「ブリジットが負の感情を見せて愛嬌が減った」ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月 Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
ブリジットが負の感情を見せて愛嬌が減った
総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:70点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
前作のブリジットは駄目っぷりを発揮しながらも愛嬌があったが、今回は前半で彼女はせっかくの優しい恋人マークに対して小言が多かったり疑り深かったり劣等感から感情的になったりで、素直な可愛らしさがかなり消え失せてしまった。前作よりもさらにぽっちゃりしているみたいだし、こんなことでは愛想を尽かされるぞ。第一作の時ほど彼女に共感出来ず、マークの素晴らしさばかりが目についてしまった。
とはいえベンとジェリー(という名前のアイスクリーム)が新しい恋人になるし絶対に留守電のメッセージもないと報告してくるしタイでダニエルが娼婦とよろしくしている件とか相変わらずの演出は可笑しくて、私はこういう笑いは好きだ。前半はちょっと嫌な部分もあったブリジットだけど、お約束通りの展開で彼女も立ち直ったし、見終わった後の気分としては良かったのでまずまず。それにしてもマークは我慢強いし素敵すぎる。ダニエルが笑ってしまうくらいにあまりに駄目なので、余計にそれが引き立っていた。
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