「物語は映画という存在に包まれている」I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ ねこたまさんの映画レビュー(感想・評価)
物語は映画という存在に包まれている
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監督の自伝的ストーリーらしいです。但し監督は女性で、主人公は男性です。
想像していたイメージとは、全然違う映画でした。
主人公は、キューブリック監督の映画をとても愛して、贔屓にしている。
映画にまつわる話しは沢山出てくるけれど、それが直接的に物語の展開に影響をする訳ではないです。
しかし、物語全体は、映画という存在に包まれている。間接的に影響下にある。そんな感じの世界観の2004年頃のお話しでした。
最初から最後まで大きな事件も起こらずに終わってしまう。
なんちゃらないお話しと言えばそうなのだけれど、見終わって、とても温かい気持ちになれました。
スタッフロールで流れるエンディング曲のリズムに、自然に身体がノッてしまう感じ。
楽しい映画だった。
終わってから、考えてみればカナダ映画って、私は今まで1つも観たことがなかったと気がつきました。
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