劇場版総集編 ガールズバンドクライ 前編 青春狂走曲

劇場公開日:2025年10月3日

解説・あらすじ

2024年に放送された東映アニメーションによるオリジナルテレビアニメ「ガールズバンドクライ」の全13話を再構成し、新規カットを追加した劇場版総集編2部作の前編。

高校を中退し単身で上京した17歳の井芹仁菜は、憧れのバンド「ダイヤモンドダスト」のボーカル・河原木桃香と出会い、音楽の魅力に目覚める。仁菜と桃香は、本心を隠して生きる安和すばる、両親に捨てられた過去を持つ海老塚智、天涯孤独な少女ルパとともに、5人組バンド「トゲナシトゲアリ」を結成。それぞれの悩みを抱える5人は不条理な世の中に立ち向かい、自分たちの居場所を探しはじめる。

劇中の主人公たちによるバンドと連動するリアルバンド「トゲナシトゲアリ」の5人が声優を務め、主題歌や劇中挿入歌が5曲同時にチャートインするなど、新人バンドとしては異例のヒットを記録。「けいおん!」「ラブライブ!」シリーズの花田十輝が脚本を手がけ、テレビアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」シリーズの酒井和男が監督を務めた。

2025年製作/110分/G/日本
配給:東映
劇場公開日:2025年10月3日

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映画レビュー

4.0 これくらい、素直に怒りたい

2025年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

総集編という形で一気に見せてもらえると、「仁菜がいっつも切れてるな」という印象になるのだけど、だからこそこの作品の反骨精神みたいなものがより強く伝わる形になっていた。この作品は劇場向きだろうなとテレビシリーズ見てる時も思っていたのだけど、一気に駆け抜けていく映画という枠組みの方が作品の魅力を伝えられるんじゃないかと感じていた。あとはシンプルに良い音響環境で鑑賞した方が絶対にいいというのもあって待望の劇場版である。
ライブハウスでのライブシーンなんかは、やっぱり劇場で見ると臨場感が全然違う。映画館の暗闇とスクリーンの中の観客席の暗闇がリンクして、映画館全体がライブハウスになったような体感を味わえる。
仁菜は怒ってばっかりなんだけど、この社会には理不尽なものがたくさんあって、いろんなものに対して「仕方ない」と受け流さないで立ち向かうその姿勢は、本当に見ていて気持ちいい。あんな風に素直に怒れないですよ、僕は。

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杉本穂高

4.0 少し残念とは思いながらも、間違いなく良い作品。

2025年11月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

ドキドキ

アニメが何度も見返す程好きで、映画館で総集編が出ると聞いて観に行きました。期待していた通り面白かったです。スマホ等の画面で観るのとスクリーンで観るのではやはり全然違いますね。あと軽くですが新規カットが入ったり。

ただ、逆にカットされた部分が所々あったり(総集編なので致し方ないが)、ライブシーンの音圧は少し物足りないものがありました。そりゃあ勿論スマホ等で観るよりは段違いで素晴らしくはあったんですけどね。

あとはOPとED!新規映像+新曲、めっちゃくちゃよかったです。
後半も同じ曲で行くのか、また違うものになってるのか。
後は新規カットはどれくらい入るのか。とても楽しみです。

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とっとろー

4.0 「理名さん好き」

2025年11月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

今年330本目。

前にラジオでトゲナシトゲアリのメンバーの方が出演されていてトーク面白いと共に、バンド名が凄い特長あるなあで一気にファンに。今作でメンバーの名前に触れて。心情叫ぶ歌いい。

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ヨッシー

3.0 あれをめんどくさいですますのは相当お人好しだな

2025年11月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

良いところ
ライブシーン
思ったよりもちゃんと演技できてる1人を除いて
3Dモデルが不自然じゃない動き

?なところ
都合いいイベント起きすぎ
人ができすぎ
人物配置がストーリーに都合が良すぎる

ヒロインの性格がどうにも嫌悪感が払拭できない。正論モンスターだの言ってるが、あれは自分が正しいじゃなくて他人が間違ってるという攻撃性の発露にしか見えなかった。他者の善意が伝わらない、じゃなくて他者の気持ちよさを自分の気持ち良さが上回らないと許せない、っていう幼児性みたいなもの。素直でもなんでもなく他者を引きずり下ろしたいだけの嫉妬の塊。見てて薄ら寒い。あれを見てるといじめ自体はクソだし父親はゴミだがそれでも友達との絶交はどっちに原因があったか察するにあまりある。

正論とは一定の正しさはあるから感情で反論するしかなくなるが、感情論を正しい正しいって連呼することではない。4人で作って抜けた側がどんな状態であれ、自分が気に食わないから否定ってどこに正当性がある。ただの感情論ですって最初から貫いとけばまだしも、正誤の問題にした時点でこいつは正義の側に立ちたいだけ快楽論者。見返してやるもいいけど、正しいかどうかは自分の内面の問題で他者に押し付けるな。

川崎の映画館で見たので、場面の大半が見たことある場所で親近感は沸く。最初のストリートライブのシーンは元からいた2人がいい人すぎて。テレビ版は見てないけど機材貸すは演奏のフォローするは、でその後は出番なし。お前それはさすがに人としてどうよ、と思う。衝動的で無礼で攻撃的なって完全に教育間違ってるな。

ライブシーンは動きに違和感ないし曲や演奏もいい。けど一曲ずつしかやらんのはなんかモヤモヤするフルじゃなくても20分の持ち時間な3〜4曲はやるだろ、せめて2曲。なんだからやったっぽいシーン入れないと不自然。

でもまあ後編も見るかくらいには満足した。後編見るか。

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木花咲耶

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