顔だけじゃ好きになりませんのレビュー・感想・評価
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くまりん
物語の中にあえて生活感を持ち込まない
漫画を原作にしたラブコメ。
先生もクラスメイトも、意味のある登場をほとんどしない。親は一切出てこない。
物語の中に、あえて生活感を持ち込まないようにしているのかな。
主役とヒロインと、ヒロインの親友と、ヒロインに横恋慕してくるライバルの4人だけの閉じた世界で物語を廻していく。
くだらない内容と言われれば、それはそうなのだけれど、映画としてはつまらなくはなかった。
イケメンを愛でる映画の体裁をとりつつ、ヒロインの久間田琳加さんを愛でる映画かな。
久間田琳加さんは、確かに可愛いかった。
ファンにはたまらない作品
ひかえめにいって最高です
少女漫画原作映画に求めるものが全て入ってる気がすんの。
宮世琉弥カッコいいね。《恋わずらいのエリー》では「これは、カッコいい、のか?」という感じで、《おいハンサム!!》では「三枚目要素あるほうがいいのかな」と思ったけど、本作はカッコいい。青い髪が良く似合ってる。
久間田琳加はイケメンの顔が好きで、SNSでイケメンを見つけては癒やされてるんだよね。
それで宮世琉弥に会ったときも、距離感がバグっていて、画面越しに推しに会ってるような感じになって、腐女子全開の対応しちゃうんだよね。
実際には、ないよね。
確かに画面で観てる人が目の前にいても、ちょっと現実感ないけど、だからって、そこまでの対応になるかなとか。
でも、芸能人をナマで見るとなんか普通の人間とは違うものを見る感じになるから、あるのかな。
その辺のありそうななさそうな設定をうまいこと使ってくるの。
でもずっと画面の中にいる感覚だと話が進まないから、恋愛になるときは生身になるんだよね。かと思えば、やっぱりお話の中の展開な感じだったり。うまい。
最初に出会ったところで「めっちゃ人間じゃないですか」と久間田琳加がいい、「いままで『顔だけ』って言われてきた」っていう宮世琉弥が惹かれていく。顔が見えないのにアカウント運営を丁寧に教えたのもポイント高いんだよ。
色々な展開も自然で良かったし、観客はすぐに「両片想いだ!」って気づくから応援しながら観られていいね。
久間田琳加は素直に思ってること口にだすから、女性心理の描写も分かりやすくていい。
ただ宮世琉弥が告白を一週間放置すんのは、ないよ。
色々と理由つけてるけど、現実には、ない。
男性心理の描写はおかしいなと思ったけど、少女漫画に登場する男性の心理とすると、良いのかも。
そして、久間田琳加、うまいよね。
かなりフッた役だから、演じやすいだろうなとは思うけど、それにしても、うまいよね。
《俺物語!!》で永野芽郁を観たときの感覚に近かった。
久間田琳加出演作は観るようにしようと思いました。
ファッションも良かったな。
男性二人はメンズモデルかっていうトレンドの服を着るんだよね。
でも久間田琳加は「なるほど高校一年生」ってかっこなの。(でもゲームシャツは着てた。)
なかなかあり得ない設定を、あり得そうに描くバランスがスゴイし、これは実写の方がその感覚がうまく出るだろうと思ったし、おすすめです。
主人公がオタク女子に見えなすぎる
出演者全体の顔面偏差値が高すぎるお芝居は好きになりません
2025年映画館鑑賞26作品目
3月15日(土)イオンシネマ新利府
ハッピーナイト1300円
監督は『百瀬、こっちを向いて。』『暗黒女子』『ライアー×ライアー』の耶雲哉治
脚本は『リカ 自称28歳の純愛モンスター』の三浦希紗
粗筋
2回目の留年になりそうで大ピンチの高校生宇郷奏人は高校公式アカウントのフォロワー10万人突破で退学処分回避の約束を校長と交わした
SNSの中の人であるクラスメイトの知見才南と偶然親しくなる
才南は元々奏人の顔が好きで写真を撮りまくりSNSにアップし推していた
二人は協力し合いそのうちお互い好きになる
原作が悪いのか脚本が悪いのか演出が悪いのか
自分の中では全くバズってない
コメディーなのにクスリともしない
おそらく漫画だから良かったのであって実写にするとキツくなる典型なのか
出演者の殆どがあまり存じ上げていない
出演者の平均年齢がかなり若い
私好みのベテランの名脇役が誰一人登場しない
校長役として佐藤二朗とかキャスティングしてほしかった
担任の先生にムロツヨシとか
そういったスパイス的なものが足りなかった
その中でも久間田琳加のエキセントリックな熱演は高く評価したい
コメディーの仕事でしっかり取り組めばシリアスな芝居にも活きてくるとかつて伊東四朗が発言していた記憶がある
久間田も頑張れ
配役
水色髪に変なピアスで「顔だけが取り柄」を気にするオシャレでクールだが留年しまくりで退学処分寸前の高校生の宇郷奏人に宮世琉弥
高校公式アカウントの中の人で整った顔が好きでオーバーオール着がちな奏人のクラスメイトの知見才南に久間田琳加
前髪邪魔すぎだが開ければイケメンが現れる両腕にタトゥーを入れている奏人のクラスメイトの土井垣凌に中島颯太
才南の親友でフリフリのメルヘンチックな私服も寝巻きは古いタオルのようにゴワゴワでダサすぎの能原柚里に米倉れいあ
奏人の後輩に那須ほほみ
奏人の後輩に東内彩桜
奏人の後輩に田中音江
実習メンバーの佐藤桜に松浦京佳
実習メンバーに森由姫
実習メンバーに美冴
実習メンバーに武上陽奈
実習メンバーに外原寧々
屋上にまでやって来て奏人を探す加藤愛莉に秋山楓果
映画館でナンパしていた竹内美月に大塚萌香
映画館でナンパしていた美月の連れの高校生に山本杏
劇中映画の女性俳優に北村優衣
劇中映画の男性俳優に山谷幸仁
実習の先生に山口森広
顔良〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜❣️
赤面
需要、高っ!
このヒロインは好きだ。
怒涛のドUP攻勢に潔ささえ感じてしまう。
彼のファンには需要が高いのだろうなぁー。ネタがSNS関連の話だし、主観でも見れるとの狙いもあるのかもしれない。そして、その画面を一時停止して眺めるであろうファンの心情をヒロインが声高に叫んでくれる。
テーマとしてはそれなりに興味深い。
ルッキズムの弊害とでも言うのだろうか。超絶美形の外見が故に内面を見てももらえず、その外見とそぐわない内面を持つ主人公。
勝手に落胆される環境が続き、外見へのコンプレックスに不登校にまでなってしまう。
劇中で、彼が変装して顔を隠して登場するカットがある。その仕草というか、佇まいは外見からの影響を受けない状態で…なんだかいい奴なんだろうなと思えてしまう。
人は見た目が100%っいう作品があったけど、外見による補正に俺自身、驚いたシーンだった。
あの顔で言われるから受け入れ難い台詞も、ピントが合わない眼鏡なんかかけて見ると共感も同情もしてやれるんだろうなぁと思う。
そんなキャラを創り上げた宮世氏は天晴れだった。
ただ…
元が少女漫画で、しかも結構甘々な部類の話なので、繰り広げられるシチュエーションに、口元がひくつく。甘すぎて素直に堪能できない感じだ。
球速300キロくらいのド真ん中ド直球が、連チャンで投げられる。捕手として受け止める俺は、その度に10メートル程吹っ飛ばされる感じだ。
落とし所は悪くはないんだけど…ヒロインの前で跪いた時はミットが破れるくらいだった。
多少、強引な設定や展開はあるものの、嫌悪感までは抱かないと思う。
まぁ、とにかく劇場よりは円盤の方が売れるんだろうなぁと思わんでもなく…ドUP攻勢に舵をきった決め打ちとでも言うのだろうか。需要を最大限に意識し活用した作品に思う。
「ラジオりんくまメガヘルツよかった」
顔が好きだけれど顔だけじゃない二人の複雑な心境の変化
いい顔をこよなく愛する女子高生・才南(さな)は、ひょんなことから学校一のイケメン・奏人(かなと)のSNSを運営することになる。
顔が好きだった彼の本当の内面を直接知ることになり、その顔だけではない魅力に惹かれていくのだが…。
余計なことを考えずに、ただその世界を楽しめる、屈託のない学園ラブコメ。
癒しを求めて少女漫画の実写化映画に最近はまります。
イケメンの彼の顔意外の自分しか知らない魅力。
顔好きだけれど、顔だけじゃない。
一番近くにいる存在なのに、バレてはいけない。
近くに居たいけれど、バレないために近づけなくなる。
などなど、何とも複雑に心境が変化していったりと、いい意味でやきもきさせる展開。
メイン4人の絶妙な関係性も変化していって面白かったー。
宮世琉弥クンを愛でる作品だが、原作が少女漫画なので、物語はヒロイン·才南(久間田琳加さん)が中心になって展開する。友達の妄想女子·柚里(米倉れいあさん)も笑える。
初対面のときに才南が奏人を分析して、「あーして、こーして、こじれちゃってて、あーなってて、こーなってるのね。うん分かった」とか言って、こじらせ男子カナトを把握し理解する。
ホントはもっと具体的に言ってたけど覚えてない (^^)。
ヒロインの才南が、 ”推し” で、 ”こじらせ男子” の奏人のため、フォロワー 10万目指して奮闘するコメディ部分が面白い。
才南の友達の柚里も、とぼけた感じで面白かった。
フォロワー数10万クリアーを達成したら、あとは両思いのハッピーエンドに向かって収束していくだけだ。
終盤のこのラブPARTはつまらまくて寝てしまった。
とにかく宮世琉弥くんのドアップが、盛りだくさんで、宮世琉弥くんを見に行った人は眼福を得たであろう。良きかな、良きかな♪ヽ(´▽`)/
2025(令7)/3/8 ㈯ A
ILLITさん
妄想と現実の狭間。
イケメン好きなオタク女子で先輩の宇郷奏人が推しの知見才南と、学校1のイケメンでホントに存在してる?と噂される宇郷奏人の話。
退学寸前の奏人は学校から学校公式SNSアカのフォロワー数を現在150~10万人まで増やし新入生を…。知らぬまにやり取りしてた推しでもある奏人に頼まれフォロワー数を増やそうと公式アカ運営を任されることになる才南だが奏人と一緒にいることで違った感情が目覚める。
とりあえず本作映像流れる前に音先で流れるオペラ“Nessun dorma”でテンション上がる、別作品でこの曲を知り唯一好きで聴くオペラ。
本作の感想は原作はあるみたいだけど宮世琉弥好きのファンムービーに見えたかな、…カメラワーク、彼のアップ、観てる女子をドキッとさせようとする演出描写みたいなシーンが、男の私からするとヒロインの顔、キャラが可愛くて萌える(笑)
前髪で顔を隠す土井垣君が隠れイケメンなのは察しはついたけれど、イケメンは奏人、…性格イケメンは土井垣君よね!気兼ねなく観れて面白かった。
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