劇場公開日 2024年11月2日

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お祭りの日のレビュー・感想・評価

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3.5かけがえのないものであったことを思い出させてくれる

2024年12月16日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

萌える

 家族や友人、異性との関係、学校や社会、部活動やバイト、そして旅行などの思い出が、夏の日のうだるような暑さや雲ひとつない青空、突然の雷雨、寂しさを感じる晩夏、ひぐらしの鳴きごえや花火、盆踊りの音などと共に、ふとよみがえってきて胸を締めつけられる人には、この映画が沁みるはずです。

 各話の世界が花火の音でもつながるのですが、堀内友貴監督がこれまで描いてきたモラトリアムな時間が本作でも切り取られ、同じ時間軸の話のようでありながら、まるでそれぞれは別世界のようにも見えてくるのです。

 そんなモラトリアムな時間の中で、交わるはずのなかった者同士がほんの少し会話をして同じ時間を過ごしたり、忘れた記憶を巻き戻し、外の世界に一歩踏み出すことで、それぞれが自分に猶予を与えていた時間が動きはじめるように見えます。

 その瞬間をオフビートなコミカルさと会話、そして寂寞感とともに、夏の終わりの日に重ねたような作品です。何者でもなかったが、あの時間やその瞬間に感じたものは、かけがえのないものであったことを思い出させてくれます。

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和田隆

2.0飛んでくるのは85mね

2024年11月2日
Androidアプリから投稿

単純

幸せ

寝られる

祭りの日に、祭りに行かない若者たちを描いたオムニバス形式の群像劇。

自主制作映画のヒロイン候補を喫茶店に呼び、脚本をアピールする大学生の男から始まって行くけれど、なんすかこのツカミは?つまらないコントか舞台劇を観ているかのような会話劇で、映画としても…。

2話目はなんか掴み処ないし、3話目も大丈夫かこの登場人物?と、ここまでの3話は全てASDの人でも題材にしてます?

4話目になってやっと普通の人になったけれど、今度は唐突にファンタジー?そして答え合わせ的裏話?

4話目からはそれなりには面白かったけれど、長い前振りの割りに在り来りで読めちゃう大オチで物足りなかった。

作品とは直接は関係ないけれど、上映前にいきなり告知になかった舞台挨拶が始まって、当然終映時間が変わってしまう訳だけど、劇場の人に聞いても分かりませんとしか回答がもらえず。
別に誰だかわからない人たちのしかも話しが上手いわけでもなく作品の内容にも触れられない舞台挨拶なんか興味ないし、上映前から最後まで観られるかわからない苛立った状況に陥れられて最悪だった。

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Bacchus