「イカれたおっさん劇場」異端者の家 マスゾーさんの映画レビュー(感想・評価)
イカれたおっさん劇場
キリスト教と宗派
世界に24億人いるキリスト教徒
だが聖典となる旧約聖書の解釈
イエスを産んだマリアの方が偉い
というマリア信仰
何なら新約聖書など
様々な宗派がありおおまかには
全世界のほぼ半数を占める
先日逝去されたローマ教皇を
中心としたカトリック
その次に多いのは
16世紀にルターの宗教改革以後
生まれたプロテスタント
である
今作はその宗派における
(プロテスタントとする定義もある)
「末日聖徒イエス・キリスト教会」
かつてはモルモン教と言われた宗派の
の布教活動を行うシスター達が
軽いノリで訪れたおっさんの家に
入ったが最後トンデモな目に
遭うサイコスリラー
どうだったか
ブラピほど突き抜け過ぎず
さりげないナイスガイの代表格
だったが今はいいおっさんになった
ヒュー・グラントのイカれた
演技は最高でしたが
どうしてもテーマがテーマ
宗教観からくる受け取りが
どうしても日本人にはなじみにくく
会話劇も本国の人らの方が
もっと面白いんだろうな~と
感じてしまうところがあった
二人のシスター
バーンズとパクストンは
家に入る前に確実に嫌な予感がして
独身男だったらさっさと帰るよと
決めた者の
「奥さんいますか?」と聞くと
「いるよ!(ウソはついてない)」
と答えられたりして
結局どんどん引き入れられてしまう
ご都合的に通じないスマホの電波
なんだそれはと笑ってしまう家の
わけわからんギミック
A24系特有のいつものチープ感と
合間って怖いと言うよりギャグに
なっていました
「一夫多妻制は認める?」とか
それあっちの宗教じゃんと
誰もが思ったり(笑)
ラストも投げっぱなしな感じで
多分すぐ忘れそうな映画だが
まぁたまにはホラーもね
ってホラーじゃなかったけど
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