リロ&スティッチのレビュー・感想・評価
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⭐︎3.7 / 5.0
6月28日(土) @映画館
リロ&スティッチ
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「完璧じゃなくていいんだよ、家族だから」失敗を責めないリロと理屈じゃない愛情を知ったスティッチに感涙🥹出会いは運命だ
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ターニングポイントは「悪い子じゃなくて、悪いことをしちゃうだけ」
序盤はリロとスティッチがひたすら暴れ回り、生活をかき乱し、すでに火の車だった家計にどんどん追い打ちをかけていく。「これ本当に最後まとまるのか?」という不安と、子供ながらの無邪気さゆえに現状の危機感が全くないまま、家族を破滅の道に進めている姿にドン引きしていたけれど、終盤では気づいたらついつい涙が流れてしまっていた。
変わり者扱いされてクラスに馴染めないリロと、何もわからないまま生まれてきたことすら罪とされ、追われる身となったスティッチ。
お互い未熟ながらも「初めての友達」ができたことで生まれる喜怒哀楽を通して、少しずつ成長していく。
特にターニングポイントになったのは、リロが自分を『悪い子』と否定するスティッチに対し、「悪い子じゃなくて、悪いことをしちゃうだけ」と声をかけるシーン。
子供なら誰しも、自分の欲求をうまくコントロールできずに他人を傷つけたり、モノを壊してしまったり、後戻りのできない失敗をしてしまうことがある。そんな時、行動と人格を分けて考えることができないからこそ、「自分は悪い子なんじゃないか」と思い詰めてしまうのだと思う。
人間誰しも失敗はあるし、いつまでも未熟なもの。それでも生きていかなきゃいけないし、否が応でも明日はやってくる。
なにかやらかしてしまったらといって、自分を悪人扱いするのではなく、「悪いことをしてしまった」とちゃんと反省して謝って、また立ち直るしかないんだと思う。
この言葉は、リロ自身がナニからかけられた言葉でもある。一見すると、ただ聞いたことのある言葉をスティッチにそのまま返したようにも見えるが、その後のリロの言動を見ていると、決して上っ面だけの受け売りではないと感じた。
おそらく、ナニに言われた当時のリロは、その言葉の意味をまだちゃんと理解できていなかった。でも、スティッチと暮らすことを決め、ナニからリロの「世話係」という役割をもらったことで、責任感やある種の親心が芽生えたのではないかと思う。
そして今度は自分がその言葉をかける側になったことで、はじめてその意味を立体的に理解し、実感として気づけたんじゃないだろうか。
いまの時代、リロやナニのように不可抗力によって厳しい環境や立場を強いられている人は少なくないと思う。
そして、苦しむたびに「努力不足だった」「運が悪かった」と自責の念にかられて、さらに追い詰められてしまう人もきっと多い。
でも、その問題の原因は単純じゃなくて、いろんな事情や制度が複雑に絡み合っている。たとえひとつ法律が変わったとしても、それだけで救える人ばかりじゃない。
理屈だけではどうにもならないことがたくさんある世の中だからこそ、理屈では説明できない“原動力”になりうる「オハナ(親しい友人やコミュニティも含めた、広い意味での家族)」の存在こそが、人を救ってくれるのだと感じた。
とにかく、ナニが報われてよかった。
あと、今回のヴィラン(?)であるジャンバ博士とプリークリーの掛け合いもコミカルでとても良かった。笑
タイトルなし(ネタバレ)
やっぱりディズニー実写化って、オリジナルアニメを超えられないなぁ。アニメ版ヴィランのガントゥが出てこないのはなぜ?奴との闘いも見どころだったのに残念。代わりにジャンバが最後まで悪者に…。ジャンバとプリークリーが本物の人間に化けるという設定は面白かった。スティッチの声がアニメ版と同じ(アニメ版監督)なのも良かった。
シンプルにいいとは思います。
リロ&スティッチは事前に予習済み。
ストレートに感想から言うと、思ったよりは良かった!
ガントゥ、プリークリー、ジャンバがどうなるのかと思ったら今回はジャンバを結構悪役に仕立ててるのね、、、
キャラクター的に多くなるのもアレなので良かったとも思うが、あの二人の掛け合いや最後までも好きだったので端に悪役になってしまって悲しい、、、。
リロを初めとしたキャラクターみんなに言えるけれど、アニメと比べると可愛げというか個性というか何かが足りない感じ。アニメの方が良かったなぁとか思ったり。
ただ、初見の人でもわかりやすい作りになっていて段々と絆が育まれるのは良き!
物足りないけれど、ベースはしっかり捉えているな!って感じ。演技も比較的うまいんじゃないかな?
話の流れ的には終わり方も綺麗でいいと思うけれど、やっぱり宇宙人とみんなでワチャワチャ暮らすENDも好きだったので何とも、、、。
まぁ、普通にストーリー構成も分かりやすく感動もあり。映像も綺麗で実写化を怖がっていた割には普通に楽しめた。普通に良作だと思う!
ただ、これが楽しめる人は原作?も見て欲しい。
正しい実写版
令和にスティッチグッズがいっぱい出て嬉しい
ちゃんと"実写版"リロ&スティッチになってた。
原作をなぞるだけじゃなく、でも原作をリスペクトしつつ、実写らしく現代らしく現実らしく直されていて良かったと思う。
楽曲等の原作リスペクトも感じられた。
ただガントゥ不在の弊害は大きく、ジャンバも好きな自分としては少し悲しかった。
ハワイアンローラーコースターライドが劇場で聴けたのは最高にアロハだった。
実写はこれくらいでOK
家族になるために成長していく姿は超美しい!
スティッチ(エイリアン)が宇宙のある星から地球のハワイに逃走したシーンから、憧れのハワイなので強い親しみの感情が湧き上がりました。そこから物語の虜!?に。それでも最初はリロ(6歳の妹)とスティッチの暴れ加減にちょっぴりイライラが募りました笑。でも二人?(スティッチとリロ)の最終の成長譚が観れるはずだと、我慢しながら続行。流れが変わったのがスティッチが「家族」と呟いた時からでした(山寺宏一の声と気づいてびっくり!)。そこから急激に場面が融和の方向に動き出したのでした(少しホッとしました笑)。リロには頭脳明晰な姉のナニ(後日海洋生物学の奨学生に)がいて甲斐甲斐しく両親の代わりを務めますが、めちゃくちゃうまくいきません。そのドタバタにスティッチが絡みつくわけですから、喜劇のような楽しく笑えるシーンも多め。ところで騒ぎまくって迷惑をかけたスティッチがどんどん大人しくなると、その可愛さが反比例するかのように増幅していくのがとても心地よかった笑。ラスト近くでスティッチが海中で死にかけますが(水分を含むと浮き上がれない体質?)、助けるために海中で全力で走るナニの颯爽とした姿に涙が。そして止まったスティッチの心臓にショックを与え、生き返った時の顔を観ていると号泣(ヤバイ!)。そして極め付けはナニ、リロ、スティッチが一つのベットの中で重なって眠る姿に、本当に家族って良いいなと爆感動でした。やっぱりディズニー映画は暖かくて愛に溢れていて、地球上のエンタメの宝ですね!
追記 ハッピーエンドまでの道筋がめちゃくちゃ秀逸。素敵なディナーのよう。まさに本当の家族になるために学んで成長していく姿は超美しい。
違和感なくみれた
アニメ未見。はじめドタバタすぎて疲れるのでもう一度アニメでも見たいかというと微妙だけど、楽しく見れました。ハワイの雰囲気もあったし、泣くとこあったっけと思うのに後半はなんかずっと涙出てた。家族モノはこれだから。。
ちなみに2列目しか取れず、最初は首と目が忙しかった。。
子育てしてる人にはもっとささるんだろうな〜と思いつつ。リロとスティッチが家も職場も滅茶苦茶にしていく様子が庇いきれないレベルで始めの方はヤキモキした。現実世界であれでイライラしないの本当に大変だろうな。。大人がいたらもう少し言うこときくのかな。お姉ちゃん普通に面接一人で行ったら受かったよね。。
まあでもそこから最後は都合よき大円団。リロがおとなになったらスティッチどうなっちゃうのかな。。とかは気になりつつ。頭脳があるからめっちゃ雄弁になって可愛さゼロになってそう。
一番好きだったキャラは地球フリーク宇宙人、一つ目の元の姿も擬態の姿も両方可愛かったし、「ハンガー!」とか地球のモノにいちいちウキウキする姿に笑った!最後受け入れられて良かったね。笑
マルセル 靴をはいた小さな貝 の監督さん!!
それなら行かねば!!と思った人はそんなに居ない気がしますがw
インディーズ映画からの大抜擢!!すごすぎる。
オファーしたプロデューサーの人もすごすぎる。
観てみたらこれがとっても良い!(字幕版鑑賞)
クールなカットの連続、ディテールへのこだわり。
クリーチャーと子ども、動物たちの魅力を引きだす温かい眼差しは、E.T.のスピルバーグみたい。
フレッシュな野心と、低めな期待値(?たぶん)が化学反応を起こして、ディズニー実写化の中でも屈指の名作誕生となりました。
やっつけ仕事、こんなもんでよくね?ムードが漂う実写化ですが(失礼wダンボは好き)
本作は平均点には目もくれず、ベストを尽くしてあがいた熱が残る、ディズニーっぽくない作品でした。
監督の次の作品も、その次も、楽しみに待っていきたいと思います!!
2人のイタズラは実写だとやり過ぎ感が出てしまう
字幕版を鑑賞。オリジナルは未鑑賞。
オリジナルを観ていないから勝手にリロとスティッチが友情を育み家族になっていく話だと思っていた。いや、大筋そうなんだけど。それよりも姉妹愛が強く描かれた物語だった。
リロもスティッチもイタズラ好きで、序盤は2人の大暴れするシーンが多めだ。アニメだったらリアリティに欠けるからもう少し受け入れやすかったかもしれないが、実写だとやり過ぎ感が出てしまう。お店のソーダガンでお互いにソーダをかけ合うシーンは不快に感じてしまった。そりゃクビになるし雇われもしないよな。
姉のナニにリロを養育していく能力があるのかを審査され、児童福祉の施策が適用されるってことなのかと思っていたけど、里親を見つけるって話だったんだな。あまり脚本に期待するのは野暮だからこれくらいでいいかと思えたら気楽に観ることができた。姉妹愛の物語としてそれなりに楽しめた。泣けはしなかったけど。
ちょっぴりモフモフのスティッチはたしかに可愛い。根強い人気があるのも納得だ。
キュートアグレッション!!
オリジナル版アニメのよさ ✕ 監督のよさ = ファミリー映画としての風通しのよさと温かさ、(オリジナルに忠実に始まるものの)ほどよい変更と膨らませ方。そして何よりかわいすぎるスティッチ!『美女と野獣』に端を発する一連のディズニー映画実写化プロジェクトが、思い入れの強い傑作揃いなディズニー・ルネサンス期のものが多いこともあって、どれも正直パッとしないところも多い中で、本作は実写化に際ししっかりとあるべき己の道を見つけては比較的成功している方だと思う。
安心して見られる
スティッチが可愛すぎる
家族が愛おしくなるハートフルムービー
「号泣上映会」って自らハードル上げてきた試写会で鑑賞
普段「ハンカチ必須!」みたいに言われてる映画に限って泣かないから、半信半疑で観たら、忖度無しで本当に泣いた
私も手探りで1歳児育てて母親やってるから、ナニに共感しまくりだった。
母親って急になれないよね…。なのに子育てってノンストップで運転しながら運転技術学ぶみたいな
リロとスティッチがはしゃいで、ぐちゃぐちゃになっちゃったところとか、本人は悪気ないから責められないけど、めちゃくちゃにされてもうこの気持ちをどうしていいか分かんないってなるの、普段の育児との親和性高かった
映画で描かれる家族像が私の理想の家族像だった
家族だから上手くいかないこともある。他人だったら楽だろうにって思うこともある。でも、完璧じゃなくていいから、ずっと側にいたい。憎めない、嫌いになれない、それが家族。
スティッチに家族が見つかって良かった
普通
最初が特にハイテンポでカットが細かく作られていて、そこで一気に入り込めるようになっており、ドタバタコメディ感があって良かった。
吹き替えで見て、リロの声優が良い感じに、マイア・ケアロハ演じる元気でお転婆なリロに馴染んでてよかった。
よくある困難を二人で乗り越え、絆が深まり、最後はハッピーエンドという王道的なストーリーで、うがったことをせず真っ向から勝負してきたなという印象。
ただ映画の尺では難しいのかもしれないが、途中でスティッチがリロに心を開いていい子になるのだが、そこが急できっかけも甘く、いまいち感情移入ができないというか、うーん?という感じだった。
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