奇麗な、悪

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奇麗な、悪

解説・あらすじ

映画プロデューサーの奥山和由が約30年ぶりに劇映画のメガホンをとり、2016年にも「火 Hee」のタイトルで映画化された中村文則の短編小説「火」を原作に撮りあげた実験的な自主映画。

街の人混みのなかを、まるで糸の切れた風船のように危うげに歩くひとりの女。やがて古びた洋館にたどり着いた彼女は、そこが以前に何回か診てもらったことのある精神科医院であることを思い出す。ひと気のない洋館の中に吸い込まれるように足を踏み入れ、以前と同じように患者用のリクライニングチェアに身を横たえた女は、自身の悲惨な人生について語りはじめる。

「由宇子の天秤」「火口のふたり」の瀧内公美が主演を務め、1時間以上におよぶワンカット撮影で圧巻のひとり芝居を披露。全編を彩るピエロの口笛のメロディは、芸術文化功労賞受賞者で国際口笛大会優勝経験を持つ加藤万里奈が担当。

2024年製作/76分/G/日本
配給:ナカチカピクチャーズ
劇場公開日:2025年2月21日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
原作
中村文則
脚本
奥山和由
プロデューサー
豊里泰宏
撮影監督
戸田義久
照明
中村晋平
録音
伊藤裕規
美術
部谷京子
衣装デザイン
ミハイル ギニス アオヤマ
ヘアメイク
董氷
音響効果
大塚智子
編集
陳詩婷
音楽
加藤万里奈
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(C)2024 チームオクヤマ

映画レビュー

3.5瀧内公美さん、良いですね(^-^)

2025年4月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

瀧内公美さん目的で見に行きました。
今年に入って、『敵』で気になる女優さんになって、『レイブンズ』を先週見て、『奇麗な、悪』の予告を見て見に行こうと決めていた。。

解釈が難しい映画でしたね。
出てくるのは瀧内公美、一人だけ。
一人芝居です。
かなりチャレンジングな内容の映画でした。

罪の告白というのか、独白、激白する形で話は進む。
ただ、一応、見えない精神科医がいる体で、瀧内公美が一人で話し続ける。
これは妄想なのか、どういった設定なのかは分からない。
長回しのカットが多く、瀧内公美の話だけで映画は進む。
ワンカットでは無かった。

気になった点がひとつ。
カットが切り替わると髪を束ねた彼女と、髪を下した彼女が切り替わりで繋がらない所が何度かあった。
編集ミスにしてはお粗末すぎる。
あえてなのかとも考えたけど、理由は分からず。。
スクリプターさんがいなかったのかな。。

幼少期の告白から始まり、結婚、そして...
結婚後の展開がイマイチだったかな。。
もっと、告白内容を工夫しないと、瀧内公美の魅力だけでは厳しく感じた。
脚本がイマイチなんでしょう。

エンドロールの最後に脚本・監督、奥山和由。
久しぶりに見る名前。
松竹でプロデューサーをしていた頃はよくテレビに出ていたんですけどね。
最近は特に話題作に関わっていなかったと思う。

同じ脚本で役者と演出が変わったらと頭の中で考えてみた。
長澤まさみ、吉高由里子、倉科カナあたりで撮ってたら、どうなっていたでしょうね。
ただ、今回の瀧内公美さんはとても頑張っていたし、魅力的でした。
ことしは大活躍の予感。

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はりー・ばーんず

2.0そろそろお開き

2025年4月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

にしたいんですが。多分ご本人が言ってる通り、嘘なんでしょう。暴力を振るわれた痣とか無いし・・原作を読んでないので正味知りませんけど。
撮る方は愉しいんでしょう、奇麗な女優さんが自分の書いた言葉を必死に言ってる、そしてそれをじとーっと見つめていられる。観客凄い苦痛ですけど。
女優に惚れ込むと月刊〇〇とか単独の企画がよく上がりますが、周りが居るから引き立つんじゃないんですかね。
せめてもう少し短く・・短編で良いですけど。

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トミー

1.5奇麗だから悪なのか。 悪だから奇麗なのか。

2025年3月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

奇麗だから悪なのか。
悪だから奇麗なのか。

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ボブ

1.0瀧内公美を堪能する作品

2025年3月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

瀧内公美の一人劇で、
それなりに見応えはあったが、起伏がなく早々に飽きてしまった。

それでも何とか最後まで観ることができたのは、
瀧内公美が醸し出す魅力に他ならない。

実験的な作品は大歓迎だが、
本作を映画というフォーマットが最適だったかは、
私としては疑問が残った。

瀧内公美は素晴らしかったです。眼福でした。

コメントする 2件)
共感した! 5件)
ひでちゃぴん