ひとつひとつの素晴らしさは勿論のこと、ルート66に思いを馳せることのできる大人も楽しめる名作です。