異端者の家のレビュー・感想・評価
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ほぼ大半が会話劇で2時間が長く感じられた。 冒頭で立派な山を目の前...
ほぼ大半が会話劇で2時間が長く感じられた。
冒頭で立派な山を目の前にベンチで若い女性二人が交わす会話が「マグナムサイズのコンドームは普通サイズ」「隣の部屋のアノ声がうるさくて」「アノ瞬間神の存在を感じた」とか下らなくてこの映画はハズレだなと直感した。
若い普段着のシスター二人組を邸宅に幽閉しようとする男がなぜそのような狂気に走ったのかというところがよく分からない。
若いころすべての宗教を学び脳が疲れて栄養失調になったから?宗教とは人を支配するものだから?とはいえ常人では考えられない。狂人だ。
久しぶりに胸糞映画を観ました。
A24の映画は自分には合わないのが多すぎる。
ここ10年のホラー映画の中でNO1の怖さと、面白さ‼️
好みというか非常に面白かったです。
モルモン教の若く美しいシスター2人が、
布教に行った家に閉じ込められる。
ただそれだけの設定で、込み入った仕掛けがある訳ではないのに、
めちゃくちゃ怖くて面白かったです。
変質者の家に美女が閉じ込められる設定は、ホラーの定番で
「コレクター」や「サイコ」などあります。
脱出ホラーというのも、数多いですが、
この映画は、シスターと家主のリードが、宗教論争を
繰り広げながら、次々と罠をかけて、家の奥へ奥へと
逃げざる得なくする。
奥へ行けば行くほど事態は彼女たちに不利になり、、逃げ場がなくなる。
《宗教》って味付けのスパイスを効かせれば、映画って、
本当に面白くなるのですね。
実際にモルモン教は個別訪問の布教をしているそうです。
屋内に入ることは殆どないのだけれど、悪天候と、
問題の主役の男が「妻が奥にいる」と罠を掛ける、
その家の主人のミスター・リード(ヒュー・グラント)の
穏やかで知的な弁舌に惑わされて室内に入ってしまうのです。
宗教論を吹っかけて楽しみつつ、シスター2人を窮地に追い詰めていく。
その屋敷も見た目は小さいけれど大変なことになっていて、
《からくり屋敷》ですよ。
地下室は奥へ奥へと地下牢のようで、
2人が目にしたものは正に地獄。
ミスター・リードは無神論者か?宗教を憎む異端者。
生贄を虎視眈々と狙っているのです。
屋敷もリードも怖くて震え上がったけれど、
【宗教とは詰まるところ、支配である】
とか、
シスターシスター・バーンズ(ソフィー・サッチャー)が、
ラストで、キッパリ断言するのですが。
【祈りは、叶えられない】
しかし他者のために祈る行為は美しい。
などの言葉が、強烈に刺さりました。
またラストでシスター役のソフィー・サッチャーが歌う曲。
歌声が清らかで美しいのがミスマッチで、
とても余韻が残りました。
異端どころか驚愕のウルトラ変態教祖様🫨
面白そうだなと思ったら、またしてもA24だね
期待ハズレ というか
神の国 アメリカのリアルが体内に無い私には最後まで響かなかった ホラー映画なのかなと、
そこも私にはA24らしい(笑)
異端扱いの一般的にモルモン教と呼ばれる宗派の信者の娘さん2人が遭遇する異端どころか驚愕のウルトラ変態教祖様🫨
マジでキモイよ 観覧注意⚠️
この前のNHKバタフライエフェクトで知ったキリスト教福音派 アメリカ🇺🇸の人口の4分の1となる1億人超の信者を持つ最大勢力が保守政治を牛耳る実態
カリスマ伝道師ビリー・グラハムの存在感と扇動力
古くは公民権運動に敵対
妊娠中絶の女性の選択権を否定などなど
JFKが政教分離に挑むも暗殺で頓挫しブッシュもトランプも選挙のために改宗するなど闇はあまりに深く 凡人の理解を阻む
観ながら そんなこの映画とは直接関係しない宗教の情報が頭に去来して、とりま いい意味で日本人の信仰のおおらかさに安堵したりして少し気が散った
宗教で悩んだり苦しんだりしてないからか、この映画の怖さや凄みは結局よくわからなかった
理性的ホラー作品
モルモン教の布教活動をする2人の若い女性、シスター・バーンズ(ソフィー・サッチャー)とシスター・パクストン(クロエ・イースト)が、ミスター・リード(ヒュー・グラント)の住む一軒家を訪れ、酷い目に遭わされるという”宗教”ホラーでした。
原題の「Heretic」は、直訳すると「異端者」の意味であり、ミスター・リード、ないしはモルモン教を指していると思われるのに対して、邦題の「異端者の『家』」は、ミスター・リードの忍者屋敷顔負けのカラクリ屋敷を指しており、この両者の違いがお国柄の違いなのかなと思ったところです。
また、「モルモン教」というと、日本でも有名人が教徒であることや、街頭で布教活動をしていることで見掛けることがありますが、正式名称は「末日聖徒イエス・キリスト教会」というそうで、あくまで「モルモン教」というのは通称だそうです。また近年では、教団は「モルモン教」という通称を使わないように呼び掛けているそうです。いずれにしても、一応キリスト教の一派ではあるものの、カトリックやプロテスタント諸派、正教会などからは異端視されることが多いようです。それは、カトリックなどが新旧の聖書のみを正典としているのに対して、モルモン教では「モルモン書」など、独自の正典が存在していることや、 父なる神、子なるキリスト、聖霊は本質的に一体であるという「三位一体」論が採用していないといった点が異端視の主因のようですが、本作でもこの辺の話が出て来ており、モルモン教の特徴を一定程度踏まえた上で映画を制作していることが窺えました。
さて、肝心の作品の内容ですが、2人の女性がミスター・リードの家に行くと、言葉巧みに家の中に招き入れられます。家の中では、言わば”宗論”が闘わされることになりますが、ミスター・リードの異常性に怖くなった2人は帰ることに。ところがカラクリ屋敷のドアは中からでも開かず、監禁されてしまったことに気付く2人。そんな2人に残酷な仕打ちをするミスター・リード、その結末や如何に?2人は無事このカラクリ屋敷から脱出出来るのか?というお話でした。
映像的な怖さ、気持ち悪さという点では、そこまでドギツクはなかったように感じましたが、ホラー要素に宗教という衣をまぶしてあるため、何となく神秘性が感じられて、恐怖感が増幅されていたように思いました。また、ミスター・リードのとち狂った所業の動機が、最終的に支配欲であると判り、きっと制作者としては、宗教が支配に利用されるという歴史とか現状を言いたかったのかしらとも思えました。その辺は合点が行く話ではあるものの、仮にそうだとすると、ホラー映画としてはかなり理性に訴えかける話になっており、感性で刺激する一般のホラーと異なり、かなり冷静に受け止める結果になり、一般のホラーとは異なる鑑賞後感を得る作品ということになりました。
あと忘れてならないのが、悪役であるミスター・リードを演じたヒュー・グラント。先日観た「ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今」では、往年の「ロマコメの帝王」ぶりを見せていたのに、今回は一転してヤバい奴に豹変。あの甘いマスクだからこそ、薄気味悪さは倍増しており、人選として大成功だったように思いました。
いずれにしても、筋立てがしっかりしているし、カラクリ屋敷の仕掛けも中々面白く、結構楽しめる作品でした
そんな訳で、本作の評価は★4.4とします。
田舎の遊園地のお化け屋敷
細かな設定に拍手。
《試写会にて鑑賞》
ヒュー・グラントの悪役完璧。
とくに女性を品定めしている時の表情が!
濃密な脚本と伏線が素晴らしすぎます。
流石は『クワイエット・プレイス』コンビ。
地下の先はまた地下。
ミニチュアハウスをもっと見てみたい。
とにかく面白くて感動。
マーケティングと宗教の絡ませ方、
マウントを取る会話に痺れました…!
これは何度も鑑賞して深掘りコースです。
3人の密室劇から終始目が離せません。
シスターふたりのキャラクター設定も見事。
ミスリードと予想外の展開に大興奮。
はたしてあの部屋の中に
妻はいるのか、いないのか。
エンドロールの音楽まで
計算され尽くした作品でした。
会場にあったブルーベリーパイの
キャンドルを記念に撮りました。
とても良い香り🕯️🫐
本日はありがとうございました。
あっ!この家には!
シ。-宗教の勧誘について-
内容は宗教の事だけど、これって色んな界隈でも有り得そうな話だよな。
構図が、○○ガチ勢拗らせ古参ジジィVS○○好き若者
映画好き界隈でも
古参「映画好きなのに黒澤作品も見てないのか!」
新参「Netflixにあれば見ます」
古参「映画は映画館で見るもんだ!」
新参「最近では配信映画もアカデミーにノミネートされてますよ」
古参「私は年間500本見てるんだ!!」
みたいな、やり取りありそうだし。
古参「家にプロジェクターあるから、見においでよ」
新参「やめてください!もう帰ります!映画観るだけって言ってたじゃないですか!」
古参「何を今更」
みたいな、トラブルとかありそうだしね。
屋敷に仕掛けられたトリッキーな罠から脱出ゲームを期待していた分、そこの盛り上がりには欠けたが、舞台劇のような屁理屈会話劇は十分に楽しめたし、面白かった。
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