大きな玉ねぎの下でのレビュー・感想・評価
全68件中、41~60件目を表示
まあ 普通だよ ただ 収束 流れが 昭和から『伝統のテンプレート』定型的で ジジイ的には かなり共感。
本作 興行側が 何故 封切り 『ファーストキス💋』に 同じ期日にぶつけたのか理解に苦しむ。
イヤイヤ 恋愛映画 連チャンで観る人 俺ぐらいだから❗️しかも・・.
俺も若い頃は覚えがあるが おデートで❤️映画は定番 ただし 1本だけね
コレは ムカつく💢世代→インキャ世代 まで伝統的でしょう 俺のおふくろオヤジの世代 昭和30年代なら尚更
という訳で 人生初の 邦画恋愛映画 同日2連チャン に挑んだぞ❗️ クラクラ😵💫してきた。
イャぁ 奥穂高というより 🏔️K2 カンチェンジュンガ エベレスト くらいの高みだったよ ジジイには❗️無酸素単独❗️
イヤイヤ 予想どおり 『松たか子さんの ファーストキス』にほぼほぼ持ってかれて ガラガラだったよ。
そのかわり 本作を選んだ カップル👫及び単独客は 鍛えられた精鋭揃い❗️
咳😷してたの 物音立てたの俺だけだったよ 観客は@16人くらいかな❓
正直言います。
まあこれと言って 特筆すべき点は 両作とも無いです。
ただ 『ファーストキス💋タイムマシン』という 非常手段のチカラワザ 線路の赤子を救出するという 神業✨✨✨✨
と比べれば
本作の方が圧倒的に リアル 現実的。アナログ手書き世代的に良い。
色々 平成 というより昭和末期 と 令和の今 の恋愛が 都合よく展開するのだが
ストーリーラインが 王道中の王道 『最・にギリ・・疾走感』は昭和の昔から もう定番 テンプレート。
おじさんお爺さんのワシには 慣れ親しんだ この展開の方が良いのだ❗️かなり快適。
途中から読めてしまうのだが 『奇想天外・聖者の行進✨✨』よりは 🙏その後光拝まなくてイイ分 気楽で かえって共感
ただ 俺は 桜田ひよりさん より 圧倒的に 🎯 お姉さん格の山本美月さんの方が好み😍😍😍
でもその分 神尾楓珠くん の表情豊かな芝居が補ってた。
年増4人衆 カルテット 西田尚美さん 飯島直子さん 原田泰造さん 江口洋介さん
俺と比較的近い世代で マジ共感❗️詳細は映画館のスクリーンで❗️
そういや 昭和終盤の高校生は スケバン見たいの含めてあんな感じだったよ
ただ 部屋の緑色の本棚は凝りすぎ
昭和終盤というより 高度成長期ですよ。あっ🈶有料パンフ確認したら やはり 1970年代。
有🈶有料パンフは 必須では無いけど 文字の間隔というか行間が適切で読みやすい。文字との格闘は無いです。
デザインはなかなか良いですよ
爆風スランプ と言えば 『RUNNER』一択ですよ。玉ねぎの下 は知ってたけど ちょっと 横綱と幕下くらい
曲の認知レベル格差があるのだよ❗️昭和の学生は カラオケ🎤で 『RUNNER』が定番。
ただだなぁ サンプラザ中野くんさん 役者として クレジットされてたようだけど いつ出てたのだろう❓
それから 女性のasmi さんの歌声は良いけど
劇中使用楽曲は 『サンプラザ中野さん』の時か 『サンプラザ中野くんさん』時代のものか 気になった。
思ったより ソフトな歌い方に聞こえたから。
思ってたより 王道の恋愛作品❤️でした。
俺は 法政大学も 二松学舎大学も ましてや 暁星学園や白百合女子も 大手出版社も縁がないけど
意外と 九段下 馴染み なので良かった ということです。
相手を思って書けば気持ちは伝わる
昼はスイーツ店、夜はバーとして営業する店、Doubleで、昼と夜それぞれアルバイトとして働く丈流と美優の2人は、ダブリ発注を防ぐ目的で業務連絡用ノートを使い始めた。しかし、次第に趣味や悩みまでそのノートに書いていくうちに、会ったことも無い相手にお互いひかれあっていった。丈流と美優は互いの素性を知らないまま、大きな玉ねぎの下(日本武道館)でコンサートに行く約束をしたのだが・・・。一方、約30年前に、代筆で顔も知らないのに好きになった文通相手と爆風スランプの日本武道館コンサートで会う約束をしたエピソードがラジオ番組で紹介された。令和と平成の2つの恋が絡み・・・さてどうなる、という話。
爆風スランプはサンプラザ中野の特徴的なハゲ頭とパワフルな歌声が印象に残ってるし、もちろん、runnerも知ってるし、バラードの、大きな玉ねぎの下で、も名曲だと思う。
昭和64年、1989年に平成元年となり、この曲の発売の年だったのかぁ、と平成おじさん、小渕官房長官を思い出した。
日本武道館のてっぺんって本当に玉ねぎに似てるんだと初めて知った。
最初はいいかげんな丈流もうるさい美優もどうでも良かったが、だんだんと美優役の桜田ひよりの喜怒哀楽の表情に引き込まれていった。丈流役の神尾楓珠との絡みも良かった。
相手を思って書けば気持ちは伝わる、と言うセリフが心に沁みた。
丈流の両親役・西田尚美、原田泰造夫婦の高校時代の話も良かったし、江口洋介、飯島直子を含めた4人での再会シーンも良かった。
asmiがカバーした主題歌、大きな玉ねぎの下で、もハスキーボイスだが心に沁みた。
面白かった。
ヒロインがかわいい、親のエピソード要らない
親も文通してた、主人公もしてたって事でキレイにまとまった作品。ただ面白さは別。
この作品の根本を否定することになるかもしれないが、親の文通エピソードは正直要らないわ。そのへんのくだりは見てて面白くも何ともなかったし、親の文通があったから親が結婚して主人公が産まれたという関連はあるものの、それ以外の主人公への直接的関連は無いよね。
それよりも、ツンツンしたヒロインがひたすらかわいいので、主人公とのエピソードを増やして、死ぬほど主人公を好きになるぐらいまで持っていってほしかったところ。看護師として窮地に立っているところを、主人公との文通で救われるとかね。あと、文通相手がサキさんと勘違いしていたのがバレたのは、今までのすべてを無に帰す爆弾だからカットで良いw
みんな良い人で安心して見れた
親子がこんな似た体験できるなんてね。
神尾楓珠演じる堤丈流はバーで夜働いている。桜田ひより演じる村越美憂は堤と同じ店の昼に働いている。ん?それで知り合いじゃないのは変だなと感じたが、昼は別の店に貸してたんだ。だったら知らない可能性高いよね。でも内装など共通の問題があったりするので店の事をノートで相談し合ってたんだね。ちょっとモヤッとしたのが、お互いの名前を知らなかった事。普通、最初に自分の名前書くでしょ。お互いの事は知らないのに、色々なやり取りをしてお互い恋に落ちたっぽいのだが、美憂は看護師の学生で病院で体験学習をしていた。そこに入院している丈流の母、そのおかげで知り合った2人だが、仲は良くならない。お互いの名前を知っていたら、全く別の展開になったろうね。サイドストーリーの江口洋介演じるラジオの人と丈流の父を演じる原田泰造の高校時代の物語、2人ともちょっと顔が似てなくて違和感があったけどね。懐かしいミュージックがとても楽しかった。「大きな玉ねぎの下で」の歌詞は知っていたので、最後はどうなるのかワクワク。あら、昔は本物の玉ねぎが!?えっ!美憂は自転車で武道館まで?前半はとにかく楽しくて、後半はかなり泣ける展開でした。全ての伏線回収ができてとても楽しめました。
主人公がちょっと…
ネット記事を読んで面白そうだったので鑑賞。
全体としては纏まった脚本であり、伏線回収も上手く、広げた風呂敷もきちんと畳まれたいい脚本だったとは思います。
カメラワークは抜群に良くて、独特的なカフェの内装を非常に上手く利用していましたし、過去と現在が交差する後半は切り替えもスムーズで見ていて楽しかったです。
ただ正直、主人公のキャラクターが受け入れ難いと言うか……ほかの登場人物は(ヒロインもまぁちょっとキツ過ぎないかと思う所はあれど)皆良い人だったのに、なんで主人公だけこんな嫌な奴にしちゃったんだろ?というのが感想です。
作中の季節がいつ頃かは分かりませんが4年生であの就活への向き合い方は本当に有り得ないと思ったし、それに対する作中の結果があまりにも御都合主義過ぎるというか…
本編で会社側の男性が言っていたことは至極真っ当なことで、1回目の主人公の対応も大分有り得ないのに2回目に来ることが非常識通り越して私は失笑してしまいました。
その2回目に問われた時に本人なりの固い決意があるのかと思えば歌詞を引用しただけの薄っぺらい発言で、これで採用されたのだとしたら白けるな〜と思います。
(採用されないならされないでなんでこんな無駄なシーン入れたんだ?とも思います)
他は良かっただけにここが凄く引っかかりました。
ヒロインがしっかりと将来の夢をもっていることと対比して見せたかったんだろうとやりたいことは分かりますが、最終着地地点があまりにもおざなりでヒロインには「本当にこの男でいいの?」と聞きたくなります。
役者さんは皆さんお上手でグイグイ引き込まれました。
観なきゃ良かったとまでは思わないけど、人に勧めたいとは思わないし2回目もいいかな…の気持ち
ペンフレンドの恋。
大学4年、就職先も決まらず、やりたい事も見つかってない堤丈流と、飲み屋の席で倒れた丈流の友人の応急処置をした看護士実習生・村越美優の話。
昼間はスイーツ、夜はBARの店「Double」、
店で使用する消耗品の発注が被ることがあり、“管理ノート”で発注した物、店の不具合をノートに書いて分かりやすくと始まるが…、顔を合わせれば喧嘩になる丈流と美優だったが、知らず知らずに管理ノートでやり取り、素になり自分を出せるその相手を気になり始めるが…。
観終えれば狭い世界だけどいい!
「大きな玉ねぎの下で」って曲を元によくこのストーリー、脚本に仕上げたな~凄い!ってのが率直な感想。
とりあえず丈流の父・虎太朗が妻・今日子を支える病室シーンで…あの時の文通相手?!と察せた辺りからラストまで涙が止まらなくて。
今日子の生前と、亡くなってからも手紙のやり取りをしてたと話す虎太朗から丈流への“知らず知らずの背中の押し”で気づけた大事な人、その大事な人との「大きな玉ねぎ下で」の待ち合わせにはさらに泣けたけど、ラスト出会えたんだから、せめてハグくらいあってもと個人的に思ってしまった。
虎太朗、今日子、大樹、明日香の4人の関係性、その4人のストーリー、伏線も良かったね。
地方民の僻みだけど
2025年劇場鑑賞40本目。
エンドロール後映像無し。
ランナーとか神話とか旅人よとか、基本爆風スランプの歌は大好きで、カラオケでも歌うのですが、大きな玉ねぎの下ではあんまり好きじゃないんです。なんか東京ファーストというか、この歌に出てくる2人の年齢や住んでいる場所は分からないのですが、文通をするのは大体十代で、片方が東京で片方が地方だった時、会いに行こうと思っても親がお金出してくれなかったたらもうアウトじゃないですか。これが武道館じゃなくて、ただのライブ会場だったらそういった要素考えなくていいので良かったのに、と思っていました。
この映画では過去と現在の二組の男女が文通と交換ノートでつながり、最終的に武道館でライブを見ようと約束をするのですが、どちらも自転車で行ける距離に住んでいるので後は会うかどうか決めるだけの状態になっていて、自分が歌に抱いていた不満は解消されています。でもそれはそれでなんか東京住んでないとこういうのできないのかと思ってそれはそれでなんか腹立つというか(笑)
後役的に江口洋介がエンドロールのトメだったのもちょっとイラッとしました。原田泰造か西田尚美じゃない?
おススメできる、今週の2月2週本命枠か
今年48本目(合計1,590本目/今月(2025年2月度)11本目)。
平成元年ごろと現在をほぼ交互に描く、文通により知り合った当事者と、その想いが交差するお話。予告編にもありますが、「爆風スランプ」の方に関しては知っていれば有利かもしれませんが、音楽は何度も流れるし、「大きな玉ねぎ」が何を指すかは明確にわかりますので、そこは「知識があれば有利」程度です(映画内でもちゃんと説明はされます)。
「手紙で気持ちを伝えることの大切さ」の観点では、それこそアニメですが「ヴァイオレット~」とかかわるところもありますし、特に平成パート(昭和から平成にかわるころ。つまり、今から35年くらい前)では、映画内に出てくるように少年少女向けの雑誌に「ペンフレンド募集」というのは実際にあり、そこにおいて、字が下手な方が代筆を頼んだり、あるいは個人情報の関係で本名自体を出さなかった(今のハンドルネーム、ペンネームに近いところもあろうが、例えば姓名であれば、漢字1字を置き換える程度のことはあった)ことはあり、その部分についても触れられていた点は良かったところです。
確かに作品として「大きな玉ねぎ」が何を指すかなどを知っていれば理解の上で有利だし、当時(平成になったころ)に「日本武道館に行く」は特別な意味があり(それこそ新幹線しか選択肢はなかったし、高速バスだの飛行機だのは高校生には負担が重すぎた)、これらの点に触れつつ、現在パートにおいては、いわゆる「就職面接が苦手な子」や、看護実習についてなど、今時の話題がふられて色々な意味で配慮があったのが良かったです。
決してアクションもりもりの映画ではないし、それを求める向きにはおすすめはできませんが、心温まる映画が見たいなという方にはここ一押しといった映画でしょうか。個人的にはおススメ枠です。
採点に関しては以下を考慮しました。
--------------------------------------------
(減点0.1/平成パートにおいて、発信主義と到着主義が混同されて出てくる)
旧民法では、発信主義(出した時点からカウントする)と、到着主義(相手に届いた時点からカウントする)が混在しており、解釈上ヘンテコな状況になることがありました。この点、現在の2020年以降の民法ではそろえられた部分がありますが、平成パートの部分はこの関係で厳密に見ると変なところがあります。ただ、このことは旧民法まで知らないとわからないし、それ自体が話のトリックになっているわけではないので、問題はないだろうと思います。
(減点0.1/速達で出すときに郵便局を通す必要があるか)
確かにこのとき(昭和最後の日)に郵便局が混んでいたのは事実ですが、当時からのルールとして、速達で出したい場合、所定の切手を貼った上で、「速達」と赤書きした上で、はがき・封筒の縦側(通常は、郵便番号を書くところ)に赤線を書くことでもその取扱いになっていました(特に過疎地域では郵便局が早く閉まる傾向があったため)。
この点はちょっと配慮が欲しかったかなというところです。
--------------------------------------------
(減点なし/参考/「119」にかけると、どこにつながる?)
あまり意識される機会がないのですが、映画内で出てきたので、ついでに触れます。
日本で110といえば警察、119といえば消防・救急と決まっていますよね。
ところが、日本の中でも「東京23区以外」では、いわゆる消防・救急については総務省直下の組織であるそれに対して、東京23区においては「東京消防庁」という、都の直下組織につながる点で、実は扱いが違います(実際には、東京23区の隣接市程度なら駆けつける)。これは、戦後のGHQの占領の中で、消防・救急も警察とのつながりが強いのだから、国の直下にするのは良くない、という考えがあらわれて改められたままGHQが離れたという特殊な経験を持つからです。
この点、消防・救急の「119番」といっても、東京23区とそれ以外とでは扱いがまったく違います(ただし、普通は意識されないので、消防・救急を広く扱う総務省に管轄外の苦情が来ることもあるし、それは仕方がないである一方、特に風俗営業等の開業ほかを扱う行政書士は必ず理解していないといけない事項(東京23区とそれ以外で、消防法に基づく手続き先が実は異なる、という点)ではあります(ただ、これも極めてマニアックな話))。
原曲聴いてた世代
二世代の物語
【”手書きの綺麗な文字は会いたい人と巡り合わせてくれる。”今作は爆風スランプの名曲”大きな玉ねぎの下で”の歌詞を基に紡ぎあげた平成と令和の二つの秘めたる恋を絶妙に絡ませた物語なのである。】
ー 今やPCの時代だが、年に1.2回は喫茶店で親に手紙を書く。メールでも良いのだが、何だか味気ない気がするのである。-
■今作では、令和バージョンは、同じ店の”Double"で働くが顔を合わせない昼はカフェで働く看護師見習いのミユウ(桜田ひより)、夜はバーで働く進路が決まらないタケル(神尾楓珠)とその仲間達。
平成初期バージョンは今日子(伊藤蒼)と虎太郎(藤原大祐)の秘めた恋と、彼らの文通の表面上の顔、大樹(窪塚愛流)、明日香(瀧七海)達の姿が描かれる。
そして、この物語は令和バージョンと平成初期バージョンが、絶妙に繋がっているのである。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・令和バージョンは、観ていて非常にまどろっこしい。どう見ても相性が良いミユウとカケル。管理ノートでは相手の事を考えて、丁寧に文章を綴っており気持ちも繋がっているのだが、面と会うとそういう関係だと知らない事もあり、会えば喧嘩ばかりである。
・一方、平成初期バージョンは病弱な今日子(伊藤蒼)と虎太郎(藤原大祐)が、お互いに写真に大樹と明日香の後ろにチョコッと映っているだけなのに、”この人だろう”と思い、手紙の遣り取りをする姿。
そして、大樹はラジオDJ(江口洋介)になり、今日子(西田尚美)と虎太郎(原田泰造)は結婚し、その息子がタケルという設定が巧い。
・そして、看護師見習いのミユウは、今日子の病室に置かれていた息子のメモの”頑張ろう”サインを見て、もしかしたら・・、と思うのである。
<だが、令和バージョンも平成初期バージョンも、”大きな玉ねぎの下で”の歌に惹かれる様に、ミユウとカケルそして今日子と虎太郎は出会うのである。(平成初期バージョンは、”小さな山盛りの玉ねぎの横で”だけれども。
今作は、爆風スランプの”大きな玉ねぎの下で”の歌詞から紡ぎあげた平成と令和の二つの恋物語なのである。サンプラザ中野くんと、サンプラザ中野もチラッと登場しています。>
途中から涙が止まりませんでした
40年前の爆風スランプさんの名曲をベースに、今の時代にどんな物語を描いているのか、興味津々で観に行きました。
曲の通り、武道館ライブを舞台に、すれ違う恋人たちの物語なんだろうな・・・という予想はしていましたが、親と子、2つの物語が絡み合って、予想以上に、いいお話でした。後半は、もうずっと泣きっぱなし。見事に期待を裏切られたというか、期待を大きく超える映画でした。
出演されている役者さんが、皆さん適役で、見事にはまっていました。主役となる不器用な2人を演じる神尾楓珠さんは、いつも通り、こういう役は得意と思いますが、お相手の桜田ひよりさんも、とてもいい役者さんですね。感情の表現が豊かで、どんどん惹き込まれてしまいました。
会いたい人には会おう
大人パートしんみり、若者パートくすくす
草野監督の前作「アイミタガイ」を大変気に入りまして、続いての新作を早速観てきました。
いやいや、これオリジナルなんですかね、とても面白かったです。手紙とか連絡ノートとか、流行らないようなアイテムから恋愛を発展させて、無理のない偶然と出会いを絡めて、素晴らしい作品になってます。
手紙は書いてドキドキ、返事を待つ間ソワソワドキドキ、原田さんのセリフにもありましたが、なんとなくわたしにも記憶があります。
桜田ひよりさん、わたしはオジサンなので初めてちゃんと観ました。キレイですね。特に前半の神尾さんとの掛け合い(?)など、今の若者感全開でいい演技だと思いました。
後半、大人パートで4人が再会するところ、泣けてしまいました。みんな、優しい。特に原田さんは良かったですね。
江口さんは強面よりこうした役がいいと思います。西田尚美さん実は自宅にあるDVD、主演助演問わず、出演作が1番ある女優さんです。今回もいい役です。泣けてきました。山本美月さん素敵でした。
イマイチわからんのが、あのバイト先の場所ですね。理屈的には九段下からそう遠くないと思うんですが、原田さんの家は三浦半島で、あの病院は鎌倉ですよね。ま、いいか。後、2部制とは言え、顔くらい知っていてもいいんじゃない?かと。
大人パートの遠い昔、郊外によくある無人コーナー、ベタな展開となりますがほのぼのしていて上手いまとめ方でした。
いい映画に出会えました。わたしはこうしたちょっと不思議な偶然と軽い奇跡が大好きです(「アイミタガイ」もそうです)。監督、次も期待しています。
全68件中、41~60件目を表示