異端者の家のレビュー・感想・評価
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期待してたのと違った
どなたかのレビューで、「思っていたのと違った」というのがありましたが、まさしく私もそう感じました。
中盤での、ヒューグラントが語っていた宗教観に関してはある意味興味深く、面白かったけど、私としては脱出ムービーと思っていたので、ちょっとそれとは違うかなと。
定番のドキッとする場面はあったけど(恥ずかしながら身体がビクッとしてしまった)
ユナイテッドシネマで、早くも狭いスクリーンに移り、しかも、かなり上映期間が短そうだなと嫌な予感がしたけど、実際に入場者も少なく、やっぱりそういうことですね。
アメリカ(それともカナダ?)とかではああいう森の中の一軒家とかが良く出てくるけど、こんなとこに女性二人で訪問させるなよと思ってしまったのは私だけですか。
あの家には布教に行きたくありません。
家の外観がスクリーンに映し出されると、もう定番のような
雰囲気なので、それでグッとストーリー展開に対して期待値が
上がった。
最近いろいろな役を演じているヒュー・グラントが刃物を持って
襲ってくる殺人鬼でもなく、理路整然と自分の考えを述べるだけで、
部屋の内装と相まって、漂う空気や雰囲気が怖い。
アメリカだと本当にこういう内装の家がありそう。
ストーリー展開はタイトルの「異端者の家」というところから、
宗教絡みかなと想像していたけど、それ以上でした。
シスターを演じた二人の女優さんが役の入り込み具合がすごくて、
特にパクストン役のクロエ・リードが素晴らしくて、
今後確実に伸びてくると思います。
それにしてもA24って作品を見つける嗅覚が鋭いと思う。
ハズレもあるけど。
「脱出系オバケ屋敷を期待して入ったらすぐに出口だったけど、途中の展示はけっこう良かった」
劇場予告を見て「仕掛け満載の迷路みたいな家から脱出する話なのかな?」と思ってたら全然違いましたわい。
(YouTubeのCMは、その勘違いを更に加速させる作りになってて、なんともかんとも)
ヒュー・グラントん家にモルモン教の宣教にやって来たシスター二人は快く招き入れられるが、実はヒュー・グラントは、あらゆる宗教を研究した既存の宗教を論破したいオジサンでした。しかも、内面は非常に邪悪なクソ野郎で、二人を招き入れた目的は…。
ホラーと言うより、会話がメインのサスペンス。2つの扉を選んでから脱出までのハラハラを期待すると肩透かしを食らう。実は2つの扉に行く前がサスペンスの山場だったんだよなぁ。
家に入って、にこやかに対応してくれるヒュー・グラントだけど、「あれ、なんかこの状況、ヤバくない?」「でも相手は常識の範疇の振る舞いだし、ここで帰りますって言うのも失礼になるし…」「何とか退室する口実を見つけないと」と、モタモタしている内にどんどん状況が悪化して行く感じは、キャッチセールスや、まさに宗教の勧誘に引っ掛かった時に似ていて、他人事なら無茶苦茶面白いサスペンス。
しかも、ヒュー・グラントの話すモルモン教(他の既存の宗教も)の教義の矛盾点や、バーガーチェーンやモノポリーの普及発展に例えた宗教の話が、「こんな講義授業があるなら聞いてみたいな」と思えるくらいに結構面白くて、聞き入ってしまいましたよ。
「宗教の教え」と「システム」の問題など、観賞後、家に持ち帰って色々考えたりも出来る、小ぶりながらも中々の良作。
例えるなら「脱出系オバケ屋敷を期待して入ったらすぐに出口だったけど、途中の展示はけっこう良かった」という印象でした。
自称クリティック派から、あれは奇妙な隣人程度ですな。
微妙だけど楽しかった
祈りの捉え方は良い。
モノポリー、昔遊んだけどルール覚えてません
評価不能なれどスリラー最高潮
70点ぐらい。2回観たけど同じとこから眠くなる…
老害と若者
ガチンコサイコ宗教論争
からくり屋敷の脱出劇とは違ったが?
親切な作品
私にはぴんとこず
2倍で楽しめる
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