劇場公開日 2024年12月13日

お坊さまと鉄砲のレビュー・感想・評価

全20件を表示

3.5ブータン、行ってみたいなぁ〜❤️

2024年12月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

幸せ

幸せって、色んな形があって人それぞれなんだろうけど、民主化する前のブータンの皆さまの幸せも、きっと素晴らしかったんだろうなぁ😌
ブータン、いっぺん行ってみたい‼️

コメントする (0件)
共感した! 0件)
タモン

3.5いい話なのに、ちょっと贅肉付きすぎで気が散ってしまった

2024年12月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ブータンのイメージ再現が好印象、特に導師は絶妙。幸せな日常に出現した民主主義への戸惑いと動揺を通してたどり着くラストは感動モノである。
ただ映画としては難点もかなり気になった、アメリカ人は密輸の機関銃を寄進してお咎めなし?ガイドはどうなるの?なんで2丁?模擬選挙はガチの予選だったの?etc
そこが本題ではないのは分かるが、かなりのウェイトを割いているのでそっちに意識が飛んでしまう。
“今まで十分に幸せだったの”の台詞もいただけない、これはキモなので劇中でストレートに話されると急に脚本感が出て、無邪気なブータン人も映画という作りもの世界感がでてしまった。
内容は良いと思いますが、少し減点しました。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
JAG

5.0資本主義が発展したら民主主義が必要になるけど、資本主義がなかったら?

2024年12月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

「他国では血を流して勝ち取った民主主義」というありがたいものを導入するのだ、という政府の役人に地元の女性が、血を流す必要のないところになぜそれが必要なのか?と問う。この言葉に感動してしまった。

もちろん王政が良いわけではない。どんなに良い王の治世でも身分や性別など様々な差別はあっただろう。
しかし、そもそも大きな不満なく暮らせていたのに外から人々を分断するような制度を導入するのは何故か?という素朴な疑問を抱くのはよくわかる。

とは言っても、否応なく他国から押し寄せる資本主義の波を避けることはできない。ブータンにも貧富の差が広がり、人々はいかに人より多くを所有し、それがあたかも「幸せ」の象徴のように考えだすだろう。

世界は発展し様々な知恵を産み出し、学問も医療も芸術も、あらゆるものが進んだが、人間の「幸せ」はそれとは別物なのだ❕と考えさせられる、この映画は素晴らしい寓話として描かれている。

昔読んだ文化人類学者中根千枝氏の本に、フィールドワークで未開人の中で暮らしていると、時々とても退屈になる、精神世界がシルプルすぎて、というような話に驚いた。
ブータンの人たちもこれから今まであまり必要なかった競争心や妬みや嫉み、ありとあらゆるねじれた気持ちの世界を生きるのだろう。
そしてやっぱり「幸せ」は何だったのだろうと考えるにちがいない。

精神世界が深まるのは悪いことではない。人間社会が発展していろいろなことを産み出した。映画もその一つ。不可逆的なこの社会、鎖国を解いて遅れてやってきたブータンの人々に、先進国が重ねてきた様々な失敗を学んで軽やかに飛び越えて進んでほしい。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
たこ姫

5.0コメディ?

2024年12月17日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
Socialjustice

4.0選挙導入に向けての国民審査をしたと考えれば、その意図を無視したものが導入されたのかなと思った思

2024年12月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
Dr.Hawk

4.0供物

2024年12月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

幸せ

寝られる

最初の方はブータン時間が
ゆったりと流れて、うとうと状態
選挙のことがわからない村民に役人が
選挙を教えるという展開だが
なぜか銃コレクターが現れて…僧侶も銃?
この謎は後半とけてスッキリ
このあたりは笑いもおきて
後味はよかったです
ブータンの民主化の歴史もわかって
勉強になりましたね

コメントする (0件)
共感した! 0件)
かちかち

3.5穴へ捨てるシーンはジョン・レノン御存命なら喜んだだろうな

2024年12月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ドタバタ劇を装いながら言うべき事はきちんと伝わってくるなかなかの秀作。
民主制は国や共同体の意思決定手続きのひとつにすぎず、必ずしも至高の政治理念では無いという、綺麗事を排した目線が好ましい。絶対王制や原始共産制や幕藩体制に比べたら「まし」なだけだから。衆愚政治に堕する危険を孕んでいると言う点であの銃が民主制の象徴かも知れんし。
王家や仏教に象徴される伝統が結局は円滑な民主化を可能にした要因となったことを示し、それらに対する敬意(一面の黄色い花畑!)を忘れないのもいい。
有権者登録で「生年月日を言いなさい」というシーンをみて落語の「代書屋」を思い出してしまった。

コメントする 2件)
共感した! 2件)
ひろちゃんのカレシ

3.5ほのぼのして楽しかった ブータンの人の感想も聞きたい、機会があれば

2024年12月15日
iPhoneアプリから投稿

ほのぼのして楽しかった

ブータンの人の感想も聞きたい、機会があれば

コメントする (0件)
共感した! 0件)
jung

5.0「世界一幸せな国ブータン」

2024年12月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

幸せ

今年290本目。

新宿武蔵野館で。お坊さんが2丁の鉄砲を若い僧に頼む。どうなるのそこが面白い。後半お客さんから笑いが起こるシーンも何か所か。「本日公休」は台湾の映画、今作はブータン、台湾など4か国の合作、良作が端々にあって嬉しい。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ヨッシー

3.5火種

2024年12月15日
Androidアプリから投稿

楽しい

幸せ

2006年第4代国王の退位により、民主化されることになったブータンの田舎の村で、模擬選挙を前に混迷する村人たちと銃を巡るドタバタをみせる話。

選挙管理委員が来村することを聞いたラマ僧の言いつけで銃を探す僧侶と、貴重な骨董品の銃を探してアメリカからやって来た男とガイド、そして模擬選挙にのめり込む主人を持つ家族と選挙管理委員御一行等をみせていく。

必要以上のものを望まない人達と、欲に目が眩む人達と、そんな人達の鬼ごっこだったり尊厳だったり…。
コメディだけど結構サスペンス風味も!?

選挙ももちろん面白かったけれど、銃を巡ってはコミカルさがかなり全面に出ている感じだし、どちらもコミカルさの中にしっかりと本質があってとても面白かった。

コメントする 1件)
共感した! 3件)
Bacchus

3.0宗教は欲や武器に勝る?

2024年12月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
てつ

4.0不穏な雰囲気が鮮やかに一変

2024年12月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

大切なものを思い起こさせてくれる、素敵な作品でした。銃を巡ってブータンらしからぬ物騒で不穏な雰囲気が、鮮やかに一変するのは見事。国民が国王をどんだけ好きなのかもよく分かりました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
wcitbn?

5.0きな臭い話かと思いきや笑えるお話でした

2024年12月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

幸せ

ブータン初の選挙ということで…
選挙とは何かを何故か憎しみを煽るように教えて回る役人
二人の有力候補を巡って次第に不穏になる家族や村人
位の高いお坊様は国の為にと銃を若いお坊様に用意させようとする

何やらきな臭いストーリーが展開する中、南北戦争時代の銃を求めにブータンに来たアメリカ人も村にやってきてさてどうなるのか?

非常に面白かったです。
民主主義は幸せを求めるための一手段であって、それで啀み合う様な最近の日本の政治はなんなのだろうと思ってしまいました。

まさか銃があんな事になるとは。
銃マニアのアメリカ人、最後はまさかのものを手に入れてしまいますw

ブータンの山村の長閑な風景、草っ原にポツンと立つ仏塔も見どころ。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
うぃっこう

5.0民主主義、民主主義

2024年12月14日
iPhoneアプリから投稿

国民から長年愛された国王が時代の流れを踏まえ自ら譲位して、議会制民主主義の立憲君主制への移行を主導した2000年代中頃

ところが国民は必要性も含めて選挙というものが一体なんだかわかっておらず戸惑いが広がる中、ある山間の村の高僧が弟子に、ひとまず銃を二挺準備するよう伝える

というあまりに絶妙な掴み

国民が選択権を持つという、当然にとても大切、と、されているものの当然さをあらためて問う

夢は欲と裏表で、期待は差配と一対、なんか色々感じるとこ多かったなー、よい映画だ

コメントする (0件)
共感した! 2件)
sysr

4.5アジア的な

2024年12月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

「ブータン 山の教室」の監督による、今度はコメディ。
初めての民主選挙のための模擬選挙と、何故かそのために銃を求めるラマ僧の弟子と、その銃を求める銃コレクターと通訳。誰もが初めての体験に手探りで、それ故の絶妙な噛み合わなさ…いわゆる西欧的なコメディでもなく、微妙なユーモアが心地良い…
終盤にラマ僧の目的が明らかになると、なるほどという思いとともに、西欧的な価値観に基づく「民主化」「近代化」が本当に正しいのか、という思いを抱かざるを得なくなる…
模擬選挙の説明係が「対立する政党ですから、もっとこう憎み合うくらいに…!」って言ってたのは、昨今の情勢を見るだにその通りで笑った…ww
前作とともに、アジア的な価値感についての再評価のために観られるべき作品だと思う…

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ぱんちょ

3.5お坊さまの真意

2024年12月13日
PCから投稿

王様も民衆に寄り添い、国民ともども平和に暮らしていた所だというのに、
選挙を機に、なぜお坊さまは銃を欲しがるの?
お坊さまの言う「流れを正す」って、お坊さんが選挙にあたり暴力に訴えるってこと??
…ブータンの平和で牧歌的な風景を見ながら、そんな謎がどんどん深まります。
銃を探すことになった若い僧が、TVに映るダニエル・クレイグの「007」を見たりしてるのが、現代っぽい。
結果、
新しい時代に向けての安寧を祈るお坊さまの真意にたどり着くオチにニンマリ。
素朴でやさしくて、そして素敵なおとぎ話のような作品でした。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
kinako-cat

3.0最大幸福国家神話をなぞる「無邪気」な映画

2024年12月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ワンチェク国王が王妃と一緒に来日したのは2011年。美男美女の王夫妻に日本中が沸いた。あれからもう10年以上経ったのか。
国王が即位したのは2006年。先立つ2005年に初めての選挙が実施された。憲法公布は2008年。推移は我が国の明治憲政史と非常によく似ている。権力と国民が協調して立憲君主制に段階的に移行したということである。
この映画は初めての普通選挙の前に模擬選挙を実施する話だから時代背景は2005年手前ということになる。その割には現国王の写真が役場に掲げられていたり2006年から公開されたダニエル・クレイグの007シリーズ映画がTV放映されていたりする。(しかも「カジノロワイヤル」でなく「慰めの報酬」にみえる。ならば2009年の公開)割と時代考証がいい加減なのだがそれはまあ良い。
模擬選挙では架空の候補者3名から1人を選ぶ。赤色の候補者は民主主義の拡大を訴え、青色の候補者は経済発展を訴える。対して黄色の候補者は伝統主義の固持を訴える。結論、模擬選挙でこの村の選挙民が圧倒的な率で選んだのは黄色だった。もう一つ、この映画がテーマとしているのは武器の不所持、廃棄であり、それも映画の結末として表される。
幸福度を高めることを国家目標としているブータンのありのままを捉えているようにみえる。
でも本当にそれで良いのだろうか?自分の親やそのまた親と同じく第一次産業に従事し、仏僧や王室を尊び、つつましやかな生活をする。それで心の平安が確実に得られるのだろうか。ブータンに生まれた以上、それ以外の選択はないのか?
パオ・チョニン・ダルジ監督の前作「ブータン 山の教室」はその問いかけを静かな語り口で提起した作品だった。でも、本作は時代をさかのぼって民主主義がスタートするある意味無邪気な時代を描いているとはいえブータンが幸福な国家であると、あまりにも画一的、無批判に描いてしまっている気がする。ブータンは最大幸福を目指している国ではあるが、最大幸福を実現している国ではない。選挙管理委員の若い女性役人や彼女と交流を持つ村の少女ユペルの姿に新しい世代の誕生を予感させている部分はあるものの世界中に流布されているブータンのイメージを無自覚、かつ問題意識もなく再生産しているような気がするのだが。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
あんちゃん

4.0ミステリアスで面白かったです!

2024年12月11日
Androidアプリから投稿

初めての選挙によって“変化”を求められ戸惑う村の人々の姿を、前作同様、温かい眼差しと飄々としたユーモアで紡ぎながら、本当の幸せとは何かを、観る者に問いかける。

2006年国王が退位し、ブータン初の選挙が行われる事となった。高僧はその話を聞くと弟子に銃を2丁手に入れるよう指示。弟子は銃入手の為奔走。

何故銃が選挙に必要なのかが分からずミステリアスで面白かったです。

ラストで使い道が分かった時は想像と全然違ったのでビックリしました!面白かったです!

監督は『ブータン 山の教室』のパオ・チョニン・ドルジ。前作同様、山の自然が美しい。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
snowwhite

5.0(オンライン試写会は全てネタバレ扱い)発展途上国における議員選挙等の実態を見るに良い映画

2024年12月3日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
yukispica

4.0007

2024年12月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

2024年12月2日
映画 #お坊さまと鉄砲 (2023年)鑑賞

ブータンにおける国王の退位により王政から議会制民主主義へ移行する際の初の選挙における人間ドラマ

とにかく人が優しく穏やかなので、最初から最後まで温かい気持ちで過ごせる映画です

@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
とし