劇場公開日 2025年3月14日

Flowのレビュー・感想・評価

全226件中、121~140件目を表示

4.0水は淡水? 海水? まあどっちでもいいや

2025年3月18日
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鑑賞方法:映画館

才能に恵まれてるであろう新進のシンガーソングライターが「こんなの出来ちゃったんだけど、聴いてもらえる?」とか照れくさそうに言って歌い始めると、これがなかなかいいっ!! ベテラン歌手のような手練手管はないけど、歌詞がこっちに向かって真っ直ぐに飛んでくる、ラッキー、なんて感じの気持ちにさせてくれました。昼下がりの映画館で、この作品を頭を空っぽにしてぼーっと見てると大人になる過程で失くしてしまった何かを思い出すかもしれません。

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Freddie3v

3.5手放しで褒められないが

2025年3月18日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

終わった瞬間、悪くないと思ったし好きなシーンもあった。でも、スタッフは50人以下、制作費は350万ユーロ(約5.5億円)という点が無ければ大絶賛にはならなかったと思う。よくこんな低予算で、ここまでのものが、という価値観は映画にとって正しいんだろうか。観ている側が、作っている側にそこまで配慮する必要があるのだろうか。私はないと思っている。映画はその映画の中身だけで良い。

個人的に大群の鹿が駆ける所と、ラストの水面のシーンは良かった。あの振動が消えてしまった瞬間は美しいとさえ感じた。それだけを見に映画館に行っても良いと思う。

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aoss

4.0猫は水が大嫌いなはずなんだがなぁ。

2025年3月18日
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Mr.C.B.2

4.0映像のクオリティーがスゴイ

2025年3月18日
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鑑賞方法:映画館

鑑賞後にこの映画について調べてたら「Away」の監督だと知り納得。この作品も本作と同じような作風で、とても美しいアニメだった。
ラトビア出身のジルバロディス監督のインタビュー動画を見たら、流暢な英語を喋っていたので、ラトビア出身だけど英語圏のバックグラウンドもあるのかもしれない。作品が世に出たのも、クオリティーの高さはもちろん、英語で仕事ができる環境があったのかも。

アート指向の作品であり、かつ平日の上映ににも関わらず、客席がほとんど満席だったのに驚いた。口コミか、宣伝か、インフルエンサーの情報発信があったのだろうか。

水の表現を筆頭に、動物たちの動き、自然の描写など非常に美しいシーンの連続。映画を見るというよりアート鑑賞のつもりで見てもいいかも。台詞がないのでストーリーの意味や背景が若干分かりづらい。

映像だけではなく、音楽もこの監督が担当していて、これもかなり良いので、多才な人なのだなと感心した。

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CR7

4.0とにかく絵の美しさに目を奪われ、「ことば」がない分、想像力が掻き立てられる

2025年3月18日
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鑑賞方法:映画館

オスカーを獲得したラトビアのアニメーション映画には人間のことば(台詞)は一切出てこない、というより、建築物など人間の痕跡はあるものの、人間という生き物が本作には登場しない。

にも関わらず、どうしても人間の社会に思いを馳せずにはいられない。

必ずしも自分の思い通りにならず、運命に流され、飲み込まれながら進んでいく人生。その中で感じる不安、孤独、絶望、友情、連帯、希望……。また、生きていく中で身につけていく知恵。

集団の排他性や弱者に対する横暴さ、独占欲などは個人の問題であると同時に国家の問題でもある。多種多様な民族の共存は現在でも様々な課題を我々に突きつけている。

そして、宗教。キリスト教的な視点ではノアの方舟やバベルの塔、そして、最後の晩餐におけるユダなどの逸話が浮かんでくるし、アミニズム的な神の存在も垣間見えるように思える。あの鳥はどう考えても「火の鳥」的であるし……。

自分のことしか考えない人間や、領土を含めて人のものを勝手に奪おうとする人間は、こんな作品を観て猛省すべきであろう。

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Tofu

3.5綺麗なだけでは物足りない

2025年3月18日
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鑑賞方法:映画館

意外とドラマはなく、各キャラの個性もそれ程出してこない。なのでたぶんこの映画は映像がメイン。

その映像はというと、猫目線の世界が目まぐるしく動くのが面白く、それなりに迫力があり、所々綺麗。

劇場で観た方が良いとは思うが、何か物足りなさを感じるのは現実の酷な部分や厳しさが殆どないからだろう。

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石岡将

3.5なかなかに切なさが残ります

2025年3月18日
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Qoo

2.0旅猫リポート

2025年3月18日
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台詞もナレーションもないのは「Away」同様なので、違和感はない。かえってずっとニャーニャー言っているので、前作より(猫的には)台詞が多いとも言える。音だけだと今関あきよし監督の「しまねこ」にも近い。
前作にもナゾの構造物が出てきたが、今回も常滑の巨大招き猫みたいな彫像やら、やたら猫のオブジェが乱立しているので、もともと人間がいない猫が文明を築いていた世界かと思ったりもしたが、たぶん違うらしい。
猫のしぐさはかなりリアルにとらえていたけれど、一方ワオキツネザルは擬人化が過ぎる。水の視覚的表現などは凝っているとは思うものの、いかんせん話が皆目面白くない。物語よりも映像表現のダイナミズムに注力したのかもしれないが、残念ながら私は途中でほぼほぼ飽きてきた。
途中で猫が水を口に含むような場面があった気がするのだが、あの洪水は淡水なんだろうか?そう言えば、泳いでいる魚も鯉や金魚っぽかったような。

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梨剥く侍

3.0悪くないけど、 映画じゃなくても良いかな あと気持ちもうちょい短く...

2025年3月18日
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悪くないけど、

映画じゃなくても良いかな

あと気持ちもうちょい短くても良いかな

自然とか動きとかは綺麗に描かれていたけど、

動物の表面の質感がなんとも言えないのは、

わざとなの?

それと、セリフがない映画は、

それ明記してくれるとありがたい

また言うけど、悪くはない

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jung

3.5ストーリーは、ほぼ無いです。

2025年3月17日
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鑑賞方法:映画館

アカデミー長編アニメ映画賞受賞作はなるべく映画館で観るようにしているので、早速鑑賞。

3DCGの出来は素晴らしいです。ディズニーやピクサーなどとは異なる、ヨーロピアンなスタイル。単に綺麗というだけでなく細かい仕草を非常に丁寧に作り込んでおり、日本の3DCGアニメ作品にもぜひ見習ってほしいところです。

一方ストーリーは、主人公の猫が大洪水から逃れるために他の動物たちと共に旅に出るというものですが、セリフがないので、物語を観ているというより動物ドキュメンタリーを観ているような感覚です。動物同士が協力したり、友情のようなものを見せるシーンも出てきますが、それよど強く訴えかけるようなものではありません。自分はアニメ、特に劇場アニメ映画にはしっかりとしたドラマを期待するので、Flowは合いませんでした。

レビューを見ると、絶賛している人もいるので、好みが分かれる映画なんでしょうね。

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けむせん

5.0水鏡が映す尊さ

2025年3月17日
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泣ける

知的

幸せ

澄んだ水鏡に映る、寄り添いあう姿。
その尊さ。
少し言葉を休んで、ただただ、その尊さを想う。

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なかじwithみゆ

2.5いろんな意味でクオリティ低い

2025年3月17日
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アカデミー賞を受賞したCGアニメーション作品。正直、ピクサーなどのハイクオリティなCGアニメに慣れてると、違和感しかない。
背景の木々はキレイなんだけど、メインの動物たちのCGは、ピクサーで言えば「トイストーリー2」の頃ぐらいのクオリティ。ただ、水の表現だけは文句無しでした(^^)b

ストーリーもよくわからないし、動物たちの行動にも違和感あり。個人的にはツッコミどころ満載で納得のいかない作品でした。

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n.yamada

3.5圧巻の映像表現

2025年3月17日
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楽しい

興奮

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Alejandro Gillick

3.5にゃんこ終末旅行

2025年3月17日
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uz

5.0ラトビアのアニメ映画 一匹の黒猫の目線で、初めから終わりまで描かれ...

2025年3月17日
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興奮

知的

ラトビアのアニメ映画
一匹の黒猫の目線で、初めから終わりまで描かれた動画。

現れるのは、猫さん一匹と、他の様々な動物のみ。
人間の面影は皆無、言葉も皆無。
建物や、かつて使われたであろう部屋や道具類があるぐらい。

世界中が洪水で沈みはじめ。
猫らしく、最初は孤高だったものが
他の様々な動物と、追いかけられたり、助けられたり、
仲間意識が芽生えたり、警戒したり、去られたり etc.

生き延びてゆくための逞しさ、圧巻。
ふだんの私的な悩みが、小さく安っぽく見えてきました。

誰(どの生物)目線に寄り添うかで、見える物事がまるで違う印象です。
再び観にいかねば。

あとでパンフ冊子を読んで驚いたこと、
OSS(オープンソースソフト)の動画ソフトですべてつくられたとか。
お金をかければ良いってものではないですね。

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woodstock

2.5YouTubeの猫動画で十分かも?

2025年3月17日
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単純

猫好きの使命として視聴してきました。
随所に出てくる猫ならではのあるある動作は、猫好きには堪りませんでした。
また、全ての動物たちが可愛いだけでなく、動きそのものも絶妙で、セリフがなくても行動の目的や意図が自然に伝わってきたのは素晴らしかったです。

とはいえ、肝心の動物の画質はPS3、水の動きはPS4レベルといったところ。
今日日、この画質ならMeta Quest3で余裕でVR鑑賞できるんじゃね?と思いながら観てました。
というか内容的も演出的にもVRで、せめて3Dで観せるべき作品だったと思います。

また、そこかしろに散りばめられている【意味深な物体やシーン】が気になる、というか鼻に付きました。
視聴者がどうにでも想像し、解釈できる余地を敢えて作ったのでしょうが、そうした部分が投げっぱなしの割りには、悪く言えばありきたりなので、画質の粗さと合わせて陳腐感を感じざるを得ませんでした。

長くなりましたが、ココからが結論です。
猫や動物たちの可愛さと癒やしが全て、それに全振りの映画です。
見終わったあとには、日頃のストレスもすっきり晴れ、とても心が癒やされたことは間違いありません。

でも、ぶっちゃけ、この感覚はYouTubeで猫や動物の癒やし動画を観たのと全く変わりません。

そうなんです、結局はYouTubeの猫動画・動物動画で十分なので、お時間が余ってる猫好き・動物好きな方のみ視聴すれば良いかもしれませんね。

い、言ってもうた(汗)

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けんじん∞

4.0正に「考えるな、感じろ」

2025年3月17日
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わるず

4.0海に浮浪し異大陸の動物に逢う (南米・アフリカ・マダガスカル)

2025年3月17日
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難しい

幸せ

 台詞なしで説明が皆無なので、消化不良な部分はあるが、動物の動きがリアルで観てて飽きない。鏡に興味を持つ猿、鏡に反射する光を追いかける猫のワチャワチャは可愛い。ゴールデンリトリバーに驚き、毛を逆立てる猫もリアルだった。
 登場した動物の分布を調べると1つのテーマが浮かぶ。ネコもイヌも人里に多く、監督の出身国ラトビアを含むほぼ全世界に居る。一方、カピバラは南米固有、ヘビクイワシはアフリカ固有(サハラ以南)、ワオキツネザルはマダガスカル南部固有。つまり後者3種の分布は海に隔てられている。本作は洪水(Straume [ラトビア], flow [英])で漂流するので、異なる大陸・島の動物が集うのも不可能じゃないが、描かれた時間軸ではちと速すぎる。つまり、リアルな漂流を描いたのではなく、分布が離れた動物たちを敢えて選び、彼等が出逢う姿を描きたかった気がする。ネコとイヌが洪水によって欧州?を旅立ち、普段は会う筈のない大陸の動物たちと遭遇し、諍いもありつつ最後は協力し仲を深め、4匹が睦まじく水面に写る。困った時に必要なのは、国境や種の壁ではなく、協力しあえる仲間...なのかもしれない。
 1時間5分頃から、直立した岩の上で重力を失い揺蕩う場面、何故ヘビクイワシは天に召され、ネコは地上に戻るのか? 傷ついた羽根で無理した鳥の天命か? 或いは、直後の1時間10分頃から水が引いて洪水が終わったのは、ヘビクイワシが天に昇って起こした御業なのか?
 終盤、水が引いて陸の上で身動き取れなかったクジラが、エンドクレジット後に海を漂っているのは、洪水が再度起きたという事か? 全然違う個体なのか? と観客が想像する余地が残された映画なんですね。

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LittleTitan

3.0詩的な映画

2025年3月17日
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動物を擬人化したアニメ映画という共通点のある「野性の島のロズ」と本作を、2本続けて観ました。

「野性の島のロズ」の動物たちは言葉を喋り、「献身的な母性愛」や「集団への自己犠牲」のわかりやすい物語で、激しく情動を刺激される映画でした。

一方本作の動物たちは人間的な振る舞いはするものの、言葉は一切喋りません。テーマもよくわからない。

じゃあつまらないかというと、そうではありません。「野性の島のロズ」を「散文的」とすると、本作は「詩的」な映画でした。美しい背景の中に象徴的な事物が羅列されています。一つ一つにおそらく隠された意味があるのでしょうが、考える映画というより、感じる映画なのだと思います。洪水で洗い流されて人間たちがいなくなった後の世界は、大変美しい不思議な世界でした。特に水の表現が見事です。そして動物たちは昼寝をしたり遊んだり助け合ったりして暮らしています。必死になったり呑気になったりしながら。

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jin-inu

4.0お魚くわえてなくても追いかけられる

2025年3月17日
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異文化混在コミュニティで多数派が形成されたら少数派が迫害されるという、結構生臭い話かも知れないが、登場キャラ達が過度に擬人化されていないお陰で巧く消臭されている。ディ◯ニーだったら表情豊かにハグや口論を描いて、みる者をうんざりさせるところだが。
ラトヴィアの国情を踏まえると、あの動物はあの国(または民族・宗教・思想)みたいな読みは容易ではあるが、それでは余りに暑苦しいので、疎外や喪失や挫折の経験者達へのエールとして楽しもう。

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ひろちゃんのカレシ