「アイヒマン、またお前か」オークション 盗まれたエゴン・シーレ コビトカバさんの映画レビュー(感想・評価)
アイヒマン、またお前か
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序盤の数分からもう面白い。
オロールは誰に何言ったか覚えてるのか?そもそもオロールが本名なのかすら疑わしい。
長く行方不明だった絵画が見つかるところから、金持ち同士の駆け引きが繰り広げられる。額が額だけに高く売りたい、おこぼれが欲しい周囲をよそに現所有者のマルタン親子は無欲で純朴。それが救いでもありイライラの種でもあり。
ピュアなマルタンと嘘つきオロールが展開を面白くさせる。
自分の人生にはない金額が飛び交うオークションを見守るマルタンの表情が秀逸。
最後までアンタは良い子だよと言わざるを得ない。
上映時間もちょうどいい。
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