「映画部前田型の人にはおススメ」異端者の家 バビさんの映画レビュー(感想・評価)
映画部前田型の人にはおススメ
A.ロメロが好きって人には2つのタイプがあると思う。
ゾンビってドキドキして怖くて好きってタイプと、ゾンビってのは監督の言いたいことをゾンビを使って言ってるんだっていう、桐島部活・・・の映画部前田君のようなタイプ。
本作は前者型の人には、ありきたりでひねりのない、そこそこの作品って感じ。
なんかこの子があれを使って生き残るんだろうなって予想から全くはみ出ない。
でも映画部前田型の人には、ホラーサスペンスの形でこれほど言いたいことを言ってる作品もなかなかないよっていう秀作です。
大きく言うと【宗教とは】【文化とは】というレベルの話をしていて、信仰、音楽、映画における模倣とかパクリってなんだ?って。
いろいろな受け止め方があるけど、自分は
「『桐島、部活やめるってよ』を見て『羅生門』と同じだとか言うインフルエンサーとかいるらしいけど、アホちゃうか」ってことなんだと理解した(笑)
洋楽が苦手だって人は、ネタバレにならないと思う範囲でいうと、レディオヘッドの「クリープ」とホリーズ、レナ・デル・ルイとの関係あたりは先にwikiで調べて聞いて行くといいと思う。
ただ深い信仰を持ってる人は見ないほうがいいんじゃないなあ。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。