最後の乗客のレビュー・感想・評価
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誠実で前を向いた映画
これほどしっかりと「アレ」についての映画だとは知らなかった… 正直、そこについてはある程度知った上で観たかったです。
そのうえで、「アレ」にまつわる人々の想いのようなものをキチンと回収する映画のようには感じた。
ただ少々説明過多だし、もう少し言葉にしなくても伝わるようなやり方があったんじゃないかとは思う。
すべてを台詞で説明することで、なんというか「揮発する想い」みたいなものがあるんじゃないかという…
個人的には、舞台の方が映える物語のような印象を受けたが、誠実で前を向いた映画だった。
わずか55分の小さな自主映画
深夜のタクシーで偶然重なりあう乗客たちの人生と目的地で彼らを待ち受ける予想外の出来事を描いたヒューマン・ミステリー。
との事なんですが、どんな話か開始数分で分かると思います。
この映画と似たような話を聞いた事があります。
ネタバレになるので詳しく書きませんが、個人的には特に響かなかった。
映画館のポスターで知って、世界の映画賞席捲と書いてあるし楽しみにしてたんだけどな…
もっと違う、もっと凄い、のを期待してた。
60点ぐらい。
あの日を忘れないために
もちろん泣いた。
何となく感じてた違和感の伏線が話が進むにつれキレイに収まっていくのが凄い。
毎日家族がただいまと帰ってくることが本当に奇跡なのはわかっているので、とてもしつこく毎朝気をつけてねと声をかけてしまう私には、とても沁みるお話でした。
そしておにぎり。
食べ物くれるって愛だよなあ。
アフタートークで、この作品は宮城に関係のある方が沢山関わって作られたとのお話をお聞きしました。
監督は震災から5年も経つと、住んでいたNYでは風化されつつあったことを思って、この作品を作ろうと思われたとのこと。
主演のみずき役の岩田華怜さんは、震災当時12歳だったそうで、世界の終わりを感じるほどの体験だったそう。
とても地元の方に助けられて作られた作品とのことで、なんか温かさみたいなものは映画を観てる中ずっと続きました。
岩田華怜さん、全部の質問にとても丁寧に的確に答えていて、あーこの子賢いなと思って観てました。
ストーリーの展開がとても面白かったので、ミステリー仕立て?なのもあり、泣けるけど最後まで楽しめました。
風化させてはならない
2024年9月30日
映画 #最後の乗客 (2023年)鑑賞
東日本大震災から10年で企画され、宮城県を舞台に、深夜タクシーで走っていた運転手の不思議な体験
風化させない為にはこういった企画がとても大事で、その思いをしっかりと受け止めたいですね
@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました
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