リロ&スティッチのレビュー・感想・評価
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キュートでもふもふ!は納得
この作品鑑賞のために先月2002年公開のオリジナルの方を観たわけだけど……結果的にはそっちのアニメ映画の方があたし好みだった☺
ストーリーラインは同じで、実写化したことでスティッチはCGになっただけ、だと思っていたけどなんか基本的な設定が大人向けにアレンジされた印象。
アニメのナニは不器用だけどリロのために一生懸命な普通のお姉ちゃん。
こっちのナニは成績優秀、サーフィンやらせたらトロフィーの嵐、大学の奨学金GET、みたいなワンダーウーマン。それなのに日々の生活に追われて自分の人生をリロのために諦めたり、支払い滞って詰んでるような描写が些か不自然な感じする。(そんなに賢きゃもーちょいなんとかなるだろ、的な💦)リアリティがなく見えちゃってるからなんか腹落ちしない……
とゎいぇ、脇を固める登場人物には良いアレンジが施されていて魅力的な面々になってるし、終わり方も上手く次に繋げられるような形にもなってるから続編出来るんだろーなー、きっと。そして続編出来たら観に行っちゃうんだろーなーあたしも。
AI?
アニメはアニメのままがいい⁈
とっても良かった
リロ&スティッチ初見、責任(クレアナ)とはある種の肯定
映像尺108分なのがありがたい!
テンポ重視のせいか、展開が唐突だと感じたところもあったけど
昨今のディズニー実写化としてはコンパクトだね?いい!
リロは大人を困らせることもあるが、6才にして(スティッチを受け入れることで)彼女なりに壊れた家族を新構築しようとするのには尊敬する。
そこには「責任」が伴うということを姉のナニが言っていたのが印象的だった。
ナニはその重みを十分知っているだけあって、
それが叱責かつ、リロに1つの役割を与え、あなたを信じるという肯定宣言にもなると思った。
家族って素晴らしい。
ところで、実写パート序盤のカメラワークめっちゃよかった😭
実写化に当たってリアリティを損ねない良改変
予告を見ていて、スティッチがふさふさしていて牙や舌のリアルさが
生々しいなと感じてちょっと心配していたのだけれど
自分は非常に面白かった。
基本的なストーリーはアニメと変わっていない。
アニメだと個人的にリロに腹が立つことが多く、
ニナにも苛々してしまうことがあった。
映画だと実写になっている分、スティッチの”いたずら”も
正直シャレにならないレベルではある。
その分全体的なトーンはやや抑えられてはいたとも思う。
実写版のリロにもやはり我儘だなと思うシーンはあったが
ニナについては年若く妹思いで一生懸命な等身大の姉という感じで
アニメより非常に好きだった。
エルビス・プレスリーがかなり出てきたアニメ版と違い
現代の流行っているハワイ出身ミュージシャンのブルーノ・マーズの曲を使ったり
二人きりで暮らす姉妹に対して公私人が介入しようとしたりするのは
リアリティがある焼き直しで非常に良いと思った。
アニメの実写化はただ忠実にやってもリアルさがなくなるし
その違和感を無くすための改変は必須だと思う。
『家族』というキーワードは当然として、今回の実写映画では
『責任』という言葉も繰り返し出てきた。
家族だから我儘や自己犠牲が許される訳ではない。
それぞれの責任を果たしつつ助け合って生きていくのが家族。
スティッチがリロを助ける為に自己犠牲を選ぶ責任の取り方も驚いたし
一度は妹大事さにスティッチを見捨てかけたナニが
助けると決めた時の力強さがあまりに恰好良かった。
見た目に反して重たく持ち上げられないスティッチを
デイヴィドなら持ち上げられるのかもしれないが、
そうではなく彼女自身が一人で、海底を走る選択をした姿が最高。
筋肉のしっかりした美しい肢体がまたリアリティがあって良い。
ラストでナニが進学できたのも、
トゥトゥがリロの面倒を見てくれるのも、
現実的で真っ当な幸せだったし、ご近所さんで大人であるトゥトゥの
責任の果たし方でもある。
しっかりスティッチのワープ技術をナニが使ってサプライズで帰ってきたり
まるでドラえもんの立ち位置にスティッチがいて
リロだけでなくナニが普通にそれを受けいれているのもとても良かった。
ハワイ出身のキャスト・スタッフが多いのも好印象。
リロとナニのキャスティングは本当にとても合っていたと思う。
サーフィンもフラもできるのがオーディションの最低条件だったらしいが
そこも良かった。
監督のインタビューも読んだが、確かに孤児の姉妹を周りが放っておく方が
ありえないと思う。
非常に良いラストだった。
少なくとも実写化するに当たって、それによるリアリティを損ねない良改変だったと思う。
実写路線の内容改変はあったものの周りの環境や展開的にリアルな辻褄合...
実写路線の内容改変はあったものの周りの環境や展開的にリアルな辻褄合わせになっていて良い実写化だったと思う。大人になった今見ると姉のナニの途方もない努力と根性、そして寂しさが身に染みた。今回はそこに”ちゃんとした大人達”が関わってくれていて個人的に良かったと思った。
実写のスティッチはアニメ版で言っていた通りモフモフ度が増して確かに可愛かったが反面実写化したエイリアン達の気持ち悪さがなんかアレだった 笑 リアルさは良かったけれども…笑
そしてなんといっても改めて山寺宏一という人の凄さを感じる吹替作品だったかと。アニメ当時の吹替とほぼ変わらないってどういう事なんだよ…というかあの声マジでどっから出してんだってくらい声の魔術師すぎる山ちゃんだった…まだまだ健康•現役バリバリでこれからも進んでいってほしい。
実写成功作なのでは?!
Blue Hawaii
アニメ映画は見たんですがなんとなくしか覚えておらずだったので見直しました。
アニメシリーズは確か夕方くらいにやってたのを見たな〜という感じで、スティッチとは結構長い付き合いだなと振り返りながら思ったりもしながら鑑賞。
実写らしい改変が良い方にも転がり、悪い方にも転がったりしていてトータルイーブンなところに落ち着いたかなと思いました。
今作ではヤングケアラーというのを強く描いており、ナニがリロや家族にどう向き合うのかといったところがどどんとお出しされますが、そこんとこがスティッチの大暴れよりも多めに描いてあった割には飛ばし飛ばしになっていたのもあってうまいことのめり込めずだったのは惜しかったです。
ただちびっこの時に両親を亡くして姉との2人暮らしってのは相当辛いと思いますし、そこが表面化してきた現代だからこそ描けるものでもあったなと思いました。
しっかりリロも悪ガキですが、あのくらいの年齢だったらそんくらい暴れてもおかしくないですし、そこにスティッチがこんにちはしてきたらそりゃお祭り騒ぎですよねっていうのも良かったと思います。
アニメ版からは登場キャラの簡略化だったり、エイリアン状態での変装が無かったりという辺りの改変はありましたが、まぁそこんとこアニメ通りにやったら違和感しかなかったと思うのでそこんとこの改変はありかなと思いました。
博士がヴィラン寄りの扱いになってしまったのは仕方ないとはいえ、みんなでハッピー!なアニメ版の終わり方が好きだったのでそこはちょっと引っかかってしまいました。
大団円なラストは好きなだけにちともったいなかったです。
映像は鮮やかな島や海の様子、建物の木を感じる作り、アニメーションとは違うアプローチでの映像表現だったのでとても良かったです。
キャストも良い具合にハマっていましたし、モフモフなスティッチの躍動感もこれまた良かったです。
実写映画としては無難な作りでしたが、3月に公開した革命姫の出来を考えるとこれくらいがちょうど良いよなとなりました。
ディズニーを救う救世主なスティッチ、子供の頃からお世話になってますし、立派なヒーローですね。
完全に余談ですが観た回でのビニール音が過去1うるさく、注意しに行ったろうかなと思いつつも自分は1番後方の席、ビニール音は結構前の席という事でどこにおるねん…と思いながら頑張って映画に集中することに必死でした。
普通持ち込み可な劇場でもビニール音は控えるはずなのにガッサゴッソガッサゴッソでした。
帰ってから足の小指を強打しておいてください。
鑑賞日 6/16
鑑賞時間 13:30〜15:25
アニメ版を観たばかりで
アニメ版未視聴勢が実写版を見た
取り敢えずお姉ちゃんが健気で可愛いそれに尽きます。
リロも可愛いっちゃ可愛いが、6歳ならそろそろ分別も着いてよい頃じゃないかと?
626号ことステッチも天性のトラブルメーカーの割に自分がリロ家に迷惑かけたんだと反省する姿が健気で可愛らしかったです。
結論:健気が過剰、でも面白かった。アニメは見る気がしませんが・・・・
最高の姉妹愛+エイリアン
こんなにハラハラしながら吹替版を観ることは多分もうない
とりあえず、ギリギリ大丈夫だったんじゃないかと思う。見ている間ハラハラした。それは、ストーリー展開のハラハラというよりも、ももな(この表記でいく)の吹き替えの演技がちゃんと上手く行っているかというハラハラであって。
自分が知る限り、ももなは演技経験がそんなに多いわけではないから、やっぱりすごいめちゃくちゃ吹替演技が上手いというわけじゃないんだ。
にも関わらず、序盤から思った以上にセリフが多くて。
クレジットでも主演のリロの吹き替えの子役の次というとんでもないメインどころで、ここまでセリフが多いのかっていうのはちょっと本当に予想外だった。
結構ね。大丈夫か、これ棒読みとか言われちゃうんじゃないかっていうようなちょっと心配な気持ちも正直前半はあった。
そこは否めない。それでも最後まで見て、まあギリギリ気にならないんじゃないかなと思うぐらいにはなった。
終盤のお姉ちゃんの見せ場が「重くなったスティッチを抱えて海の底を走る」だったところ。途中のトロフィー伏線回収であることも美しいと思ったが「見せ場が無言のシーンでほっとした」という感情が先にきてしまった。
ディズニー映画はアニメも実写もどちらかと言えばよく観ているほうなのだが、スティッチはたまたま観ておらず今作が人生初スティッチとなった。
まさか笠原桃奈きっかけで吹替版観ることになるとは予想してなかったよ。
自分はこの笠原桃奈という人をたまたま約9年前から知っている。前のグループ加入直前の研修生の頃からだ。そんな前から知っている人がこれだけ大きい仕事をとればまあ行くだろ。
ミーアイになる過程で注目されていたからこそ批判を受けていたのも知ってる。
だから今回心配だった。公式タグ#スティッチで泣いちゃったに対し「また泣けるアピプロモーションか」とツッコむ余裕もなく。「スティッチでももな吹替が叩かれすぎて泣いちゃった」になったらどうしようと心配だった。
とりあえずその心配は杞憂だったように思う。
スティッチというキャラに関して。
ハワイ舞台が先なのか、スティッチのキャラが先なのかよくわからないけれども、水に触れると体が重くなると言う設定自体がまず良かったと思う。
特に、周りが海に囲まれているという環境で、都会に逃げようとしても逃げられないというシチュエーション作りは良かったと思う。
これは初めて知ったんだけど両親が突然亡くなってしまって生活がなかなかヤバいことになっている若い姉妹の話だったんだな。
ここが結構ポイントだったんだろうと。
結構貧しい人たちの話。そこに来る凶暴異星人というところに面白さがあったんだろうと。
あと。話の筋自体は別にそんなに新しいものではないけれども、やっぱりハワイが舞台っていうところは結構新鮮だったんじゃないかなと思う。今作以外でハワイが舞台のフィクションがそもそも思い浮かばない。
意外とSF展開で、それがうまいなと思ったのは、移動するゲートを作る銃。銃を撃つとゲートが開くっていう武器の使い方。
基本的にあれで遠くへ飛ばすっていう技をまず使って。ゲートが通れず腹がつかえるというギャグもやりつつ。
かつ最終的には懸念材料であったお姉ちゃんが大学に行くと妹と離れて面倒見きれなくなっちゃうっていう距離問題解消に使っている。
そこら辺の場所の遠さを解消するアイテムとして使ったっていうのは、うまい落とし所だったなと思う。
とりあえず興行成績も評判もいいようでホッとした。
ももな、思いもよらない場所に連れてきてくれてありがとう。
ナニが真の主人公へ
ディズニー実写版の中では久々に高評価と噂の『リロ&スティッチ』、総じて好感度の高い、良い作品であった一方で、リメイクの難しさを再認識する機会となった。
【良かった点】
◎ 実写版ならではのリアリティを感じさせるアレンジが多く「請求書が溜まった家」「医療保険に入ることもままならない姉妹」「ナニのアルバイト先は有名なワイキキのホテル→ローカルなカフェ→サーフィン教室」など、ハワイのロケーション(観光地的側面と、そこに住む人々の生活風景)を存分に活かした映像作品となっていた。
◎ 「家族」は血縁だけを指すのではなく、地域のコミュニティもオハナになるのだと考える、ハワイに根づく精神を表現し切った作品に仕上げている点は見事である。
◎ プリークリーとジャンバが人間に変身するのはアクションシーンを描くうえでとても効果的な演出だったと感じた。空間を繋ぐ銃もエンディングをハッピーエンドへと導いていく良い伏線になっており、無駄のないストーリー展開であった。
⚪︎ ガントゥが登場してこないのは原作ファンとして寂しかったが、今回の上映時間の中で物語を上手くまとめるためには良い判断だったと感じた。
◎ 何よりスティッチが可愛い!質感も意識した撮影方法には圧巻。
⚪︎「悪い子」ではなく「悪いことをしちゃう子」という表現はやはり秀逸。本作品のターゲットであろう親にも子にも届くメッセージ。
⚪︎ 今回吹き替え版を視聴したが、どの声優も素晴らしかった。特にリロはオリジナル版と同じか?と思ってしまうほど。
⚪︎ スクランプは事故に遭ったとしても直るお友だち(人間とは違って)だから、リロにとってことさら大切だったのだろうなあと。そこに現れた無敵の新たな友人スティッチにも、その点は共通している事にも気づき、オリジナル版を観ていた際にはなかった新発見も得られた。
【気になった点】
△ 後半のテンポ感が良すぎる。スティッチがリロたちを家族として大切にしたいと思うようになる契機(みにくいアヒルの子のストーリー)なども丁寧に描いた方が、心に迫る作品となったような気がする。前半のナニの苦労が前面に出過ぎてしまった結果、リロが主人公というよりナニのお話に落ち着いてしまったような。
△ ガントゥが出てこない代わりに、ジャンバが完全に悪役となってしまった。難しいのは重々承知だが、その点も救ってあげられると「本当に悪い子は1人もいない」オリジナル版の魅力が伝わったような気がする。リメイクがオリジナルに勝ると感じるのは大変希少なのだろうと改めて感じた。
△ 瑣末なことだが、プリークリーやジャンバの質感は、もう少し子供が見ても怖くないサラサラ感があっても良かったかも...?エイリアン感は出ていたので、狙い通りなのかもしれないが。
原作通りにしてほしかった
けっこうよかった
小2の娘が見たいと言うので連れて行こうとしたら、断られてすっかり見る気になっていたため一人で見る。スティッチがかわいいモンスターだと思っていたが、凶暴な破壊兵器というのが面白い。とても楽しい映画で、リロはちょうど娘と年が近くてやっぱり一緒に見たかった。
とはいえ、30歳くらいに見えるけど18歳のお姉ちゃんが妹の面倒を見ており、フリーターみたいな立場であり、深刻な面もある。それなのに家を破壊されてつらい。
ハワイのディティールがよき
原作アニメにリスペクトしながら、実写版ならではのアイデアや、姉妹の絆をメインにしたストーリーがよかった!
ロコな演者が皆いい!リロ役を勝ち抜いたマイア・ケアロハちゃんは、コナ生まれ生粋のロコガール。好奇心旺盛でフラを愛す、リロそのままの生い立ちに惹き込まれる。ナニ役のシドニーも同じく生粋のロコ。等身大の演技が心地いい。トゥトゥが渡辺えりさんにしか見えなかったんだけど、吹き替えもご本人だった(笑)
ハワイアンのディティールがとにかく素晴らしいよ。ファミリーを大切にする温かさや、太陽のような前向きさ、海に救われる姿。住まい、仕事、ファッション、生き様などなど、生活感がリアルでサイコー。ナニが転がすボロボロのトヨタピックアップは、エンジンの調子が悪すぎて切ない。
そしてキング・オブ・アロハ、エルヴィス"の名曲たちが全編に散りばめられて泣きそう。オトナも子どももみんな楽しい。ディズニーのクオリティは、健在でした。
若い頃、辛い時にオアフで2ヶ月ボーッとしてたことがあって生き返った。それ以来行ってないけど、またソワソワしてきちゃった。今年は長い休みとって絶対行こう😊
リロ&ナニの姉妹の物語
リロ&ナニの姉妹の物語だ。
スティッチは姉妹をつなぐ役割だと思う。
あくまでも主役は姉妹なのだ。
姉妹仲があまりうまくいってなさそうな前半から
スティッチ登場によりドタバタ劇になりつつも
姉妹で少しずつわかりあえ始めるのがとても良いと
感じたし、父母を亡くした姉妹を応援する気持ちで
観ていた。
スティッチが海の底に沈んで浮かない設定が秀逸で、
リロ&ナニがどうやって救うのかドキドキしたが、
ナニの海の底を走って陸にあがるという逞しさに
グッときた。電気ショックによる蘇生もあの手この手で
息を吹き返したスティッチを見て感動が増した。
ラストはディズニーブランドお約束の
ハッピーエンド。
このハッピーに終わるのが好きだからこそ
ディズニー映画を観ている。
上映開始して2周目に入った日曜日に鑑賞したが、
シネコンの一番大きな箱が4割くらい埋まっていたので、
さすがの集客力だと感じた。
ディズニーの実写映画は今後も楽しみにしている。
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