MR. JIMMY ミスター・ジミー レッド・ツェッペリンに全てを捧げた男

劇場公開日:

MR. JIMMY ミスター・ジミー レッド・ツェッペリンに全てを捧げた男

解説・あらすじ

イギリスのロックバンド「レッド・ツェッペリン」のギタリスト、ジミー・ペイジになりきることをライフワークとする日本人・ジミー桜井を追ったドキュメンタリー。

新潟県十日町で育った桜井昭夫は高校時代にレッド・ツェッペリンのレコードに出会い、ジミー・ペイジのギタープレイの虜となる。やがて上京した彼は、昼は着物のセールスマンとして働き、夜はペイジのギターテクニックと人格を身につけた「ジミー桜井」として活動。35年間にわたり、東京の小さなクラブでレッド・ツェッペリンのビンテージコンサートを完璧に再現してきた。

ある夜、来日中のペイジ本人が桜井の演奏会場をお忍びで訪れたことで、彼の人生は大きく動きはじめる。本物のペイジの喝采に触発された桜井はサラリーマンの仕事を辞め、家族を置いてロサンゼルスに移住し、レッド・ツェッペリンのコピーバンド「Led Zepagain」に加入する。しかしそんな彼を、言葉の壁や過酷を極めるツアー、メンバーとの軋轢など、さまざまな困難が待ち受けていた。

2023年製作/114分/G/アメリカ・日本合作
原題または英題:Mr. Jimmy
配給:アルバトロス・フィルム
劇場公開日:2025年1月10日

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映画レビュー

4.0圧倒的な人生の勝者=ジミー桜井氏をたたえる記録映画

2025年2月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

萌える

ずっと観たかった映画を、ようやく鑑賞できた。

「(まだ)ジミーちゃん、やってる?」「やってる、やってる〜」と軽い気持ちで観に行ったのだが、ガツンとやられてしまった。

一体どれほどの人が、ブレずに趣味でもライフワークでもやり遂げられるだろうか?

ゴールのないマラソンをしているように見えるが、やり遂げる価値のあることに出会い、そこにひたむきに前進するジミー桜井氏は本当に美しい。

氏のみならず、アメリカ行きの背中を押した理解のある婦人を始め、ギターやアンプや衣装など彼を支える職人さんなど、氏を支える登場人物が自分の役割を全うしており、やはり美しい求道者たちなのだ。

私は世代的に80年代ロックから聴き始めた音楽ファンであり、あまりレッド・ツェッペリンを聴いてこなかった。

しかし、本物のジミー' 神様' ペイジがライブハウスに来て桜井氏に心からの賛美を送るシーンは、思わず感涙した。やはり神様は、神様を引き寄せてくれるんだな。

この素晴らしい映画を観た今日という日は、誰もがCelebration Dayのはず。笑

マニアックな映画だと敬遠されるかもしれませんが、多くの人にお勧めしたい。

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スー(ジェーンじゃない方)

2.5もはや伝統芸能

2025年2月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ジミーペイジを久しぶりに見た時の感想は、顔もふっくらと丸く、白髪がきれいな日本人の好々爺?どこぞの社長さん?でした。
ジミー桜井さんは面長で雰囲気がそもそも違うのに衣装にもあの凝り様。いや~恐れ入りました。
LED ZEPPAGAIN の日本人マネージャーさんも大した人。
ジミー桜井さんはアタシの3歳年下。
パープル派だった私(国内発売のLP全部に海賊版など所有)は、それでもドラムのボンゾには憧れました。そのボンゾが30歳で死んでしまってバンドは解散。スーパーグループだからこそのコピーバンドの需要なんですが、ボンゾの息子ももう58歳。
それにしても細かすぎる櫻井さん。アンプ職人、ピックアップ職人のおじさんの仏頂面が物語ってました。この人とバンド組んでもリズム隊は楽しくないなぁ。高校生だったら絶対ケンカしとる。
初対面で組んでライブバージョンのアドリブがピッタリ合ったりするとたまらなくうれしいんだけど、それをお決まりでやらされるのはねぇ。
新潟の十日町出身の櫻井さん。奥さん新潟美人でしたね。Mr.Jimmyがアメリカで頑張ってる隙に十日町の温泉にゆっくりつかって、美人のお酌で雪見酒としゃれこみたいですなぁ😎

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カールⅢ世

4.0ジミー、バカ一代

2025年2月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

自分もツェッペリンが好きで、アルバム(LP)はスタジオアルバム(永遠の詩を含め)殆どあり、ブートレッグも数枚ある。ライブ映像の「レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ」は10回以上は観ている(高校生の頃は他の音楽映画の3本立てが多いこともある)。
しかし、この映画の主人公のジミー桜井さんは、ピックアップやシールドまでこだわっている(あまり書くとネタバレになる)。多分、ブートレッグも全部持っているのであろう。
こんな凄い人が世の中にはいるんだ。劇場内はおっさんばかりだった。

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hanataro2

4.0レッドツェッペリン道の求道者

2025年1月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

ジミーペイジのギターに憧れ10代の頃の情熱を持ち続けてレッドツェッペリンの楽曲のコピーを続けた桜井氏はジミーのギターを再現する事で糧を得て生きて来た。正に求道者という他ない。初老の年代に入った彼だが映画ではそこに至るまで過程を描き今まさに完全体になろうとしている男の姿を描いている。中々難しいと思うが彼のショーを見たくなる映画であった。

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シバースDT11

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