「サプライズな物語と長台詞の圧巻の名シーンが刺さる。気になるところもたくさんあるが。」今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
サプライズな物語と長台詞の圧巻の名シーンが刺さる。気になるところもたくさんあるが。
ポスターイメージのちょっとした爽やかな青春ラブストーリー化と思えば、最近よくある「彼女が突然消えた理由が泣ける系」の物語でした。
しかし、中盤のサプライズな展開がとっても効いていて、面白く、また、とても切ない。
何といっても、このさっちゃん演じる伊東蒼の演技、長台詞のシーンが圧巻!
特に「私の名前も知らないでしょう?」は強烈で刺さる刺さる。
これだけのことを言われて、突然死なれたりしたら、そりゃあ凄いダメージをうけますよね。
冷たく言えば、本当に勝手で、命懸けのとんでもなくえらい迷惑でもあるし、気付かない男が本当に鈍感すぎる。
これを支える、河合優実のキャラクターと演技はさすがの安定感。
ところどころ個性的なカットが挿入されてたりするのが、いいカットと、意味不明なカットがあったりと、玉石混合なところも含めて、面白い作品。
但し、結局、人が死んで悲しい話であるところは残念。
そりゃあ感情移入した人が死んだら泣けるし、脚本としては安易な部類だと思う。
(以上蛇足で、さらに個人的な単なる感想です。)
最初、製作会社マークの時点で「吉本」と出てきて不安になった。ノイズでしかない。
そして始まる大学の日常シーン。
いちいち会話で「おもしろ」を入れてくる、関西弁のボケツッコミ、ノリツッコミみたいなのも気になるし、疲れる。
さらに、友人の、変な喋り方もわざとらしく。
そして、関西大学って未だに出席カードなんだ、自分のなん十年も昔の当時の経験でも、カードに毎回違う印が付いていたり、カードの色が何色もあって毎回違ってたり、授業の最後に配ったりと、実に様々な不正対策されていたものですが。
大学が撮影協力してるってことは、「代返」歓迎な大学なのか?
基本的に、多くの学生は親の金で入学して、学費を払ってもらって、平気で授業サボって遊んでるのかとか。自分で学費を払ってるならともかく。
さらに、出席カードの提出を頼まれたのに無視するし、そのことが先の展開でフォローもされないし。
そういう調子のいい連中と距離をとってたはずの主人公2人も、結局仲良くなった途端に調子に乗って、追従して授業さぼるし。
そういうところが気になる気になる…。
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