劇場公開日 2025年3月14日

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Flowのレビュー・感想・評価

全280件中、121~140件目を表示

4.0舵取

2025年3月23日
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背を高く丸めて威嚇する猫、懐っこい犬の行動、キッとするキツネザル、カピパラは寝る。鷲の争いはなんとも痛々しく烈しい。擬人化から遠ざかるアニメーション。人間は居なくなった。一種の洪水伝、神話のようなストーリーテリング。想像力を掻き立てる。投影するのは人の姿。
群れをなし虚栄と共にいる猿ども、移ろいやすい犬ども、マイペースのカピパラ、孤高のワシの選択。最後は異なる姿を認める動物たち。
鯨の目はどう生きよと私たちに伝えるのか。

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Kj

3.5監督曰くオープンエンディングということだし、そもそも台詞もないから...

2025年3月23日
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鑑賞方法:映画館

監督曰くオープンエンディングということだし、そもそも台詞もないから説明もないのでストーリーについては各人の解釈で行くしかないのですが、私としては希望を抱かせるエンディングだと思いたいですね。

まあ小難しいこと考えずにネコ可愛い、カピバラさんかっこいいとかでいいんじゃないでしょうか。反面イヌ勢は一匹を除いてヘイトを溜めるような作りになってますね。

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teraox

4.0天変地異があっても友達をつくろう

2025年3月23日
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笑える

悲しい

楽しい

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ユート

4.0ツッコミたいところはあるものの

2025年3月23日
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鑑賞方法:映画館

単純

猫はひとりでいるときは鳴かない説は嘘なのか?
猫の足音は誇張されすぎ。
そんなところに都市が発達するか?

他はとてもよくできていて、キレイな映像も楽しめ、まあまあ感動もする。

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かく

4.0動物たちの誇張の無い自然な演出が心地良い

2025年3月23日
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鑑賞方法:映画館

今まで色んな国の映画を観てきましたがラトビア映画は初めてですし当然アニメ映画も..🫢

まず 自然の描写が美しい!活き活きとした森の樹々や草花 穏やかな水面 荒々しい嵐でうねり波立つ水しぶきの描写は圧巻!😳

ここは人間の居なくなった後の動植物だけの世界であり朽ちかけた物言わぬ人工的な造形物が何かもの哀しい😐

ノアの方舟に乗り合わせた動物たちは一つひとつの仕草がリアルでそれぞれの個性をしっかりと描きながらも誇張の無い自然な演出が心地良い☺️

自然の異変に翻弄されながら 様々な動物との出逢いと別れ 友情を育み 逞しく生きていく黒猫の成長を優しく力強く描いたステキな作品でした🐈‍⬛✨🤗

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kimi.chan.com

5.0良質な緊張感とユーモアを与えてくれるアニメの新たな秀作

2025年3月23日
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フラレオン

5.0傑作!

2025年3月23日
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泣ける

興奮

予想を上回る素晴らしい作品!
美しい自然、愛らしい動物たち。
特に主人公の黒ネコは造形も仕草も何もかも魅力的。
このネコ、初見のとき〝魔女宅〟のジジにそっくりと思った。
映像を見て、新宿東口ビジョンのネコに動きが似ていると思った。
自然の描写は草花のひとつひとつまで丁寧に描かれており、色彩も本当に美しい。
これもどこかジブリを思い出させる。
こんなことを考えた。
〝もののけ姫〟のリメイク、続編がもしあるとしたら、この監督・スタッフにやってもらいたいって!

動物たちが人間的になっておらず、彼ら本来の仕草、行動なのが良い。
ディズニーだったらこうは行かないだろう。
非常に深く特性を研究したことが感じられる。
種の違う動物たちが次第に慣れてきて助け合う様子、違和感がない。
YouTubeなどで、実際の異種動物たちが仲良くなって家族のような振る舞いをする動画をたくさん見ているから。
言葉がないのは当然、彼らが人間じゃないから。
でも〝人間語〟は話さなくてもそれ以外のところで通じている、、いくところが心温まる。

初めから終わりまで、ドキドキハラハラさせられっぱなしだった。
それと、映像のアングルも色々な角度から工夫されていて感心した。
ラスト、、4人 (4匹) に感動して感涙。

ラトビアという国、ギンツ・ジルバロディス監督、申し訳ないけど全然知らなかった。
そこからこんな素晴らしい作品が誕生するとは、驚きであり希望だ。
アヌシー賞をはじめ各賞受賞は納得、当然。
ネコ好き動物好きにはたまらない作品。
いや、そうでなくとも観る価値アリ!

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マヤクロ2

3.5猫かわいい

2025年3月23日
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笑える

難しい

猫が可愛く、ハラハラするシーンもあるが、癒しになった。

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たくわん

4.0美しき終末世界

2025年3月23日
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怖い

知的

幸せ

じわじわと水没していく世界
水から逃れた動物たちの呉越同舟

気付けば何者かの作為により山に向かう船

あーこれノアとかの洪水神話モチーフの
ポストアポカリプスだ

映像、絵作りはかなり良く
水に沈む世界も単純な洪水や津波などではなく
「どんどん水位が上がっていく」
足元が失われ追い込まれる恐怖と孤独がありとても良い

ガラスや鏡水面といった
「周りと己を映す」反射する物の使い方も良く
最後まで無情な崩壊する世界を楽しむことができた

其れだけにクライマックスの
神秘的というよりは唐突なオカルト描写が何だったのか(笑)
いやまあわかるんだけど、明らかに意図をもって動いてたしあれ(笑)

主人公は黒猫だけど
犬たちの方が印象深かったなあ。
犬可愛い

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破雲泥

4.0洪水によって陸地が水で覆われてしまい。逃げる途中で小舟に乗った動物たちが共同で生活していく姿を描いた作品。淡々とした展開の中に哲学的メッセージが込められているようです。

2025年3月22日
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もりのいぶき

2.0不自然

2025年3月22日
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楽しい

単純

斬新

映像はすごく綺麗で描き方が独特で面白かったです。ストーリーは何が言いたいのか分からない、深そうで何の脈絡もないものでした。人間のイメージする自然な動物は不自然で、特に少し人間ぽいのに本能のまま動く感じが気持ち悪かったです。

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タベレン夕

4.0映画というより映像体験

2025年3月22日
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幸せ

心に残るのは内容ではなく、映像美です。
この映画のすごいところは映像美と、動物たちの感情が言葉なしで私たちに伝わるところです。動物たちが協力し合うところはとてもいいと思いました。ただ、動物ですから、監督のおっしゃるような共感や感情移入はできませんでした。
特に猫の仕草は本当にリアルでした。どの動物も可愛くて微笑ましいです。動物好きの方は、かわいい動物たちと船で旅をしてる気分になるかもしれません。
映画を見ている、というより映像体験ですね。VR体験のような、、
たまにはこうゆう映画を映画館で見れるのもいいです。
映像が綺麗で癒されるので星4。

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✵

3.5政治のメタファーとして観た

2025年3月22日
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ラトビアの映画を観るのは初めてではないだろうか?
ほぼ予備知識無しでの鑑賞だった。
19‐20世紀初頭に人類が滅んだような設定は新鮮。場所は海が近いからやはりバルト海周辺だろうか。
主人公の猫はラトビアであり、船に一緒に乗る動物たちはバルト三国や周辺のEU諸国、洪水は戦争を意味し、クジラはロシア。そんなメタファーを想像しながら鑑賞した。
ただバルト三国におけるラトビアの位置付け、ロシアの支配と脅威、ドイツ、フランスなどEUとの関係など、ヨーロッパ史と現代社会の知識があまりにも無いので、この映画の半分も理解できなかった。

なので映画の出来だけの視点からだけで見ると、セリフ一切無しの動物アニメなのに、微妙な擬人化はちょっと中途半端。セリフが無くても完全に擬人化した方がスッキリしたと思う。ストーリーはまずまずなのだけど、編集が間延びしていて眠気を感じる事もしばしば。
しかしヴィジュアルと音響は圧巻のクオリティで、仮にストーリーが楽しめなかった人でも、スクリーンで体験していれば映画に夢中になれるクオリティ。モニターやスマホでの“視聴”は論外だ。
そんな小国ラトビアのアニメなのに、アニメ大国と言われてる日本アニメを圧倒するクオリティには驚いた。

歴史と情勢に高い理解力を必要とし、映画として面白いとは言い難いが、ラトビアという国を理解する手掛かりになる作品になると思う。

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じゅんぢ

4.0然り気無い優しさ

2025年3月22日
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知的

難しい

幸せ

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まこやん

4.0ノアの方舟を想起させるようなストーリー

2025年3月22日
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ノアの方舟を想起させるようなストーリー。
ずっとゲームの綺麗な映像を観てるようなアニメーションだった。
セリフが全くないけれど、ロボドリのように完全に擬人化されているわけじゃなく、その動物らしい動きや特徴、鳴き声で感情を伝える表現が面白かった。
どの動物も本物の動物の声を録音したらしいが、カピバラはイメージと違いすぎたため子ラクダの声を使ったらしい。

セリフがない分映像に集中して見入ってしまったが、解釈が委ねられてる部分も多いため楽しめない人もいるかもしれない。
あの動物のメタファーはなんなのかとか、ラストはどういうことなのかなとか、もう少し咀嚼が必要そう。

Gints Zilbalodis監督のXのポストでも裏話や解説をしてくれてるようなので時間ある時にちゃんと読んでみたい。

また、映画館や予約サイトにも注意書きがあるが、水が押し寄せてくるようなシーンがあるため人によっては注意が必要。

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るか吉

4.0世界は「リセット」が必要なのかも。

2025年3月22日
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題名の通り、ずっと浮遊感のある映像で、それが心地良かったり、不安だったり。
自然の美しさの描写に、脅威とリスペクトを感じる、圧倒的な映像。
海が怖いとか、水が苦手な人は、ちょっと怖いと思う。

この黒猫ちゃんが、危なっかしくてずっとハラハラ落ち着かなかった。
ワオキツネザルが物を所有したがるけど、結局大自然の前には無意味。
でもそこに文明やアイデンティティを感じて、悪い物ではないな、と思う。
ヘビクイワシは気高く神々しく、信念を曲げない姿がカッコ良かった。
カピバラはマイペース、とどこかみんな人間的なんだけど、犬の大半がね、ここ一番で気が散って目の前のものを追いかけちゃうとか、完全に擬人化はしておらず、それぞれの特性は、どんな時にも残っている。
多様性。
そして種は違っても、生き物は協力していくんだなぁ。
人間もこうあるといい。
こうあって欲しい。

現実の世界は色々と複雑で、沢山の紛争や分断が起こっている。
世界はこういう大自然による問答無用の「リセット」が必要なのかも。

私、3D CGに携わる者なのですが、これ、blenderっていうフリーソフトで作ったっていうからすごい!!
もしかしたら作れるかも?っていう夢がある。

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クリストファー

3.5叙事詩

2025年3月22日
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ああいう出来事が起きて、さてどうする。どうなる。
と、動物たちがセリフなく動きまわる。
冒頭の走り回るところはスピード感もあって楽しい。
犬たちを助けたことでの痛みはなんで必要なんだろう。
自分はこの動物だなー。と、思えるんだろう。

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まるのすけ

3.5このバカイヌといわないで

2025年3月22日
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知的

幸せ

人がいない(嘗てはいた!?)世界にて大洪水が発生し、ボートに乗り込んだ黒猫があらゆる動物達と冒険に出かける物語。

終始、主猫公のクロネコが可愛いのは勿論のこと、途中で出逢う仲間達も個性が光っていて良い感じ。

物語としては、直接的な説明は無いものの、自然の厳しさや異族の触れ合いを前面に死生観を描いた作品といった所でしょうか。

人も動物も、災害の前には無力になるのは一緒ですね。哀しげに映る水面の表情はそれを悔いているようでもあり…。

対して、優雅に泳ぐ色とりどりの美しい魚達。誰かにとって生きやすい世界は、裏を返せば他の誰かにとっては生きにくい世界でもある。このクライマックスは…。

そして異族でも協力し合えること、同族だからこそうまくやれないこと…。人間の世界だけではないんだなぁ。

映画だから動物達が擬人的な行動をとったりもするが、それぞれの動物の特性がうまく描かれており、思わず笑みがこぼれてしまいそうになるほど。サルは常に振り回されている感じがしてちょっと気の毒でしたね(笑)

幻想的な映像美と動物達の癒しが溢れつつ、壮大なメッセージに包まれた良作だった。

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MAR

4.5リアルな表情の動物たちがかわいい

2025年3月22日
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2025年劇場鑑賞90本目。
エンドロール後映像有り。

ディズニーアニメの長編にオマケでついてくる短編に、たまにセリフがまったくないアニメがありますが、それを長編にした感じです。最初は世界設定が分からず、子猫物語のナレーションない版かな、と思って退屈だったのですが、人間がいなくなった水没した地球を動物たちが種族を超えてサバイバルする話と分かってからは俄然面白くなってきました。
野生の島のロズでは動物たちが種族を超えて言語でやり取りしていましたが、この作品では本当に言語がなく、動作や行動だけで何を考えているか伝えていて、ディズニーにありがちな人間みたいな表情をすることなく、動物特有のきょとんとした表情が本当に愛らしかったです。終盤思わず「ケモノめ!」と心のなかで叫んでしまったシーンも含めてすごく良かったと思うのですが、ちょっとファンタジーにより過ぎたところは自分としてはやり過ぎかなとおもいました。

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ガゾーサ

3.0人としてのノアが登場しないノアの方舟みたいな物語

2025年3月22日
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怖い

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ねこたま