ヴァージン・パンク Clockwork Girl

劇場公開日:2025年6月27日

解説・あらすじ

「A KITE」「MEZZO FORTE」など唯一無二の世界観で国内外から注目されてきたアニメーション監督・梅津泰臣と「魔法少女まどか☆マギカ」などのアニメーションスタジオ「シャフト」がタッグを組んだ「ヴァージン・パンク」シリーズの第1弾。梅津監督が自ら企画・原作・キャラクターデザインも手がけ、バウンティハンターとして生きる少女の苦悩と、彼女を取り巻く人々が織りなす欲望と混沌をめぐる物語を描く。

西暦2099年。医療用人工人体技術「ソーマディア」の発達により人類はあらゆる怪我や病気を克服したが、その技術を悪用した犯罪も急増していた。そこで政府はバウンティハンター制度を策定し、バウンティハンターに登録した民間人は違法ソーマディア指名手配犯の殺処分が認められ、その代価として多額の懸賞金を受け取れるようになった。児童養護施設で育てられた神永羽舞は、ある事情からバウンティハンターのMr.エレガンスに嫌悪感を抱いたまま成長する。やがてバウンティハンターとなった羽舞の前にMr.エレガンスが現れたことで、彼女の運命は狂いはじめる。

「LUPIN THE IIIRD」シリーズの高橋悠也が脚本を担当。

2025年製作/35分/R15+/日本
配給:アニプレックス
劇場公開日:2025年6月27日

オフィシャルサイト

スタッフ・声優・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8

(C)梅津泰臣,シャフト/アニプレックス

映画レビュー

4.0 なんと懐かしい雰囲気か

2025年7月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

昔のOVAのような内容だった。令和の時代にこんな新作が作られるとは、嬉しい驚きだ。
本作は近未来を舞台にしたバイオレンスアクションだ。ソーマディアというサイボーグ技術が発達して、脳以外を義体化した犯罪者が跋扈する世界。生身の肉体よりもはるかに運動能力が高いソーマディア犯罪に対抗すべく、バウンティハンター制度が導入されている。
生身の身体でバウンティハンターをやっていた主人公は、変態のMr.エレガンスにはめられ、少女の義体に改造させられてしまい、復讐を誓うという筋書だ。35分と短く、まだ序章なので、完結はしていない。物語のセットアップ段階であり、序破急で言うと「序」の部分となる。
ティザー映像の最初のショットでもあった、病院服を着た主人公がよろよろと歩くショット。あの体重移動と服のしわが身体の動きに沿って動くあのリアルさ。あんなリアル作画を現代で見られるとは。激しいアクションで人体破壊の描写が多いが、それらが本当に痛々しく感じられるのは、人体の動きの描写が徹底してリアルだから。動きで命を宿して、その命が破壊される様を描く。これがアニメだ。
梅津監督のらしさが詰まった内容も懐かしくて、続編が待ち遠しい。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
杉本穂高

4.5 ひでぇ設定だよ

2025年9月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

2025年劇場鑑賞266本目。
エンドロール後映像無し。

1700円均一料金で35分って1分48円かぁ・・・。、しかもパンフレット4000円で、これが何話も続けばその度パンフレット そんな取るの?という感じですが映画の評価には影響しません。なかったら減点しますが。

なんかすごい90年代のOVAっぽいんですよね。絵柄や画面の質感もそうだし、登場人物への容赦のなさもそうだし。それはそれで悪くない。ただ、主人公の設定が気の毒過ぎて、最初は逆恨みだと思うのですが、後半はもう殺しても仕方ないと思うくらい酷い事をされます。こういう設定だと性的な展開はこれ以上なさそうなのが残念に思う自分もこいつと一緒かと思うとそれに腹が立って減点しました・・・。次も観ますが4話くらいで終わってくれるかパンフレットもうちょっと簡単なのでいいから安くして・・・。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ガゾーサ

3.5 梅津作品とシャフトの思惑。

2025年9月26日
スマートフォンから投稿

ドキドキ

梅津作品の代表として
『A KATE』『MEZZO』の雰囲気を継承
していて個人的に嬉しい。

今の段階では深く考えずアニメーションを
堪能してるうちに終わるので
ここからシリーズ化が成功するかどうか。
作品のネタバレしようにも途中だし
時間短いのでアニメーションが面白く
堪能したとしかまだ言えない。

因みに劇場版『マドカマギカ』が
延期したのはバトルシーンに梅津作品の
アクション技術を取り入れて
質を上げるためと言われてますが、
だとすればマドカマギカが楽しみですね。

梅津さん自身はシリーズ物を
作るのが不得意なイメージですが
このシリーズの作画を維持出来るのか。
シャフトという後盾がある以上
成功してほしい。

というか、一本映画作りなさいよ。
梅津さん。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
外村

4.0 短い、気になる。けど、見応えあり

2025年8月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

リズムも良く、結構面白かった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
藤原