異端者の家のレビュー・感想・評価
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ありえないことではないかも
A294 相手がやばい奴でもしっかり説得して来るねんぞ!
2025年公開
1000段以上の階段(適当)をも自転車をかついで登る
女子二人組。
宗教の前にはどんな悪人もひれ伏せる、と
ほんまに思っているのか欧米人。
ミスターリードはいったい何をしたかったのか?
言論でマウントとって地下室に送り込み檻に追い込んだら
ハイ俺の勝ち!って誰がこんなゲームに付き合うねん?
こんなシチュエーションになってゲームをするか?
やはりオトコは家に閉じ込めたらすることはだいたい
よからぬ方向に持っていくとおもうのだが。
ところが地下室の奥にはそんなゲームに付き合った方たちが
いるわいるわ。
この方たちの職業はやはり勧誘員だったのかね?
にしてはこの地域で行方不明の女子が結構な数でいてる
というのはお上もわかってるでしょうに。
本作はその構成の不足が気になりハマりませんでした。
てか雪が降ってたんですね。
昼間は夏の雰囲気だったので。
で、あのししおどしの意味は何?
魔女の下着は危険なキーワードやってんや。気をつけよう。
50点
鑑賞日 2025年5月12日 イオンシネマ草津
配給 ハピネット/A24
究極の宗教(信仰)とは何か
「A24」と聞くと、絶対、ヤバいホラーだとわかっているのに見たくなってしまう。
まぁ、相変わらず気持ち悪い。
序盤の「理論攻め」のあたりは少し退屈だったが、地下に入ってからは、あっという間で没入した。
犯人の気になる行動は多々あるけど、異常者だからね。
一夫多妻制の議論を冒頭でしていたけど、あれは、妻としてカウントしている・・?
ケネディ?神父だっけか、聡明そうでなんかありそうな人、思いのほか活躍しなかったね。
怖さより宗教観の面白さ
緊張しすぎて吐きそうになった😰予告を見た感じだと、ギミックやトラップで怖がらせるやつかなー?って思っていましたが、かなり深いテーマを持ったサイコ・スリラーでした。「これから何が起きるんだ?」という期待と不安でいっぱいになる脚本とヒュー・グラントの演技。本当に素晴らしかったです。
実はヒュー・グラント出演作を観るのは初めて。人気俳優というだけあってその演技力はズバ抜けたものがありました。これだけ会話中心の作品なのに全く飽きずに…というかもうスクリーンに釘付けでした。一瞬たりとも彼の言動を逃すまいと夢中で観ていました。凄い。
ソフィー・サッチャー演じるシスター・バーンズも可愛くてクールで最高でしたね!少なくとも髪型真似したいくらいには好き(笑)シスター・パクストンは最後まで眼鏡かけてて欲しかったかな…。まぁ、どうでもいいことですけど(笑)
ヒュー演じる変態おじさんがひたすら宗教の矛盾や不確かさを突きつける作品。私の母が信心深い人だったので、私自身も宗教について考える機会は多かったのですが、改めて宗教とはなんぞや?と考えさせられました。2人のシスターがモルモン教徒というのもあって、一神教についての話がメインでした。ユダヤ教→キリスト教→イスラム教の話など興味深い話で引き込まれました。
会話劇が中心ではありますが、ストーリーが大きく動く場面はかなりスリリングな展開になっており、「家」の不穏な空気も相まって張り詰めた緊張感がとても良かったです。若干のグロ描写もあります。
ラストは観た人がそれぞれ自由に解釈できるような終わり方でしたね。この終わり方は宗教をテーマにした作品としてはベストだったのではないかと思いました。
めっちゃ怖い
予告編を見て興味を持った。「怖い」映画なのねということだけ認識して鑑賞。
【物語】
2人のモルモン教の女性宣教師はモルモン教に興味がありそうな人を訪ねては話をしていた。 ある日大雨の降る中、資料請求の有った男の家を訪ねる。 玄関に現れたリード(ヒュー・グラント)は、雨に濡れるからと二人を家の中へ誘う。ふたりは男性だけの部屋には入れないと言うが「妻が中にいる」言われて中に入る。
しばらくリードと話をするが、「妻が焼いているパイを出す」と言いながら、一向に妻が出て来る気配がなく二人は怪しいと感じ始める。適当なことを言って早く帰ろうと、入って来た扉を開けようとするが、扉は固く閉ざされていた。
【感想】
想像以上に怖い作品でした(笑)
展開自体は概ね想像していたとおり。少し違ったのは2人の女性が予告編にも描かれている「ふたりが布教のためにその家を訪れる」というのは訪問までの設定だと思っていた(家に入ってからは布教は関係無いのかと思っていた)が、家主リードはずっと最後まで彼の宗教観を語り続ける。 宗教嫌いの俺としては、リードが信心深い人間で神を語るのであればうんざりしていたに違いない。幸いなことにモルモン教に対する批判的なコメントを頻発し、独自の宗教観(割と論理的!)を語るのでそういうストレスは感じずに済んだ。
何が怖いって、「見知らぬ家に閉じ込められる」という設定、不気味な家の作り、後半訪れる部屋の不気味さ等もさることながら、本作の肝はリードの語り口だ。ヒュー・グラントと言えば、俺の中ではラブコメの名手で、イケメンで優しく、スマートなイメージ。 本作でもある意味そのイメージのまま。裏に隠された本性がいつもの役とまるで違うのに、表面はいつもの優しく・スマートのままというのが逆に怖い! 強いて言うと、いつもより早口で多弁。一方的に淡々と話し続ける。 ホラー映画に良くあるような、怖がらせるようなしゃべり方ではない、それがなんとも不気味さを煽る。ヒュー・グラントって容姿と雰囲気だけの役者じゃなかったのだと感心した。
最近話題作の多いA24作品だが、ちょっと意表を突く「怖い」系作品はやはり得意なんだなと思わせる逸品。
見事なプロモーションに騙されたと・・・いや騙しちゃいないんだよなぁ
A24版の『SAW』や『CUBE』みたいな皮を被ってるけど、序盤から全く違うエキスを味わいまくれる一本!
宣教活動に勤しむシスター二人が訪れたのは、
リードと名乗る男の住む一軒家
『妻がブルーベリーパイを焼いてるんだ』と誘われ、室内で話すことにするシスター達
教義に異様に詳しいどころか読み込んだ跡が見える教典まで持っているリード
彼の目的は何なのか?
秀逸な演出とセリフ劇でじわじわと危ない状況が描かれていく・・・
今作のメインの要素は「宗教」や「信仰」
「シスター2人と謎の男」はあくまで観客の興味を引くための舞台装置であり、語られようとしている本質ではない
それだけに、映画自体もさることながら宗教に馴染みが少ない私たち日本人の心を掴む予告編や、芸人のエルフを起用したポップなYoutube広告などのプロモーションの上手さにも感心させられた
このプロモーションに少しでも興味を引かれた人は騙されたと思って・・・いや、騙しちゃいないんだよな
騙すのではなくあの予告編に収まりきらない唯一無二の今作ぜひ試してみてほしい
現代における宗教観をテーマにしつつ小粒な異色サイコミステリー
布教活動に励む若いシスターふたりが、謎めいた中年男が住む屋敷を訪れて囚われの身になってしまうサイコミステリー。
根底にあるのは、現代社会において「宗教を信仰する」とは純粋に神を信じることなのか? 宗教の本質とは「人を支配するカラクリ」では? といったことを中年男は捕らえたシスターと問答を繰り広げ、彼女たちを恐怖に陥れて、自らの絶対的宗教観である「支配」を押し付けていく。
サイコミステリーだけに、犯人側の犯行動機は斜め上でありながら、観客にも理解できる範囲でないと共感は得られないのだが、宗教観を拠り所にしたテーマは日本人の私には今ひとつピンと来ずでした。
とはいえ、からくり屋敷に閉じ込められ恐怖に震えながら、中年男の宗教観と対峙して、現代における「祈る」とは一体なんなのか? を提示した終盤はそれなりに腑に落ちました。
ところで避妊プラントって二の腕に埋め込むものなの? そっちの方が気になったわ。
クリープ
久々に映画を見ようと思って行ってきました。
ハズレの映画と当たりの映画
人それぞれによって違うと思うけど
この映画はなんか見たことあるヒューグラントと、好きで実際にライブに行ったこともあるレディオヘッドの曲が流れるということで
ホラー好きも相まって期待して見に行ってきました
注目されて久しいA24
ちょっと自分の中で 期待値が高まりすぎていたのかもしれない
悪魔は出てこないが悪魔崇拝的な
なんとなくディープステートな映画だなと思った
イスラエルは天国だそうな
そう考えるとヒューグラントはビ◯ゲイツに見えてくる(笑)
1ミリも共感できないものは全く怖くない。
閉所恐怖症なので途中は息苦しすぎて退室しようと思った。
全国上映なのも有名俳優が出ているのも名曲が出ているのも全て地雷フラグだった。
とは言っても高評価の人もたくさんいるので自分の感覚がおかしいんだろう
でも主演の女性2人はとてもキュートで良かったそれを見れたのだけでもお金払った意味があったのかもしれない。
精神異常者の家
歳をとったヒューグラントが楽しめる
イカれた宗教観を持つニヤついたジイさんが
宗教の勧誘にきたお姉ちゃん2人を監禁
この話はお姉ちゃん達の脱出系サイコスリラー…
だと思っていましたが…想像とはだいぶ違った
しかも所々グロい
ジイさん化したヒューグラントが
なかなか偏った宗教観を語ってくれるが
素人が他所様の宗教を語るとヤケドしかねないので
それについては黙っておく
結局このジイさん目的はなんだったんだろう
行き過ぎた宗教実験?
それとも支配する側になりたかっただけ?
なんとも悍ましく難解なお話であった
ただし悪い役のヒューグラントなかなか良かった
ナチュラルにキモい感じが最高である(笑)
ちなみに…
私は昔からヒューグラントをニヤケと呼んでいる
いつもニヤついた笑顔のおじさんだったからだ
当時はロマンスコメディの王様だったニヤケも
今ではナイスなジイさんである
お互いに歳をとったね(私もついにおじさん…)
人間が一番怖いっ!
ホラージャンルとして、悪魔ものだとか霊とかゾンビとかいろいろあるけど、おかしな人間の犯罪が一番怖い。ヒッチコック作品とか本当に怖かった。この作品は最近の映画の中では最高に怖い部類に入ります。予想はしてたけれど、ヒュー様の不気味な笑みと、自分では手を出さないのかと予想してたらそれを裏切る展開に、ひいーっ、となりました。
MONOPOLYを宗教の発展と結びつけて説明するあたり、屁理屈としては斬新で面白かった。個性的な役が最近多いヒュー様、不気味な狂人役も魅力的に演じている。一体どうなるのか?と怖いながらもはまってしまった先の読めないストーリー展開は見応えありです。ただ観る人がこれで変な宗教観を持たないことを祈ります!
良質シチュエーション・スリラー
神様を信じる事は支配されている事
ブルーベリータルトが悪い。
ヒューグラントのサイコ役を見に来ました。
なかなか頑張ってたが演出の指示かもしれないけど、もう一息狂気が欲しかった。
モルモン女子部2人は良い感じ。
話は運悪くモルモン女子2人が屈折した宗教マニアのなれの果てに遭遇、布教に行き酷い目に遭うはなしです。
モルモン布教部隊もちゃんとマニュアルあるのね。
宗教マニアのおっさんの蘊蓄がなかなか面白い。さらに建築マニアでもあるようで家も変な間取り建築おばけやしきと化しています。
そこらへんの説明があまりなかったので、ご自慢のカラクリ自宅ミニチュアが少し唐突でした。
仕事仲間が昔、高円寺の居酒屋で飲んでてヒューグラントに遭遇したそうです。良い人だったらしい。
芸域拡張頑張れ同い年。
ツボを押さえしっかりとした脚本
いやお前が言うんかいッ!!
布教活動の為にある家を訪れた2人の若いシスターだっだが、そこに住むヤバいおじさんに閉じ込められ…この家からの脱出を目指す物語。
…と言っても、想像していた脱出ゲーム的な話では無く、個々人の宗教観を交えたサイコオジサンと対峙するのがメインですね。
まず…初っ端から2人のお下品な会話。。
そうですよね、信仰心があるからと言っても人それぞれだし…これもワタクシの偏見ですよね。
小難しい宗教の歴史話とかも少々絡めてくるので、学の薄いワタクシには追いつけない部分も多々あれど、とにかく降りかかる不気味な災難の連続に背筋は凍るは手に汗握るはでハラハラしっぱなし!
協力し合わなきゃなのに微妙に方針の違う2人の言動にもソワソワさせられます。
数々の伏線や、アレレ?…と思った細かい変化もしっかり回収してくれるし、次々放たれるリード氏の言葉に観ているこちら自身も疑心暗鬼に…うん、こりゃワタクシも支配されかかってますな。
んで、ちょっと気になったのが割と序盤、「玄関が開かなかったので」…って言っちゃったら、出ようとしたことバレちゃわない?…まぁリード氏からすりゃそんな事織り込み済みだろうから特に影響はないか。
そしてそして!メインキャストのお二人、とても眼福でしたねッ!!
"信仰の扉"と"不信仰の扉"…どちらを選ぶことも難しいが、バーンズちゃんとパクストンちゃん、この2人のどちらかなんてもっと選べないよッ!!
…とにかく、終始のめり込まされる不気味でヒリヒリのホラーサスペンスといった感じでとても面白かった。
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