「大学に入ったからといって、そんなに簡単に変われる?」I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ Socialjusticeさんの映画レビュー(感想・評価)
大学に入ったからといって、そんなに簡単に変われる?
ええ、おかしいぞ。目の動きが。もしかして? と思っているうちに明らかになる。ローレンスは映画好きだが、それが昂じて、オタク、ギーク、アスペルガー症候群のようで周りが全然見えず、自己主張だけ延々とをする。こんな生徒はよくいる。クラスメートはローレンスが話し出すと聞きたくないようだし、親友マットですら、困った表情を見せる。しかし、担任の先生はローレンスをうまく相手にするね。パンデミック後、好きなことだけをしたり、発言したりするからローレンスのような生徒は増えていると思うよ。周りの生徒はなんだこのやつと思うかもしれないけど、先生は慣れてるよね。ローレンスのような言動で、友達や仲間を失ったりするんだよね。ローレンスにとってみれば、悪気があるわけじゃないんだけどのね。言葉の使い方なんだよ。マットのことをplaceholderなんて言い方をしたのはびっくりしたよ。大学に行って本当の友達を作るための仮の友という意味なんだよね。傷つくよね。でも、バーリントンのビデオ屋の店長アラナ(ロミーナ・ドゥーゴ)はローレンスの毒舌戦闘で立ち上がったんだよね。かつて⼥優を⽬指していたアラナはローレンスとの毒舌を吐きあう会話によって、自分がビデオ屋の店長をしていることは自分の痛みからの逃避だということが認識できたんだよね。ローレンスのような直球型の人とまじあって、自分を考え直すことができて最高だね。
パニック症候群もあって、ヴィデオストアーの更衣室に閉じ籠るシーンはきついね。母親はローレンスのことを知り尽くしているから対応が上手だったね。Close your eyes, imagine oseanとか。。。。 Cast Away の映画を想像させて、トムハンクスの島での生活だと思う、Warm, Blue とローレンスは想像していう。母親はローレンスの落ち着かせる方を知ってるね。このシーンが好き。
最後のオタワのカールトン大学に行く前のシーンで、ファーストフードでアラナに会う。ローレンスが大学に行って人に好かれるためのどうしたらいいかというように質問するシーンがあるが。。。。大学に入って快活そうに振る舞っている。質問もたくさんしても問題意識の強さとして考えられる。でも、大学に行ったって、最初だけが人に気を遣っているがだんだんと地が出てしまうんだよね。そうでなければ、アルペルガー(かもしれない)は完治されてるよね。アラナはローレンスのことをCollege type of personality. だって。そうだね。
ローレンスってトッド・ソロンズ監督の若い頃のような感じじゃない?