バーラ先生の特別授業

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バーラ先生の特別授業

解説・あらすじ

1990年代のインドを舞台に、地方の公立学校に着任した新人教師が、生徒たちの平等な教育の機会のために情熱をささげる姿を、実話をモデルに描いたドラマ。タミル語映画界で俳優、プロデューサー、監督などマルチに活躍し、「クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅」「グレイマン」などインド国外の作品にも出演しているダヌーシュが主演を務めた。

経済自由化と教育制度の改革により、インドでは多くの私立教育機関や予備校が設立され、高い授業料に応じた質の高い授業が提供されるようになった。しかしその一方で、公立学校は有能な教員が私立校に引き抜かれ、低階層の生徒は家計を助けるために授業を放棄するなど、教室が成立しない状況だった。チョーラワラム村の公立校に赴任してきた数学教師バーラは、さまざまな障害に立ち向かいながらも、受け持ちの生徒たちが共通試験で良い成績を収めることができるよう奮闘する。

監督は、これが長編4作目のベンキー・アトゥルーリ。インド・テランガーナ州の僻地にある公立校で教育の状況を改善し、インド政府から教員向けの国家賞を授与されたランガイヤ・カデルラ氏の半生にヒントを得て作られた。

2023年製作/134分/G/インド
原題または英題:Vaathi
配給:SPACEBOX
劇場公開日:2025年4月11日

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(C)Fortune Four Cinemas (C)Sithara Entertainments (C)Srikara Studios

映画レビュー

4.0人ごとではなくなる?

2025年5月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

ドキドキ

教育格差の問題って、日本もヒトゴトではないと思う。

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wcitbn?

4.0実話と後で知り

2025年5月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

教育とは?
学ぶとは?
今の日本に必要な要素が、
たくさんありました。
30年かければ変えられることがある。
気がつけば!ということですね。
最終日ほぼ満席でした。

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Billy

4.0教育の機会は平等に与えられるべきと言う信念を訴えていた

2025年4月24日
PCから投稿

実話ベースと言うことで、『スーパー30 アーナンド先生の教室』とか、『きっと、うまくいく』みたいな話かな?と観に行ったら……
私学の授業料がどんどん高くなり、貧富や身分の差が教育レベルに直結するインドの実情を批判しつつ、すべての子供に学ぶ権利と機会が平等にあり、意欲と才能と努力を重ねれば誰でも地位や名誉を手に入れられるという信念を貫いた、伝説の理系教師(数学・物理・化学教師)の姿を描いておりました。

日本の漫画やドラマだと、攻略法や落ち込んだところからの回復などをメンタル面で情緒的に押して、意識の革変を軸に物語を作ることが多いのだが、インドだと政治家や汚職警察の横暴、村の暴力団による妨害などが多く、本作もそのパターン。
森田健作か石立鉄男か水谷豊か山下真司かというような熱血教師ノリに近いが、インド映画だけによく戦い、よく踊ってました(『スーパー30』の命のやり取りほどではないが)。

村の生徒みんなが天才児みたいで、(『ロッキー』の「モンタージュ」みたいに)曲に合わせて授業を受ければするする成績が上がっていくのが嘘くさいような気もしますが、インド国民の計算に関する能力の高さ(コンピューター・宇宙開発関係の科学者の多さ)は実際に有名だから、なんとなくの説得力もありました。

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コージィ日本犬

0.5この映画を観て楽しい人もいるとは思います

2025年4月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

全編、ストップモーションとスローモーションを、これでもかと多用した映画でした。
両方とも無くしたら上映時間が30分短くなるのではないでしょうか?

何故か度々現れるチンピラとの闘いの場面も多くて、観ていて疲弊しました。

大ボリュームのインド歌謡曲がずっと流れているのも、疲れた身体に追い討ちを駆けられるようできつかったです。

私とは趣味の方向性が違うだけで、この映画を観て楽しい人もいるとは思いますから、全否定をするつもりはないです。

でも、劇場内で「金返せ!」と叫ぶ人がいなかったのが、なんだか不思議に思えました。

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ねこたま