「モニカ」トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦 自分BOXさんの映画レビュー(感想・評価)
モニカ
鑑賞してから2~3週間経った現在、レビューを書いています。
思い返して「面白ぇ。いやバカ面白ぇ!最高!!」と感じたのは覚えているんですよ。でも、どんなところが面白かったの?どんなシーンが印象に残ってる?と問われたならば…
敵役、オォンガウがボスの座を乗っ取りご機嫌にカラオケで吉川晃司のモニカを広東語で熱唱してるシーンしか思い出せねぇ!!
いや、遡って記憶をたどれば九龍城という設定を活かし、狭く入り組んだ場所で上下に移動しながら戦うアクションのカッコ良さや主役四人のイケメンもそれぞれキャラが立ってて見飽きないとか、ロン兄貴の渋さとかサモハンが出てくるとやっぱりどっしり構えた安心感があって画面が締まるなぁ……とか色々出てくるんですよ?
でもやっぱり一発目に思い出すのはウォンガウ。
何なんだあいつは!
初対面では軽薄という言葉はこいつの為に作られたんじゃないかと思えるくらいの三下チンピラムーヴをかまし、こんなヤツすぐにやられて退場するんだろと思ってたらしつこく登場し続け、次第に「えっ、お前そんなに強かったの?」と驚かされ最終的に「お前がラスボスなんかーい!!」と盛大なツッコミを心の中で入れてましたよ。
結果、ウォンガウのことで頭がいっぱい。
バットマンで言うならジョーカー。スターウォーズならダースベイダー。仁義なき戦いなら大友勝利。ゴジラならキングギドラ。主役を食う敵役として私の中ではディズニーランドのシンデレラ城のように作品の中心に燦然とそびえ立っています。
配信やDVDが出たらまた観るからその時は四人を返り討ちにして勝利のモニカを聴かせてくれよな!