FPU 若き勇者たち

劇場公開日:

解説

国連平和維持活動のために組織された中国の警察部隊「FPU(Formed Police Unit)」の死闘を描き、中国で大ヒットを記録したアクション映画。

中国の組織警察隊FPUは国連から要請を受け、政府軍と反政府組織の武力紛争が激化するアフリカへ派遣される。チームワークを重視する分隊長ユーや正義感が強い狙撃手ヤンら精鋭メンバーたちは最も危険な地域に足を踏み入れ、逃げ場をなくした人々の安全確保に尽力する。大量虐殺やテロ攻撃、暗殺、暴動、人質事件などさまざまな困難に立ち向かい、何度も命の危険にさらされながらも、現地の人々の平和を取り戻すため、そして隊員全員が無事に帰国するために戦い続ける。そんな彼らの前に、思わぬ運命が待ち受けていた。

テレビドラマ「陳情令」でブレイクし、映画「無名」「熱烈」などで活躍する俳優ワン・イーボーが狙撃手ヤン、「オペレーション:レッド・シー」のホアン・ジンユーが分隊長ユーをそれぞれ熱演。「インファナル・アフェア」シリーズの監督アンドリュー・ラウが製作総指揮に名を連ね、武術監督出身のリー・タッチウが監督を務めた。

2024年製作/101分/PG12/中国
原題または英題:維和防暴隊 Formed Police Unit
配給:ハーク
劇場公開日:2025年1月10日

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映画レビュー

2.0劇場で王一博のポストカードを頂戴しました。鐘楚曦のが欲しかったのに…(コラ!!)。

2025年1月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

 中国からアフリカの紛争解決に派遣された国連所属の警察部隊の活動を描くアクション・ムービー。

 架空の紛争国サンタリオン共和国の場面はオール国内ロケ(広西省チワン族自治区)。アフリカ系のキャスト、エキストラも国内で調達って『北京の55日』(1963)みたいだな。
平和維持活動(PKO)の一環で組織される国連の警察は通常UNPOLと表記されるので、FPUはひょっとして造語?人命救助や正当防衛以上の過激なこともやってるし…。

 隊長の余衛東と楊震との過去の因縁を描くタイミングがよくないので、伏線というより付け足しぐらいの印象にしかならないが、もっとひどいのがヒロイン丁慧の扱い方。
 紅一点にも関わらず、男性隊員との摩擦やお約束のロマンスもなければ、彼女のバックボーンも語られず、まったくの無個性。そもそも男性隊員の中になぜ女性一人だけ加わっているのか説明もないまま殉職されても感情移入しにくい。付け足し以前の、存在がほぼ使い捨て。それにしても一人ぐらい彼女の死を悼んでやれよ。

 正直言ってシナリオが全体的に粗雑。
 本作に限らずカネを使ったアクションシーンに頼り過ぎてストーリー性が脆弱な映画は欧米のヒット作や人気シリーズでも多く見受けられる最近の趨勢。とはいえ、ゲーム世代の若い人たちならともかく、自分のような旧いタイプの映画ファンには物足りない。先日劇場で観たばかりの『太陽の少年』(1994)や『紅いコーリャン』(1987)のように、映像美で語りかける中国(香港)映画伝統のDNAがこれからも継承されるか、ちょっぴり不安。この映画、『インファナル・アフェア』(2002)のアンドリュー・ラウが製作に関わってる筈なんだけど。

 同じく王一博出演の『無名』(2023)を観た時、往年のカンフー映画みたいに最後にメイキングシーンがあるのには面食らったが、本作のエンディングにも。挿入歌に歌詞の字幕が出るのも中国の映画やドラマの鉄板。

TVの『陳情令』で一気にブレイクした王一博は残念ながら、『無名』も本作も似たような性格設定。彼同様TVで活躍したあと、『西湖畔に生きる』(2023)でまったく違う役柄を演じて演技の幅を魅せつけた呉磊のように、今後あらたな王一博の魅力をみせてくれるか、彼の脱皮に期待したい。へび年だけに。

 作品のラスト、FPUの活躍で平穏を取り戻した紛争地に千羽鶴が掲げられる。
 千羽鶴は本来は日本発祥の文化。製作サイドが認識していたかは分からないが、結果的にアジアで共通する平和の象徴として扱われている。
 この作品を観て中国政府のPRとかプロパガンダと感じる人も当然いると思うが、人間同士、相違点だけでなく何かで繋がっていることを実感することも、こんな時代だからこそ大切だと自分は思う。

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TRINITY:The Righthanded Devil

2.5平和とは武力の均衡によって維持される

2025年1月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

中国の警察部隊FPU(Formed Police Unit)は国連から要請を受け、政府軍と反政府組織の武力紛争が激化するアフリカの国に派遣された。分隊長ユーや狙撃手ヤンらメンバーたちは危険な地域で、命の危険にさらされながらも、証人の保護と、現地の人々を守るために戦い・・・という話。

中国政府による自国と中国警察のPR映画としか思えなかった。
2018年2月に国連の要請に基づきアフリカの架空の国に中国の警察を送り込み、平和維持活動をする、というのはわかるが、だからどうした、という感想。
なので、終始何を見せられてるのかわからなかった。
終盤、台風が近づいてくるシーンがあるが、アフリカで台風とは呼ばないでしょ。せめてサイクロンにしましょ。翻訳者さん。
平和とは、武力の均衡によって維持されるもの、という発言があるが、そう考えるのが世界の常識なんだろうと思った。平和ボケした日本人には衝撃の言葉だろう。
ワン・イーボーは本作でもカッコよかった。

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りあの

2.5超本格アクション映画!

2025年1月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

ハリウッド映画みたいな超本格アクション映画です。カーアクション、銃撃シーン、格闘シーン全て素晴らしかった。中国のアクション映画の俳優みんなケインコスギに似て見えてしまう。イヤー面白かったです。

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binn

3.0アクションは最高!

2025年1月16日
スマートフォンから投稿

大好きなワン・イーボーの映画!でしたが内容がイマイチ過ぎて、、、アクションは最高で、臨場感ばっちりですし、中国人以外の役者3の演技もちゃんとしていました。無名ではどうみても日本人じゃない役者さんや日本人の役者さんの素人演技にリズムが乱されて残念でしたが今回は大丈夫でした(笑)
アクションは流石中国と言わざるを得ない程素晴らしい!冒頭から目が釘付けになりました!
イマイチなのが内容、、、要所要所に色々散りばめられているのですがあんまり美しくなくてわざとらしすぎる為に安っぽくみえてしまうのが本当に残念でした。ワン・イーボーが捕まって隊長1人だけで助けに乗り込む所で2人だけにしかわからない合図があったのはインファナル・アフェアを彷彿とさせて良きでしたが、他らあんまり効果的ではなかったと感じてしまいました。
熱烈が最高だっただけにちょっと残念、、、個人的にはワン・イーボーよりホアン・ジンユーの役柄が目立ってて観た甲斐がありましたっ。
ワン・イーボーの映画、また劇場で観られますよーに。

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ちょんこ

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