顔だけじゃ好きになりませんのレビュー・感想・評価
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需要、高っ!
このヒロインは好きだ。
怒涛のドUP攻勢に潔ささえ感じてしまう。
彼のファンには需要が高いのだろうなぁー。ネタがSNS関連の話だし、主観でも見れるとの狙いもあるのかもしれない。そして、その画面を一時停止して眺めるであろうファンの心情をヒロインが声高に叫んでくれる。
テーマとしてはそれなりに興味深い。
ルッキズムの弊害とでも言うのだろうか。超絶美形の外見が故に内面を見てももらえず、その外見とそぐわない内面を持つ主人公。
勝手に落胆される環境が続き、外見へのコンプレックスに不登校にまでなってしまう。
劇中で、彼が変装して顔を隠して登場するカットがある。その仕草というか、佇まいは外見からの影響を受けない状態で…なんだかいい奴なんだろうなと思えてしまう。
人は見た目が100%っいう作品があったけど、外見による補正に俺自身、驚いたシーンだった。
あの顔で言われるから受け入れ難い台詞も、ピントが合わない眼鏡なんかかけて見ると共感も同情もしてやれるんだろうなぁと思う。
そんなキャラを創り上げた宮世氏は天晴れだった。
ただ…
元が少女漫画で、しかも結構甘々な部類の話なので、繰り広げられるシチュエーションに、口元がひくつく。甘すぎて素直に堪能できない感じだ。
球速300キロくらいのド真ん中ド直球が、連チャンで投げられる。捕手として受け止める俺は、その度に10メートル程吹っ飛ばされる感じだ。
落とし所は悪くはないんだけど…ヒロインの前で跪いた時はミットが破れるくらいだった。
多少、強引な設定や展開はあるものの、嫌悪感までは抱かないと思う。
まぁ、とにかく劇場よりは円盤の方が売れるんだろうなぁと思わんでもなく…ドUP攻勢に舵をきった決め打ちとでも言うのだろうか。需要を最大限に意識し活用した作品に思う。
「ラジオりんくまメガヘルツよかった」
顔が好きだけれど顔だけじゃない二人の複雑な心境の変化
いい顔をこよなく愛する女子高生・才南(さな)は、ひょんなことから学校一のイケメン・奏人(かなと)のSNSを運営することになる。
顔が好きだった彼の本当の内面を直接知ることになり、その顔だけではない魅力に惹かれていくのだが…。
余計なことを考えずに、ただその世界を楽しめる、屈託のない学園ラブコメ。
癒しを求めて少女漫画の実写化映画に最近はまります。
イケメンの彼の顔意外の自分しか知らない魅力。
顔好きだけれど、顔だけじゃない。
一番近くにいる存在なのに、バレてはいけない。
近くに居たいけれど、バレないために近づけなくなる。
などなど、何とも複雑に心境が変化していったりと、いい意味でやきもきさせる展開。
メイン4人の絶妙な関係性も変化していって面白かったー。
宮世琉弥クンを愛でる作品だが、原作が少女漫画なので、物語はヒロイン·才南(久間田琳加さん)が中心になって展開する。友達の妄想女子·柚里(米倉れいあさん)も笑える。
初対面のときに才南が奏人を分析して、「あーして、こーして、こじれちゃってて、あーなってて、こーなってるのね。うん分かった」とか言って、こじらせ男子カナトを把握し理解する。
ホントはもっと具体的に言ってたけど覚えてない (^^)。
ヒロインの才南が、 ”推し” で、 ”こじらせ男子” の奏人のため、フォロワー 10万目指して奮闘するコメディ部分が面白い。
才南の友達の柚里も、とぼけた感じで面白かった。
フォロワー数10万クリアーを達成したら、あとは両思いのハッピーエンドに向かって収束していくだけだ。
終盤のこのラブPARTはつまらまくて寝てしまった。
とにかく宮世琉弥くんのドアップが、盛りだくさんで、宮世琉弥くんを見に行った人は眼福を得たであろう。良きかな、良きかな♪ヽ(´▽`)/
2025(令7)/3/8 ㈯ A
ILLITさん
妄想と現実の狭間。
イケメン好きなオタク女子で先輩の宇郷奏人が推しの知見才南と、学校1のイケメンでホントに存在してる?と噂される宇郷奏人の話。
退学寸前の奏人は学校から学校公式SNSアカのフォロワー数を現在150~10万人まで増やし新入生を…。知らぬまにやり取りしてた推しでもある奏人に頼まれフォロワー数を増やそうと公式アカ運営を任されることになる才南だが奏人と一緒にいることで違った感情が目覚める。
とりあえず本作映像流れる前に音先で流れるオペラ“Nessun dorma”でテンション上がる、別作品でこの曲を知り唯一好きで聴くオペラ。
本作の感想は原作はあるみたいだけど宮世琉弥好きのファンムービーに見えたかな、…カメラワーク、彼のアップ、観てる女子をドキッとさせようとする演出描写みたいなシーンが、男の私からするとヒロインの顔、キャラが可愛くて萌える(笑)
前髪で顔を隠す土井垣君が隠れイケメンなのは察しはついたけれど、イケメンは奏人、…性格イケメンは土井垣君よね!気兼ねなく観れて面白かった。
文字どおり漫画みたいなイケメンぶり
漫画は未読。アニメ化されてるかも知らないけど、さんま御殿で初めて宮世琉弥というタレントを見て、日本人のイケメンもここまで来たのかと驚いたおじいさんなりかけのオジサンです。
別に男が好きなわけではないんですが、美術館に美術品を見に行く気持ちで本日鑑賞。
まあストーリーはよく言えば王道、悪く言えばこすり倒したようなものだけど、とにかく宮世君スキスキ女子が宮世君に言ってもらいたいようなセリフが気持ちいいくらい目一杯詰め込まれてます。
逆に可哀想なのがもう一人のイケメン設定の男子。前髪でキョンシーみたいに(これわかるの50代以上)顔を全部隠すのって、漫画だとそこまで違和感ないのかもしれないけど、実写だと違和感ありまくりで、多分1日に2回は職務質問受けるはず。
でもって、ずっと隠してる前髪をここぞというところで上げたら「うわ、イケメン!」て設定なんだけど、宮世君がカッコ良すぎるんで、「倭人の顔ですね」としか思えない。
映画館出るとき、40年ぶりにお金払って映画のパンフレット買いました。
ルッキズムとは
2025年劇場鑑賞75本目。
エンドロール後映像無し。まぁエンドロール自体が写真満載なので。
街で目撃される度あまりのイケメンに写真をSNSにあげられる男子が、学校から退学撤回の代わりに10万フォロワーを作れと言われるが、そういうのに疎い彼がDMをくれたイケメン大好き女子に運営をお願いするという話。
ルッキズムとか言われる時代になんて設定だと思うとともになんて気持ち悪い話だなと。ピンときませんか。じゃこれ男女逆にして顔じゃなくて巨乳好きとしてみましょう。街で巨乳の子を勝手に撮ってSNSにあげ、本人に巨乳尊い〜!っていうんですよ。セクハラの極みですよ。
それでもだんだん慣れてきた頃にもう1人の隠れイケメン登場してくるのですが、なんか顔が全体的に下の方にずれてるゴツいタトゥー男が登場。この子がまだヒロインに都合のいい子でイラつきました。
ポジティブ全開の映画
好きなものを好きと公言することって、個人的に勇気のいることだと思っていたので、主人公才南ちゃんの好きに正直な姿勢に憧れました。
推しがいる人が見たらより楽しめると思うし、推しがいない人でも推しを見つけたくなるようなそんなポジティブ全開の映画だと思います。
原作未読なので、もっとそれぞれのキャラクターの背景とかこれからを見たくなりました。
土井垣くんの、目も見えなくなるぐらい長い前髪から時折少し見え隠れする目の表情や動きが個人的にすごく刺さりましたし、その時の心情が見えて演技が上手いなと思いました。もっと演技作品見てみたいです。
ラブコメはどうも気恥ずかしくなってしまうのですが、この作品はすごくライトで奏人先輩に一途に毎回きゅんきゅんしている才南ちゃんが可愛すぎるので楽しく見れました!
イケメン俳優と可愛い女優
整った顔が大好きな女子・才南は、学校一顔が良い青髪の奏人先輩推し、とクラスで公言した。ある日、校内で偶然奏人と出会った才南は、授業をさぼりすぎて出席日数が足りず留年し今年は退学寸前に陥っている、と奏人から聞かされ、SNSのフォロアーアップを手伝ってほしいと依頼された。学校公式アカウントのフォロワー数10万人を達成すれば奏人の退学が撤回されると知った才南は、自分が投稿者(中の人)だとバレないように、手伝う事になった。奏人のかわいい素顔を知り、ますます好きになる才南だったが、クラスメイトの土井垣にその秘密を知られてしまい・・・さてどうなる、という話。
奏人は運動神経が良いとかもう少し何か特技を持ってたらもっと魅力的だったのに、と思った。
ま、宮世琉弥はイケメンだったし、才南役の久間田琳加は仕草が可愛くて、2人の会話は面白かった。土井垣役の中島颯太もカッコよかったし、才南の親友役の米倉れいあも可愛かった。
土井垣のタトゥーは何の意味があったのだろう?
オイラは好きです😂
結婚とは連関しない 今風の高校生爽やか恋愛🩷でした。受け入れられない自分を ジジイなりに修正した😤😤
まあ 青年高校生恋愛 って 甘酸っぱい 伝統だから
本作は 日本恋愛道の伝統に沿ってます。正統派。堅実。
まあ 職業がどうやら 収入がどうやら 性格がどうやら 家柄がどうやら 学歴がどうやら が絡んでくる
結婚が終着点 の 大人の恋愛 とは明白に違います
もう,ルックスとフィーリングが全て・・思い出すなぁ 高校時代
ルッキズムは 職場日本中の全ての職場から唾棄すべきものだけれども
恋愛界においては王道
ましてや 高校生 大学生 専門学生 レベル では在って 然るべき もの。
イケメンハンサム 美人系 カワユイ系 長身ならなお良し のイイ男 イイ女
素晴らしい👍
SNS インフルエンサー 違和感じゃがな❓
あおい🟦髪 ピアス 学校を何と心得る💢
学校なのに 授業の場面が無い❓俺寝てた❓💢
推し活 違和感💢
あと目が髪で見えないミステリアス男子も 🟦青い髪 男子も ハンサムイケメンだかはわからんわ💢
という『時代遅れの アナログ 昭和ジジイ』感はギリギリ堪えて 健さんの任侠映画みたいに
『我慢😣我慢😣』で 観てみた。
ちょっと ストーリーが 単調 各人の心の掘り下げ浅い ぎみだったが。
極めて 普通の 女子目線 の爽やかラブ🩷ストーリーでした
女子高生の方是非。コミックの裏付けあるみたいだが こういうのって タレントの知名度が出るなぁ。
まあ好作品ですよ。
有料パンフ🈶は 学生向け 普段有料パンフ🈶熟読しまくっている俺には
少し🤏物足りず。 反面 カラフルで楽しめるパンフとも言えます。
あっ 恋愛初期 学生カップル👫にもおススメ
観客 全員 中年以上 何でやねん❓
毎回同じ既視感があるのはなぜだろう?
今年77本目(合計1,619本目/今月(2025年3月度)11本目)。
毎年この手の映画はまぁ何本かあるんですが、タイトルや予告編等は違っても毎回同じような展開になるのはまぁ公然の秘密ということで。
…ということで、実質的に他の同趣旨の映画とどう違うの?というと結局のところ「原作が違います」にしかならないし、この手の映画でありがちな展開は全部入っているので(それはパクリとか何とかというのではなく、この手の映画はどうしても程度の差はあれそうなる)、まぁ既視感はありますね。
しいて言えば、この手の映画で時々出てくる「明確な邪魔者」がいない(まったくいないわけではないが、積極的妨害をかけてくるわけではない)点が良かったかな、といったところです。また、扱う事項が「SNSの管理、フォロワー増やし」と、今でいえばツイッター(現X)やYoutuberの収益化に似た論点で、それもまた現在風なのかな…といったところです。
どうしても同じような展開にならない趣旨の映画のタイプではありますが、それもそれでまた良いことだし(この手の映画でいきなりホラーになっても困っちゃう…)、たまには…といったところです。
ツイッターでもインスタグラムでも、何らかSNSをされていると理解の上で有利かな、といったところは多々あります(ただ、IT用語は少な目)。
採点は以下まで考慮しています。
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(減点0.2/心裡留保の第三者対抗要件) ※0.2固定
(身分行為ではない)心裡留保は善意の第三者に対抗できません。
(減点0.2/通謀虚偽表示の解釈関係)
通謀虚偽表示は転得者がいる場合、絶対的構成説を取るのが日本の判例の立場なので、厳密には理解が変になるところがあります。ただ、この点はマニアックな論点だし、この手の映画で「消極的にでも邪魔する相手」がいないとストーリーが単調になりすぎるのは確かなので仕方のない部分もあります。
(減点0.3/事務管理と無権代理)
※ 事務管理単独では0.2、無権代理絡みは0.3固定
事務管理の管理者にあらゆる代理権が与えられているわけではないので、第三者と契約を結んでも本人の追認がない限り、(表見代理を満たさないなら)無権代理にしかなりません(緊急事務管理も同じ)。
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充電方法は人それぞれだけど、笑顔とぬくもりは鉄板なんだと思う
2025.3.8 イオンシネマ京都桂川
2025年の日本映画(104分、G)
原作は安斎かりんの同名漫画(白泉社)
イケメンのSNSの中の人になってしまう女子高生を描いた恋愛映画
監督は耶雲哉治
脚本は三浦希紗
物語の舞台は、私立美乃和総合高等学校
イケメン好きの才南(久間田琳加)は、学校の公式アカウントの背景に映っていた奏人(宮世琉弥)を見つけて、独自で「本人不在のインフルエンサー」なるものを作っていた
さらに、公式に激励のDMを送ってしまうのだが、それによって、「接点」ができてしまった
それは、この公式アカウントは奏人が退学を免れるために運用されていたもので、10万人のフォロワーを獲得して学校の宣伝をすれば、これまでの欠席などが帳消しになるというものだった
奏人はDMを送ってくれた相手を探し出す
それが才南だったのだが、彼女を選んだ理由があって、それが後半でわかるようになっていた
映画は、この二人の関係に割って入るクラスメイト土井垣(中島颯太)を描き、さらに才南の親友・柚里(米倉れいあ)が登場してややこしくなってくる様子が描かれていく
いわゆる三角関係になっていくのだが、それを楽しむのが柚里の立ち位置だった
彼女は奏人との秘密の関係を追いかけることが趣味にもなっていて、双方が好き同士であることも感じている
さらに、そこに土井垣を焚き付けるという悪戯をしていて、一番強かな人間だったと言える
自身の恋愛にはさほど興味がなく、その色恋沙汰を活力にしている節があって、本作では、「自分を充電してくれるもの」というものを巧妙に描いていた
それが一致すれば恋愛へと発展するのだが、そう簡単にいかないところに面白みがある
好きな人の笑顔(土井垣)だったり、燃えるシチュ(柚里)だったり、顔面(才南)だったり、ぬくもり(奏人)だったり
それぞれが生きる活力を追い求めていて、それが重ならないのがイマドキなのかも知れない
一昔前ならばもっと即物的だったものも、今では細分化されていて、もっと複雑化している
容認欲求も進化あるいは鈍化しているところがあって、今の時代に生きる若者は大変だなあと思った
いずれにせよ、癒しの空間に放り込まれる感じなのだが、ある意味で「スクリーンに癒しを求めているファン」に向けてのアンチテーゼのようにも思えてくる
自分が見たいものと見せたいものには差異があって、その特別感というものが何でもアップロードの時代においてとても困難なことになっている
自分や相手が上げなくても誰かに上げられるかも知れず、プライベートがあるのかないのかすらもわからない
そんな時代だからこそ、誰にも知られずにいられる時間というものは貴重で、残らないからこそ価値があるものは多い
そう言ったものに対する価値観が重なる時、お互いの恋愛観というものも重ねっていくのかな、と感じた
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