ジャッジアイズ 復讐捜査線のレビュー・感想・評価
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変態サークルvs怪物活動
元インターポールの私立探偵ミケルが殺されて、彼に助けられ同僚になった女性キャシーが、捜査に乗り出し巨悪と対峙することになる話。
パブで助けられてから5年後、ミケルが殺されたことを聞かされ警察に呼ばれ、特別捜査官として警察に雇われて犯人を追うことになっていく…のかと思ったら、なんとあっさり犯人は判明?
そしてキャシーとミケルのこれまでのことを挟みつつ、犯人の目的や過去と彼女を追い込んだヤツらの狂気をみせていく。
流石にそれはないだろうという流れとか、そんなババアにそんなあっさりやられる?とか、ババアはどうするつもりだった?とか、都合の良い展開もありはしたけれど、共闘ではないけれどというちょっとユニークな関係性とか、終始胸クソ悪さがついて回る感じとかとても面白かった。
あと2人…?
哀しい過去を持つ女性がある探偵に弟子入りするも師匠が刺されてしまい、犯人を追うが…といった物語。
刺したその犯人もまた、似たような哀しき過去を背負っており…。彼女を追いつつも奇妙な協力関係となり、復讐を目指していく。
内容としてはよくあるサスペンスかと思いきや、主人公とおぼしき1人がまさかの最序盤で!?
そんな敵のジェイミーと付かず離れず持ちつ持たれつ…な展開はユニークですね。
黒幕自体は特に隠されるわけではなく、序盤から分かっている展開で、彼らにどう近づきどう復讐するか…がポイントといった感じか?
にしても、123456は単純とはいえマグレで引き当てるのにはちょっと無理がありすぎないか?w
そんなこんなで、勧善懲悪…とは言えないが普通に予想通りの結末を迎える、普通の面白さのシンプルサスペンスだった。
…と思ったのだが。。
あなたも分かるあと2人…って誰のことか明言されてたかな…?
更に、子どもを作るつもりはなかったが物足りなくもあった…って何か意味深なような。
"うっかり"とは流石にメチャクチャな…とは思ったりしたが、やっぱり実は彼も…ってこと!?
流石に考えすぎかな…?
いずれにせよ、色々考察しがいがあってそこそこ高評価となった作品だった。
バンデラスの立ち位置が... 何故か?しっくりとはこない!?
I AM THE PUNISHMENT OF GOD.
IF YOU HAD NOT COMMITTED GREAT SINS.
GOD WOULD NOT HAVE SENT
A PUNISHMENT LIKE ME UPON YOU.
-- GENGHIS KHAN
最初のシーンから、つまずき、しかも違和感でしかない。何故なら、周りの皆さんがアイルランド英語を話しているのにもかかわらず、主人公のバンデラスだけがアメリカ英語を話している。それはロケ地が、260年以上の歴史を誇るギネスビアーの発祥の地ダブリンで撮影されているために。(※260年の歴史には日本のブルワリーの黒ビールは勝てないのか? コクという字はあてはまらない。)
その事だけではなく、直ぐにつまらなさが分かってしまう。
復讐心に燃える連続殺人犯を題材にした作品でも原題の『Cult Killer』なのにカルトは出てこないし殺人シーンも少なく平凡でありふれた内容となっている。
あたしの独自の法則
製作総指揮者の数が多くなればなるほど、その映画は反比例するように面白さは失われていく。
バンデラスの責任ではないけど... はっきり言って、ポスターや解説を見ると偽りの映画と断言できる。
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