Flowのレビュー・感想・評価
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難解
黒猫が犬から魚を盗んで追いかけられ、森の中を逃げてると、突然大洪水に襲われた。流れてきたボートに乗り込んだ黒猫は、先に乗ってたカピパラや、その後乗ってきたキツネザル、ヘビクイワシ、犬などの動物たちとともに漂流し、何度もボートから落ちたり、嵐に遭ったり、水が引いて木に宙吊りになったり、とさまざまな状況に置かれていく話。
セリフもナレーションも無く、動物の鳴き声とBGMだけで、絵を観て感じろ、という作品みたい。
で、これが野生の島のロズよりアカデミーで評価されたって事らしいが、ストーリーはよくわからないし、なぜ人がいなくなったのか?黒猫の冒険でも無さそうだし、動物たちの友情?あの洪水は雨?それとも津波による海水?
絵は綺麗だったが、さっぱりわからず眠くなった。
ライオンキングの数倍良い映画 ぜひ続きを作成してほしい
セリフ無し
ヌコ贔屓 ^•ω•^
超大洪水に見舞われた世界で、流れて来たボートで漂流する動物たちの話。
森の中の廃屋で暮らす黒ネコをメインにみせつつ、鉄砲水からの増水が止まらず大地が水に沈み行く中、流れてきたボートになんとか乗り込んだネコが、もともと乗っていたカピバラと共に漂流し始まって行くストーリー。
人口物はあるけれど人間は登場せず、動物を擬人化した様な描写もなくて期待値が膨らむ序盤だったけれど、サルの登場辺りから、擬人化とまでは言わないけれど少々動物味が薄れてくるし、水に入った後のブルブルをしなかったり、魚がピチピチしなかったりとか描写が少々雑になってしまっているのも勿体ない。
それに現実ではあり得ないファンタジーではあるものの、終盤の浮遊からの流れもなんだか良くわからないし…。
まあ実在しない生き物も出てくるし、あくまでも出来事は何でもありのファンタジーとしてみたら、なかなか面白かったかな。
愛猫家が作った都合の良いゲームの世界
突然の洪水に見舞われた黒猫が、どんどん水没していく世界を他の動物に出会い、仲間になりながら小舟で旅するストーリーです。
洪水になる前段階で黒猫、そしてそれを追いかける犬達が、人家を離れ自然の森の中で活動してるにしてはノラ(野生)化していない雰囲気でした。自然は綺麗だけど、なにか不自然で多少違和感のあるところは先日鑑賞したライオ◯キン◯の実写版みたいな感じ(笑)です。
この世界はもしや動物達の見かけ上の習性は精緻にトレースしてはいるもののストーリーの進行において人間の期待するレベルで知性を持ち、人語を使わないけど適度に擬人化された世界観が構築されているんじゃないか・・・と思ってましだが、これらはストーリーが進むにつれ徐々に明らかになっていきます。結果として予想的中です!
登場人物、種族は意外に少ないです。そして猫中心、猫視点で描かれています。
これは単なる猫贔屓じゃなくて、「世の中でウチの猫だけ可愛くてあとのは居なくて良いわ」というくらいの偏った思想の愛猫家が作った、縛りの強めな世界のように感じました。そして犬が終始間抜けでバカ過ぎる描写なのは、おそらくこの世界の神は犬嫌いでもあるのでしょう(笑)。
水没した世界で小舟で移動し、真っ先に飲み水や食べ物の心配をしなけりゃいけないはずですが、そのあたりはこれまた曖昧に、都合よく処理されて決して生死をかけたサバイバルにならないように配慮されてます。
この配慮は善し悪しと思いますが、洪水であるにもかかわらず常に透明度の高い清流で、そこには猫の餌として用意された様な新鮮な小魚が群れている状況が保たれており、この圧倒的に猫有利な偏ったシチュエーションはもしや黒猫の願望の具現化なんじゃないか、とも思いました。
擬人化した動物の特徴的な行動はそれぞれ、なんらかの人間の業のメタファーなんでしょうけど、そのあたりも非常に曖昧で羅列はするが、主張をしないというスタンスみたいです。
とても美麗な映像で水の表現とかとにかく素晴らしいですが、可愛い猫の仕草を筆頭(笑)に、綺麗なところだけ切り取ったゲームの様な都合のよい世界観にはあまり共感できませんでした。
では。
絆
鑑賞動機:にゃーん10割
まずは祝アカデミー賞受賞! Blenderでここまでできるのか。グラデーションの部分は流石にちょっと画質が荒いものの、それを補って余りある表現だと思う。セリフなしで鳴き声と環境音のみにした英断に拍手。リアリズムの範疇でつけられている(身体全体での)表情の加減が素晴らしい。写し方や視点の移動、カットの割らなさ加減好き。
犬のアホアホぶりに和む。
カピバラのマイペースぶりに和む。
鳥のデレツン?ぶりに和む。
サルの鏡に和む。
にゃーん、優勝。
猫ちゃんRPG
台詞がないからこそ感じる動物の世界
セリフが無い、だからこそ余白が生まれ、様々な問題を考えさせられる作品。
圧巻の映像美、でも…
ラトビアの長編アニメーション。ディズニーやジブリのような制作費はかけられなくても、これだけのクォリティが表現できたことに驚嘆します。
洪水に襲われ人類不在となった世界。生き残った動物達の過酷なサバイバルを、黒猫の目線で描く手法も斬新で、何より動物の仕草がいちいち可愛い!あー猫ってこういう行動取るよね、のオンパレード。
ただストーリーが進むにつれ、仲間になった動物達の行動に違和感を覚えることに。
取った魚を譲ってあげる場面はまだしも、ヘビクイワシが船の舵取りをするのはどうなの?船に取り残されたカピバラを救出する際の行動も、ヒューマニズムが過ぎませんか?新参のわんこたちが通りかかった兎を追いかけた結果、救助放棄した行動の方がよほど納得しましたよ…だって動物だし。
せっかくセリフの無い、映像美溢れる世界なのに妙に人間的なモラルが入り込むことで、感情のスタンスをどこに置けばいいか困惑してしまいました。
ラトビアを応援するで賞‼️❓
幻想的な絵本のような物語 物欲の人間を考えさせられました
物語と関係ないですが
上映中にも関わらず、近くの席のヤンキー初老おばちゃん2人組のコソコソ話し声や終わることのない過度な感嘆リアクションが本当に邪魔でした(T_T)
上映中の過度なリアクションやヒソヒソ話は周りに迷惑と本当に理解して欲しい(T_T)
やはりいつも通り、レイトショーで人が少ない時に行った方が良かったです。
本編はダークな雰囲気も少しあるのかな?たビクビクしながら観ていましたが、人類の死体等は出てこず
可愛らしい動物達が繰り広げる冒険は絵本のようで、楽しかったです♪
特にゴールデンレトリバーやカピバラさんが可愛すぎました
キツネザルは、物を捨てられない自分と重なり、自分の醜態を客観的に観ているような複雑な気持ちになりました。
色々と謎も多かったので、これから調べていきたいと思います
グッズも色々欲しかったですが、TOHOシネマズ販売してませんでした。
【年度末時短レビュー】 風景 特に水の色の美しさ が全て
アカデミー 長編アニメ 受賞
ラトビア 低予算
尺が短くて何より
周辺の映画館が上映して無いのに 映画館側が 読み違えて❓❓超満員🈵 小ぶりの器
回数少ない
皆んな 心理は同じだな
アカデミーは観たいけど 長尺 難解は 勘弁して
とにかく 風景画像が綺麗 麗しい 最高😀 デカい画面向き
ただ カピパラとか犬🐕とか一部動物は 粗いとこあり
ストーリーは誰でもわかる 是非劇場で・・・
俺の描いてたイメージどおり のお話❓ 是非劇場で
水の💦絵の綺麗な映画です。
まあ あまり『狭い気持ち 小さな器』の人は相性あると思う。
🈶有料パンフは 初日の金曜日夜に🌉確保
して 本日朝☀️来たら『売り切れて』た。まさに 神がかり的な 売れ行き
まあ 監督インタビュー長いけど 全体としては 読みやすい普通のパンフですよ。
めくっただけだけどもね。
人事異動で大忙し。映画観る暇はあっても 有料パンフ読む暇無し
あっ❗️ホームページHPは 動画含め全て 事前に繰り返し見てます。
いかんなぁ 3行で行こうと思ったのに 行が増えていく。
こういうのを 冗長 と言います。
大団円か 試練か 悲劇か その他か 映画館で観てのお楽しみ❗️
皆んなも アカデミー 85 分 で味わってみないか❓あと エンドロールの後に一画面あります。
まあ 映画館も商売 プロpro だから 敢えての 『小ぶりで満員🈵演出』戦術かもな❓
仕事とはそういうこと。
想像力の無限の拡張!観る瞑想!
普段、映画を一元的に何も想像せずに観てるな〜、と実感。
この映画は、セリフもなく、答えを説明してくれないので、『この場面にはどんな意味があるんだ??』とか、終始自分で想像するしか無い。
しかし自分が普段観るようなハリウッドの娯楽映画では、台詞や画で見方を示してくれるが、想像力が入る余地など更々無くなってしまう。
本作の”想像”体験は、稀有なものとして心に深く刻まれる。
この映画には人間が出ず、動物しか出てこない。
個性的な主要キャラ、
レトリーバーもワオキツネザルもカピバラも鳥も、主役の黒猫も、人間のような仕草をするが、ディズニー映画のように喋ったりはしない。
モデリングのクオリティは、近年のハリウッド映画(それこそアバター2)と比べたら雲泥の差。
しかし、説明しない・描き切ら(れ)ないことでこんなに想像力を掻き立てられる映画が出来上がる!
特に動物達の動きとカメラワークは丁寧で、全くノイズにならなかったし、セリフのないこの映画では効果的に演出だと思う。
冒頭、黒猫が犬に追われるシーンからの洪水シーン
は圧巻。
動物より雄弁なのは情景。特に水の表現。
水面の下に見える白い花の美しいこと。
カメラが殆ど固定されず、画面の奥へ行くシーンが多いから、映画というよりオープンワールドのゲームのようにも見える。
劇中何度も水面と鏡を見るシーンがある。
世界は広がってるが、自分の中も同じように広がってる。自分を見つめろ(瞑想)、ということなのか?
しかし最後で鏡が壊れる。
自分でなく外を見ろ、とも受け取れるが、鯨クリーチャーが死んだら、皆で水面をじっと見つめてエンドになってしまう。
世界と自分も両方見つめろ、と捉えてしまったが、正直それも野暮な解釈な気もする(テーマ主義的、一元的な解釈をさせないよ、という作り手からのメッセージ?)。
正直アバター2の何倍も想像力を掻き立てられる稀有な映画。
答えがないことを楽しむ、稀有な映画体験。
黙示録な映像詩‼️
字幕上映あるかどうか心配してたんですが、心配ご無用‼️セリフは全くナシ‼️というか人間が話す言葉はナシ‼️というか人間の登場も全くナシ‼️あるのは動物たちの鳴き声のみ‼️これは万国共通ですもんね‼️大洪水により陸地が次々に水没していく中、一匹の猫がおんぼろ船で脱出。乗り合わせたカピバラ、猿、犬らの動物たちと共に、数々の危機を乗り越えていく・・・‼️世界崩壊、黙示録みたいな世界観なんですけど、やはりスペクタクル・アクションの描写が意外に迫力があります‼️大洪水により迫りくる激流から猫をはじめ、様々な動物たちが逃げ惑うシーンのスピード感‼️たどり着いた、わずかな足場が水嵩が増して徐々に無くなっていく恐怖感‼️船から激流に落ちた猫が鳥に捕まり、大空を滑空した後、船に振り落とされる飛行シーン‼️洪水の水がいきなり引き始め、樹木や陸地が次々に姿を表す一大スペクタクル‼️そして水が引き、船が木に引っかかり、落下の危険の中、次々に動物たちが脱出する手に汗握るシーン‼️アニメーションの特性を活かした躍動感溢れるシーンの数々でした‼️そしてアニメーションによる映像がこれまた素晴らしいです‼️製作に5年の歳月をかけただけあって、手描きかCGか分からないんですが、特に背景描写は実写と見間違うくらい美しかった‼️そして内容に伴い、水の描写が多いのですが、波の描写、水中の描写はアニメーションでは難しいと思うのですが、見事な出来栄えでした‼️特に、揺らいだ猫の顔が映し出される水面の描写や、水滴とともに猫の体が浮かび上がる幻想的なシーンなどの美しさは、まさしく映像詩‼️タルコフスキー監督の作品を思い出しました‼️そして人間が一切登場せず、動物たちによるサイレント映画のような作風も、映像詩に拍車をかけてると思います‼️ただ作品のテーマとしては、大洪水による危機を船で必死にサバイバルする動物たちの友情物語‼️ラスト、様々な困難を力を合わせて乗り切った猫、カピバラ、猿、犬の4ショットに胸がアツくなりました‼️
猫が何回も水に落ちるのに、まったく濡れているように見えない。 猫を...
猫が何回も水に落ちるのに、まったく濡れているように見えない。
猫を飼った人ならわかると思うが、一回ブルっとしたぐらいで乾かんて。
ここで引っかかって、結構序盤から映画に入り込めなくなってしまった。
そこからの長いこと長いこと。いや、この内容で、この上映時間は長すぎるだろ。
襲い来る睡魔と闘いながら何とか最後まで鑑賞したが、結局何が言いたいのか、さっぱりわからず。
癒し系3Dゲームの配信を延々と見せられているようで、時間を無駄にしたという以上の感想が湧かない。
最初は可愛いかった猫の鳴き声も、だんだんうざくなってくる始末。
予告編および、本編の序盤まではワクワクしていただけに、本当に残念だった。
圧倒的な映像美と音楽
今年度の米国アカデミー長編アニメーション賞受賞作品ということで観に行ってきました。
圧倒的な映像美と雄大な音楽。主人公の黒猫他、登場する動物達のリアルな動き、CGなんだろうけれど、迫ってくる水の迫力、木や葉っぱの動きは凄かった。
人間の文化は残っているけれど、人は全く出てこない。どんどん水位が上昇するために、登場する動物たちは人間の文明の遺物(帆船や遺跡)等を使って生き延びていく。
主人公の黒猫がカピバラさんが乗ってきた船に救われて、犬やキツネザル、白い大きな鳥などが次々に仲間に加わっていく....
って感じなんだけど、正直、ストーリーが全く面白くない。
何故水位が何千メートルも上昇したのか、ラストで唐突に水が一気に無くなるのか、理由がわからないから緊迫感も出ない。
映像は主人公の黒猫を俯瞰で追い続けており、登場するキャラクターの動きが本物の動物らし過ぎて、仲間同士のやり取りも動物同士のやり取りそのもので(ものすごくリアル)感情移入が全くできない。
圧倒的な映像美も長時間観ていると飽きてくる。途中眠くなってきました。
後、CGがリアルすぎて、登場する動物たちがある程度デフォルメされているからアニメーションなんだろうけれど、動物にリアル感を出したら実写版と変わらなくなるんじゃないかなんて思ってしまい、アニメーションっていったい何だろうかと改めて考えさせられる作品でした。(事実、リアルなライオンのCGは実写版ライオンキングと呼ばれてますしね。)
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