「割り切って観よう」新幹線大爆破 TSさんの映画レビュー(感想・評価)
割り切って観よう
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高速で動く密室。
脅しではないという見せしめの爆破。
迫るタイムリミット(終点)。
解決策も一か八かの命がけ。
開始からまもなくスリルとアクションの世界に乗り込まされて最後まで降ろしてくれない。
しかし。
出演陣が、彼ら、彼女らだなければならなかった必然性が感じられない。つまり、俳優が自分たちの演技をさせてもらっていない気がするのだ。
草彅剛しかり、のんしかり、尾野真千子しかり、斎藤工しかり。この面子なら、もっと膨らみのある話にできなかったのかな。設定がその限界を決めてしまっているのか?
人間ドラマを期待してはいけない。アクション映画として割り切って観れば、楽しめる。
この舞台設定とリアリティはJR東日本の全面協力とVFXの力。画力(映像の迫力)は素晴らしいと思います。
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