ネムルバカのレビュー・感想・評価
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一点突破!阪元裕吾、お見事!
阪元監督なのに~
お見事!! さすが阪元裕吾
ベイビーわるきゅーれの第1作を見たときに監督who? となり、プロフィールを見てみたら、わ、若いっ、いったい人生何周目? とツッコミをいれたくなったほど才能の持ち主、阪元裕吾監督が非アクション系の作品を世に問うということで鑑賞してまいりましたよ『ネムルバカ』。
柚実とセンパイの主人公ふたり組の日常生活のグダグダ感はベビわるのちさまひのそれの拡大版。柚実の友人の男子ふたり組も登場して、それに輪をかけます。でもって、オタク魂が随所に炸裂してグダグダ話にスパイスを添えます。この作品でベビわるにおけるアクションのような機能を果たすのは音楽です。センパイは売れる見込みほぼゼロのバンド活動をしているのですが、それが、なんとまあ……
クライマックスはなるほどそう来たかと恥ずかしながら目頭が熱くなりました。鑑賞後に感じたカタルシスは去年のべびわる第3弾のときより大きかったかな。
阪元監督の次回作は(ちさとが大阪で半年ほどかかる大きな仕事でベビわるお休みするみたいなので)、時代劇がいいかな。現代日本の世相を反映したような、なーんちゃって時代劇。勝手な希望、失礼をお許しください。
ユリのようでユリでない
大学生の日常
青春って切実だ。
会話劇名人の後継者。
期待をしていなかったのに予想外の名作
久保史緒里が面白く平祐奈は歌も良かった
女子大生の入巣柚実と先輩の鯨井ルカは大学の女子寮で同部屋だった。ルカはバンドでギター&ボーカルとして夢を追っていたが、柚実は特に夢や目標のないまま、家でゲームしたり古本屋でアルバイトする日々を過ごしていて、2人は毎日のように家飲みしたり時々居酒屋に行ったりしていた。そんなある日、ルカに大手音楽レコード会社から声が掛かり、メジャーデビューし、大学を辞めたため、2人の共同生活は終わりを迎え・・・さてどうなる、という話。
会話劇の様でもあり、え?は?って感じで面白かった。
特に柚実役の久保史緒里が真面目な顔しての言動がとにかく面白かった。そして、ルカ役の平祐奈は歌も上手くて綺麗だった。
失踪した先輩とまたどこかで逢えると良いね。
後輩の志田こはくもやっぱり可愛かった。
何度も観たくなるような、クスッとする作品で面白かった。
ベイビー:カタギ編
笑えて泣ける
先輩、映画の感想を投稿して「共感した!」をもらって喜んでるのも「ダサイクル」に入りますか?
前半は、ルームシェアで一緒に暮らす二人の女子大生が、次から次へと出てくるダメ男たちをバッタバッタと切り伏せていくような話。
この映画に出てくる男たちは全員曲者揃いだが、どこかで見かけたことがあるようなウザさだらけなのが凄い。
個人的に特にインパクトが大きかった場面は、後輩・入巣柚実がバイトとして働くブックオフみたいな店でのやり取り。
「客のおじさん」も「南海キャンディーズ・山里みたいな同僚の男」も、若い女性店員である入巣に対して永遠と映画知識でマンスプレイニング。
「女性がかわいそう」と思うと同時に、「自分も女性から同じような感じに思われていたりして…」という考えが頭をよぎって怖くなった。
ウザいはずなのに、一応ちゃんと丁寧に対応する入巣は偉いと思った。
入巣が同僚の男に肩を軽く触れられた後、肩にこっそりとアルコールスプレーを吹きかける場面を観て、昔、似たようなことがあったのを思い出して戦慄した。
入巣が帰宅のために夜道を歩いていたら、突然見知らぬ男から「君に惚れちゃったから責任取って」と声を掛けられる場面。
男が夜道を歩いていてそんな目に遭うことは普通無いことを考えると、女性って本当に大変。
先輩の鯨井ルカが語る「ダサイクル」の話は、ネットに映画の感想を投稿している人間に対しても通じるような気がして、胸が張り裂けそうになった。
後半は、インディーズバンド活動をしていたルカが、大手音楽レコード会社に声を掛けられ、メジャーデビューを目指す話になっていくが、他の映画にもありそうなよくある展開で、「この映画ならでは」と呼べるような目新しさがあまりなく、個人的に物足りなさを感じた。
ラストは最近観た『名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN』の終盤にちょっと似ていると思った。
人気ミュージシャンの「周りがどう思おうが自分のやりたいことをやるんだ」なところが。
中2なら感動したかもね
ってエンドロールででかい声で話してたしたり顔のJDも
なになに?何が言いたかったか全然わかんなかったー
って彼氏とエスカレーター降りてる途中に言ってたJKも
まだ間に合うかもだから好きなこと探しなよ
劇中の小馬鹿にされてた意識高い系の先輩の言ってた
「今やiPadで何でもできる」は揶揄でも何でもなくエール。
気づくか気づかないかはあなた次第。
思い立ったら明日にでも
映画だって音楽だって小説だって創れる世界がやってきてる。
若者、まじ頑張れ!全世代頑張れ!
黒柳徹子さんがピアノはじめたのは50代。
何かを始めるのに遅すぎることなんてない。
いま始めたら1日アドバンテージ。
今が一番若いんだからさ。
やっときゃよかったで死にたくない。
ただの映画好きの青年がまま大人になったのが坂元裕悟監督。
得意のアクションを封印してもここまで魅せられるのは
好きこそ物の上手なれを極めたからこそできるカッコ良さ。
この円熟味でまだ20代だぜ?末恐ろしい。
いつか坂本裕二脚本でダブル坂元あるよねこれは。
主演の二人も最初はちさととまひろにしか見えなかったのに
あっという間に個性を伴った説得力のある演技をし始めるし
撮りはじめて数日でここまでの伸び代はヤバいでしょ。
ヒトって可能性しかないから前向けってエールが聞こえるよね。
(全然この映画が本当にいいたいこととは違うかも笑)
あと楽曲はおやすみホログラムのオガワコウイチに頼んでみると
今の下北のもっと良いグルーヴ感が出たかも(私見です)。
平祐奈も久保史緒里も可愛いって舐めてると泣かされるぜ。
ということで、
今クォーターで1番楽しみ且つ不安だった作品が
かなり良い作品でした、ありがとうネムルバカ。
サプライズキャストも堪能しました。
あ、ベビわるのアクション監督の撮った映画も行かなきゃな。
それではハバナイスムービーズ!
クソレビューしてすまん
原作未読
阪元監督なので期待しながら劇場GO!
ま、そりゃ面白かったんだけど、なかなかショック受けてる。
聞けば原作漫画って相当人気で、漫画好き名乗るなら部屋に置いとけ!ってくらい名作らしい。
ても俺知らなかった。。
昔はマニア名乗るくらいに漫画好きやってたつもりだったのに。。
本映画とても面白く現代の若者キッチリ描いてんなー。とか感じてたけど、コレが原作のチカラなのか、映画の面白さなのか俺じゃ判別出来ない。我ながら軽くショックしてる。。
カルチャー老人じゃ無いか。
しゃあないんで、ココは映画の魅力だろうと勝手に思うトコだけ抽出にてレビュー。
タイトルイン、超カッコよかった!客の心が、映画見に来たって事すら忘れるサイコーの瞬間に狙い撃ちドーン!!
あのタイミングで来る?普通??
コレは漫画には出来無いぞ。
そして音楽漫画最大の難関、生歌どうすんの?
今作、原作ファンが納得するレベルなのかは解らない、ても説得力感じる、インディ下北パンクだし、AのもあるあるJPOPって思えた。
して彼女ら、大学の先輩後輩って設定だったけど、何処なんだろう?
八王子とか言ってたし、音楽と、ちょい映画に興味有りそうな貧乏ライフだったから多摩美?
やっぱ阪元監督、こういう貧困現代女子の美しくも無いけど愛おしい生活描かせたら世界一だな。
「エビの身の無い海老天丼」のように、 先輩後輩のゆる~い女子トークが続くかと思いきや…
まるでアクションの無い「わるきゅーれ」だった。
先輩女子と後輩女子の、とりとめのない日常のやりとりが可笑しくて愛おしい。
この二人の関係性が最高です。
「エビの身の無い海老天丼」のやりとりとか、最高すぎます。
そのままの世界が続いて、ゆる~く終わるものだと思いこんでおりましたが…。
やりたいことで突き進むルカ先輩は、カッコイイですが、一応ライブまでは大人たちに合わせて正反対の方向性の音楽でも我慢していたんですかねぇ。
あそこで失踪されたらエライ迷惑ですねぇ。
みんな生活がかかってやってるんですから。
そこを忖度しないのが、若さの特権!?
平祐奈のなりきりぶり、特にキラキラガールズPOPSが良かったです。
それに対して、何がやりたいかわからず、うだうだする入巣は、動きが少ない役でしたが、久保史緒里が本当に良かった。
バイト先の常連客と昔の海外ドラマの話で盛り上がったり、居酒屋で酔っ払ったり、ファミレス前で大泣きからの暴行、本当に何から何までチャーミング。
最後は自身が先輩になって、エンドタイトルバックまで、本当に魅力的でした!
そのためだけでもまた観たい!
他の男連中は本当にポンコツ揃いで、まともな奴がいない。
アッシー(死語)田口が入巣経由とか、中身が無いとか、本当に失礼。殴られて当然!
もう一人の謎の伊藤、樋口幸平は、ドンブラザーズ同様の不思議な男(謎の2対2ファミレス)。
ドンブラザーズ繋がりか、新後輩役で、志田こはくが出てきてびっくり!
ちょい役でしたが、得した気分。
原作買います!
音楽集は…ダウンロードで済ませるか、円盤買うかは考え中です!!
ある意味「ベイビーわるきゅーれ」女子寮編ではあるが
原作再現度が高くよかった
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