「海外版龍が如く?」龍が如く Beyond the Game ジャッキーさんの映画レビュー(感想・評価)
海外版龍が如く?
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原作のゲームをやり込んでいる者からすれば海外版龍が如くかと思うような描かれ方ですね。
キャラクターこそ原作に沿った出で立ちではありますが、竹内涼真じゃ爽やか過ぎるのよ。桐生一馬は細マッチョじゃないんよ。
そして脚本は本当にこれで良かったんでしょうか…。
とにかく1995年と2005年を行ったり来たりするので原作知らない人は置いていかれそうです。
かと言って原作ある程度知ってる人は、後半のエピソードになるにつれてムムムとなるでしょうね。
特に最後の東城会と近江連合の不良漫画のような大乱闘。
スーツのおじさんがゾロゾロゾロゾロ。
それを横目に警察がジロジロジロジロ。
あのくだりはいらんかったな。ゲームのように桐生と錦山の上半身裸の侠気溢れるタイマンで締めて欲しかった。しかも錦山はカランビットナイフの使い手…坂口拓じゃあるまいしさ(^_^;)
ミレニアムタワーでの戦いは完全に忍びの家の賀来賢人が降臨してましたね。
そして風間のおやっさんがかつての堂島の龍だったというオチで桐生が睨みつけて終わり。これシーズン2はどうするんですかね。桐生が風間のおやっさんと殺り合うのは勘弁ですよ。
あー、あと真島吾朗さん?目潰されるエピソードまでは描かれましたが、肝心な桐生ちゃ〜んと呼ぶまでのエピソードがなかったですよね…。東城会破門になっても大乱闘に渋々呼ばれて駆けつけて、バット振り回してる真島吾朗さんはちょっと観てて辛かったな。
こんな感じの総じて海外の人が作ったような龍が如くです。
劇場版の北村一輝の桐生一馬、岸谷五朗の真島吾朗がいかにハマリ役だったか、改めて感じる今日この頃でした。
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