「点数をつけるのが難しいくらいの心揺さぶるもの。」どうすればよかったか? 外村さんの映画レビュー(感想・評価)
点数をつけるのが難しいくらいの心揺さぶるもの。
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12月に拝見。日にちは曖昧な
もう、一旦情報を仕入れて変なイメージがつく前にご覧になってほしい。
2024年はドキュメンタリー映画が豊作で
『正義の行方』『mommy』も拝見したが、
本当に劇場で見てよかった。
どうすればよかったか。
もその一つで作品として目が離せない、
お姉さんが既に統合失調症になった後
監督が『なにか言いたいことない?』
『許せない?』など、問いかけた時の
お姉さんがジッと見つめた時に
胸に込み上げるものがある。
そして娘の物語は、母、父と物語の主軸が変わる。
最後父に真意を聞いたとき、
あれはある種のどんでん返しではないか、
どんな思いで無言をつらぬいたのか。
そして、クレジットが終わったあと、
お姉さんの笑顔に危うく泣きそうになった。
多分、最後お姉さんは決して不幸ではなかった
と思う。理屈や何が正解かではない。
こんな映画体験後にも先にもないのではないか。
本当にすごいものをみた。しつこいようですが
映画館で拝見する意味のある素晴らしい体験でした、監督には感謝ばかりです。
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