異端者の家のレビュー・感想・評価
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日本人の方が異端者でゴメンなさい。
この人、日本人に出会ったら宗教観異端すぎて泣き出すんじゃないかwww
ヒュー・グラントの演技が大変気色悪くて良いですね!狭い密室の中でジリジリする感じが良かった。
この映画一神教の信者さんには色んな意味で恐ろしく感じられるんだろうけど、なんせこちとら異端者過ぎてそういうとこさっぱり響かないんですよね。
ラストの展開面白かったし最後まで飽きずに見られて良かったですが、日本人向けでは無い映画だなぁ。
密室脱出劇としてしか観られなかったので後半は楽しめたけど前半の宗教問答はちょっとダルかったです。あの家かなり細かい設定がありそうなので、もっと家の要素が沢山見たかったです。
蘊蓄マンスプレイニングおじさんホラー
不気味なサイコスリラー
若いシスターが布教のために森の中の一軒家を訪れたことで巻き起こる脱出系サイコスリラー。異端者サイコパスを演じたヒューグラントの演技が本当に不気味で恐ろしさを感じた。
ほぼ3人で展開される会話劇であり、実際に起こり得るようなストーリーも絶妙で引き込まれた。
2025-67
あなたは神を信じますか~♪
教会本部からの指示で
森の中の一軒家を布教に訪れた
二人のシスター、
『バーンズ(ソフィー・サッチャー)』と
『パクストン(クロエ・イースト)』。
迎え入れた『リード(ヒュー・グラント)』は
人当たりの良さそうな初老の男性。
彼には妻もおり、今は家の奥でパイを焼いているとのことで、
心を許したシスターたちは居間に通りソファに腰を下ろす。
そこで『リード』は宗教、
とりわけ彼女たちが信仰する「モルモン教」についての論争を挑んで来る。
ただならぬ気配を感じ逃げ出そうとするが、
玄関のドアは閉ざされ、携帯の電波は届かず、
外への連絡を取ることもできない。
家の奥へと誘い込まれ、
家から出るには
「信心」「不信心」と書かれたドアのどちらかを選ばなければならない、
と『リード』から提示される。
究極の選択を迫られた二人は
片方の扉を開けるのだが、
その先には更なる恐怖が待つ、との{サイコスリラー}。
幾つかのサインは最初から示されている。
『リード』の外見は、
年齢こそ異なるものの、
有名な「シリアルキラー」の『ジェフリー・ダーマー』に酷似。
そして部屋の中に閉じ込められた蝶。
終盤に語られる「胡蝶の夢」との繋がりは明らかも、
〔コレクター(1965年)〕でも象徴的に使われ、
片や蛾だが〔羊たちの沈黙(1991年)〕でも重要なアイテム。
観客は映画の行く末を、かなり最初から予見する。
『ヒュー・グラント』が素晴らしい。
知能は高く用意も周到。
最初は気さくに、
次第に自説を言い募るも激昂することはなく、
しかし不気味さを感じさせる『リード』を
絶妙の空気感で演じる。
登場人物の口を借りてはいるものの、
キリスト教に対しての疑義を
これだけあからさまに提示した作品も珍しい。
「モルモン教」は全世界で一千万以上の信者が居るらしいが、
その教祖や教義に対しては明確に異を唱える。
「旧約聖書」も、
「洪水物語」であれば、
それ以前に成立した「ギルガメシュ叙事詩」に酷似した記述はある。
先行する幾つもの宗教や言い伝えを纏めた書物とのフラットな見方は
しかし「キリスト教福音派」からすれば噴飯ものだろう。
が、現代のアメリカ社会へのアンチテーゼなのは間違いのないところ。
「支配」する側に都合の良いのが「教義」との説は
全ての宗教に対する痛烈な皮肉にも取れる。
もっとも彼の言い分は、
自身の欲望を満たすに構築されたのは結末を観れば明らか。
高説も使い方次第と鼻白む。
二人のシスターの服装は暗示的。
「Black and White」の明確な配色は、
繰り返し問われる、
「信心」「不信心」にも関係しているよう。
{ワンシチュエーション}の後半は
閉ざされた屋内からの{エクソダス}モノに収斂。
緊迫感はあるものの、
先に挙げた理由により、示された真相にさほどの驚きはない。
{ホラー}的な描写は軽く、
謎解きの要素が強く出され終幕に至る。
そうした{サスペンス}的な側面よりも、
披瀝される宗教に対する見識に
どうしても興味が向いてしまう。
宗教とは・・・何?
若いシスターのパクストンとバーンズは、モルモン教の布教のため森の中の一軒家を訪れた。出てきた優しげな男性リードは妻が在宅だと言い2人を家に招き入れた。シスターたちが布教を始めると、リードは宗教についての持論を展開し始めた。不穏な空気を察した2人は密かに帰ろうとしたが、玄関のドアには鍵がかかっていて開ける事が出来ず、携帯も圏外となっていた。教会から呼び戻されたと嘘をついたが、帰るには家の奥にある2つの扉のどちらかから出るしかないと言われた。実はその家には、恐ろしい仕掛けが有り・・・さてどうなる、という話。
家に入って行った時点で妻が直ぐに出て来ず、おかしいな、と思ったが、あの風雨で妻も居ると言われたらつい入ってしまうだろうとも思った。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教と一神教の経緯から始まったから、宗教論争が展開されるのかと思ってたら、ゲームの名前や歴史だったりで、そのあたりは興味深く観れた。
玄関の鍵のカラクリも面白かったし、家の模型も迷路のようで、なるほどと思わせる作りだった。
ラストはイマイチだったが、宗教とは何だろうと考えさせられた。支配?権力?なのかなぁ。
2人のシスター役のソフィー・サッチャーとクロエ・イーストはどちらも勇敢で賢くて良かった。
ヒュー・グラントが演じた男は不気味で怖かった。地下室での檻の女性たちは2人と同じようなシスターだったのだろうか?
まるで舞台劇
若いシスターの二人パクストンとバーンズは布教活動で森の中の一軒家に訪問する。訪問先主人リードはシスター達に自身の宗教観を半ば強制的に展開し始める。身の危険を感じたシスター達は脱出を試みるが迷宮のようなからくり屋敷の中に閉じ込められる。密室からの脱出を描いたサイコスリラー。
A24という製作会社は、短編原作っぽい題材を話題作として提供するのが上手い。気がつけば、今年もVODも含め何本も鑑賞している。
ヒュー・グラントが怖い、怖い。男前俳優は、猟奇的な役も合うのだなと感心。長丁場の語りもその表情をずっと観ていられたのは、彼の俳優としての力量の高さだ。
さて、ゲームマスターのリードだが、結構な勘違いおじさんだ。自説の宗教観の長口上には、さすがに温厚なシスター達もこれはヤバいと逃げようとする。
このヤバいおじさんの宗教観うんちくよりも、からくり屋敷の謎解きに放り込まれたシスター達の活躍が見物。リードの長口上を削って、もう少しからくり屋敷の冒険があった方が良かったかもと鑑賞後の感想。
まるで舞台劇を見るような映画で、ヒュー・グランドの怪演に注目です。シスター達の奮闘をご覧ください!
A24だよ全員集合
それなりに
胡蝶の夢
林の中の一軒家に住む男の家に招き入れられた若いモルモン教宣教師コンビが、そこからの脱出を図る話。
雨が降る中訪れた家に、妻もいるからと言われて入ったけれど、妻は出て来ず宗教に関わる問答を投げかけられて巻き起こっていくストーリー。
布教に来たのにモルモン教についての知識で負けて、更には会話の主導権もとられるし、と言いとこ無しなT&P…じゃなくてB&P。
終始あからさまに怪しい駆け引きにのせられ転がされという流れではあるけれど、何がしたいのかわからない不気味さはなかなか。
終盤急にペラペラ後出しで語りはじめて、ちょっと緊迫感は薄れてしまったし、リードのしたかったことがいまいち盛り上がる感じでもなかったものの、なかなか面白かった。
ストレートに面白い
言ったらなんどけどA24にしては久々にめっちゃ面白かった。監督がクワイエットプレイスの人たちなんだ。クワイエットプレイスは実はそこそこくらいにしか思ってないのだけどこのサイズのサスペンスが割によかった。でもかなり宗教おちょくってるのでよくこんなのがやれたな、というかその辺をニタニタ演じるヒューグラントが怖かった。
ソフィーサッチャーとクロエイーストの美人シスターズが視覚的にとてもよい。宗教オタクのサイコパスおっさんの一軒家閉じ込められるだけの話なのにこの2人のルックがいいので飽きない。予告編ではくどそうだったヒューグラントもスティーブンキング風なメガネをかけて善戦。怖い。そして武器はカッターだけなのに行為が意外にエグい。
やっぱり個人的には『ドントブリーズ』とか『ブラックフォン』とかこういう一軒家に閉じ込められるサスペンスが好きだし醍醐味。この手のものが日本でもうまく作れるといいのに
賛否両論だと思うが 俺はハマりました。理屈は納得❗️人による
宗教の真理的なものにコレほど踏み込んだサスペンス❓ホラー❓は 俺史上初‼️
無宗教 なんちゃって 葬式だけ仏教
の俺には合点のいくパーフェクト作品だった。まあ人によります。
色々な映画的 興味を引くエキセントリックな 仕掛け もあって サービス心満点💯映画
信教の自由は大切 だけども 俺的には 宗教に支配されるのはどうか とあくまで個人的に思う
お金💴ハンパないでしょ❓
シスター2人と 屁理屈ジジイの 対決。 ジジイの理論はかなり正確 でも 早く・んで欲しかったのは事実
カ・・・罪その他 宗教以前やねん。宗教の前に 道徳ありきかと。
シスター2人の女優は ホーム🏠ページHPにある
ヒュー・グラント と3人対談動画 鼎談動画が まさに神的な神秘動画 でした。【この映画コムにも載ってました】
女優が素顔とスクリーン違うことは日本の女優でも多いけど
この動画 女優二人が別人‼️ どうしたの😨 というくらい 映画と違う 皆んな 5分超くらいフルで観る必要がないから
30秒ぐらい見て❗️
①映像では 小作りキュート🩷 なのに 実際は あらゆる意味で デカい 何でじゃァ🫨
②映像では 普通の女性 真面目👓キュート🩷 なのに なんか顔色違うし 鋭利なノドボトケ喉仏 が突然出現VVVV
マジ 作品自体より HPの対談鼎談動画に衝撃🫨受けた。違う人じゃ・・・
まあ 深く考えると 役者の実力の証明か❓凄い👍化け方。ナイス👍。か❓
あとねぇ 🈶有料パンフ は@1,200円だけど 色々 知的な良さがあって 元が取れる良作です。地獄の図解は『セブン』以来 お久しぶり❗️
まあ有料パンフ🈶は勿論個人の自由だけれども
ホームページHPがかなり情報多い キーワード入れてみる 宗教学者のキーワード解説が秀逸
なので HPだけでも 事前でも事後でもご確認を
それから 有🈶有料パンフ購入すると クリーム色の A24 独自のビニール袋に入れてくれました。
この袋 強度が半端ない。A24のヤル気を感じた。
まあ 人による ので いろいろ 場面あるから 要注意
だけども 俺は個人的に推奨します。ダレる場面なし。トイレに行く隙を与えず。膀胱が泣いて😢ました。
後悔先に立たず?
変なのみちゃったな…
先日ブリジット・ジョーンズの日記で、ヒュー・グラントをみて、なんとなく鑑賞して後悔…と思ったのも束の間、ストーリーに惹き込まれました。
冒頭、若い女性の軽い会話から一転、異端者の家に着いてから緊張の連続。ただただ3人の演技力に脱帽です。
一神教やモルモン教に馴染みのない日本人には、とっつきにくいかもしれませんが、宗教について考えさせられます。 .
逆に、多神教を信じつつ、無宗教に近い人が多い文化にくらす私達は、この映画を冷静に鑑賞できるかもしれません。
すなわち、Mr..リード独自の理論も、シスター・バーンズの鋭い考察も理にかなっていると思えるのです。そして、シスター・パクストンの純粋さには心を打たれます。
むずかしい話を抜きにして、単にホラー映画としても楽しめます。
真の信仰とは
ヒュー・グラントの理知的な微笑みが怖い。大学教授然とした風貌で、理路整然と畳み掛けられて、どんどんと心理的な出口が狭められる。
モルモン教をここまでイジっていいのってレベルで教団の成り立ちや教義の弱点を責め立てるミスター・リード。最初は、モルモン教に好意的な宗教観を提示しておいて、徐々に絡めとる手口。若い布教者じゃ太刀打ちできない。
急所ともいうべき、一夫多妻制度について唐突に質問され、困惑の表情をするシスター2人。教団の公式の見解を答えるのが精一杯だが、ミスター・リードの黒い意志を感じるようになり、逃げる算段をめぐらす。
ここからが、ゾクゾクする本番の始まり。ミスター・リードは、レクター博士に負けない落ち着いた喋りで、心理戦を優位に進める。
もっと斬新なラストが欲しい。なんて、ないものねだりも出てしまいますが、人間に怖さを十分に堪能できる作品でございます。
信仰とは?奇跡とは?を問う話を監禁スリラーにしているのだが、犯人が...
A 24にしてはかなり直球勝負
宗教は本来、喪失に対する癒しや良心の拠り所となる心の糧であるべきなんだけれども、権力と結びつくと大災厄をもたらすのは歴史上数々の事例が示している。そしてミスター・リードがラストに言う「人生の重要な決断を他人に委ねる」ような人々が無自覚にそれに手を貸してきた。まさに宗教とは支配、になってしまう。もっと自分の頭で考えようよ、というのが監督が言いたい事のひとつだろう。違ってたらごめん。
個人的には、駅前で「嘘をつくと地獄に堕ちます」みたいなどーでもいー事を拡声器で語ってる輩をああいう目に遭わせたいもんだ。
内容とは関係ないけど、冒頭ベンチでの避妊具談義の台詞の中に「ポイニャント(poignant)」っていうのが出てきたけど、これってクイズノックのとむが変な綴りの英単語として紹介してたやつで、こんなところで再会できるとは!
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