劇場公開日 2025年2月7日

大きな玉ねぎの下でのレビュー・感想・評価

全113件中、1~20件目を表示

3.5職人たちがつむぐ、珠玉の物語

2025年2月11日
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鑑賞方法:映画館

 現代はパソコン、スマホ全盛。手書きをしなくなったと言いつつも、職場や家で、メモを書き残す場面は今もある。走り書きだから、字が雑だったり言葉の並びが適当だったりするけれど、受け取ると何となく捨てられない。そうやって放っておくとどこかに紛れ、ふと見返したときハッとする。単なる紙切れなのに、メモはちょっとしたタイムカプセルだ。
 本作の予告を何度となく目にして、聴き慣れた曲を耳にするたび、少し気恥ずかしく、勝手に敷居を上げていた。良い曲だけれど、まっすぐ過ぎて甘すぎて、少し苦手だった記憶も邪魔をした。たまたま時間があったから、と自分に言い訳しながらの鑑賞。どうしてどうして、これはなかなか!と、暗闇の中でほくほくした。
 主役のふたりを結ぶのは、メモの連なりのような引き継ぎノート。手書きの文字やマークが、彼らをつなぐカギとなる。出会いが最悪な性格正反対の男女が、少しづつ距離を縮めたところで、仲を引き裂く大事件が勃発!という、ラブコメ定石の物語運び…と思いきや。手紙で心を通わせあった、親世代のエピソードが重なり、絡まり合う。おかげでぐっと深みが増し、おのずと惹きつけられた。
 過去パートは、80年代ファッション、ファンシーなレターセットに青インクで書いた手紙、ラジオから流れるヒット曲…と昭和満載ながら、あざとさは感じない。時代は様変わりしても、手紙をもらえば心は浮き立つし、さまざまなツールによるラジオへの投稿も健在だ。一見古臭く煩わしい過去が、波のようにきらめく今につながっていることを、声高にならないよう描いている点に、好感が持てた。
 さらに、若い主人公たちを取り巻く大人たちが、それぞれに魅力的なところもいい。いつかこうなりたい、と思わせる。加えて、ここに繋がるのか!という幾つもの伏線も心憎い。タイトルにも繋がる伏線にもにんまり。こんもりと盛られたみかんも、実は…というのは考えすぎだろうか。
 草野翔吾監督は、「アイミタガイ」に続き、心に残る素敵な作品を世に送り出してくれた。エンドロールには、脚本は高橋泉、音楽は大友吉英(敬称略)…と、なるほどと思うお名前が続々。気恥ずかしさを乗り越え、踏み出してよかったとつくづく思った。
 帰り道、心は自転車!と、ざくざく歩いた。雪が解けたら、力いっぱいペダルを踏み込み、思いきり走りたい。

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cma

5.0お願いだから観て!と言いたい

2025年2月22日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

萌える

 レビュー的な内容は、既に他の人が沢山書いてくれているのでそれに譲るとして、これぞ王道をゆく、心温まるほっこり恋愛映画だと思いました。

 アクセスランキングで10位で、まだ上映2週目なのに、上映時間が早朝1回だけとかレイトショー1回とか、正当な評価が全くなされていないと感じます。

 「ファーストキス 1ST KISS」も、「366日」も観たのですが、自分的には「大きな玉ねぎの下で」が、一番良い映画でした。もう一度どれか観るのならば、「大きな玉ねぎの下で」ですね。

 「ファーストキス 1ST KISS」と同日公開だったってのが運が無かったのでしょうか?
そちらは人気があるようで、上映回数がエグイ・・・・

 改めて、「大きな玉ねぎの下で 〜はるかなる想い」の歌詞を読み返してみましたが、切なさ100%ですね。。。

 また、「武道館公演の当初の予定は1月7.8.9日の3日間公演であったが、昭和天皇崩御により7・8日の公演を自粛」(ウィキペディアより)という歴史的事実があった事も初めて知りました。

 もしもこれを読んで気になったよ!って人が居られましたら、騙されたと思って是非とも早めに観に行って頂けたらと思います。

 桜田ひよりさんの可愛らしさを観るだけの為に時間とチケット代を使う価値がある事は、十分にお約束します!

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gokuzyun

4.5良かった

2025年2月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

キャスティング良し、過去から現代、現代から過去への移りもよし、音楽もよし、心地よい流れでした。感動しました満足です。なぜか映画館スクリーンのよさを感じた。

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まえひろ

2.5会えてどーする

2025年2月20日
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キレンジャー

3.0大きく玉ねぎの下でを大合唱したかったなぁ

2025年2月20日
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鑑賞方法:映画館

親世代子世代を行ったり来たりしつつストーリーは流れていくのですが、ベースに曲が流れて…
青春を2種類体験させてもらいました。
asmiさんの曲で終わるのですが、親世代は爆笑スランプさんで歌いあげてほしかったです。
RUNも聴きたかったなぁ。
勝手に聞けるもんだと思ってたので、置いてけぼりにされちゃった感が残りました。

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jiemom

5.0令和のノートは昭和の交換日記?

2025年2月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

萌える

期待していなかった分無茶苦茶良かった😊
昭和世代に刺さる作品ですがうまく令和テイストにアレンジされていて新しい心温まるストーリーに仕上がっている秀作。
私的には丈流と美優のキャスティングがベストマッチ。演技もうまいが2人の醸しだす雰囲気が素晴らしいと思います。業務連絡ノート🗒️っていいアイテム見つけたよね。お店もDoubleって完璧👌
絶対観るべきピュアなラブコメ❣️
オススメです。
是非映画館で🎦

16

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タイガー力石

4.0ラストは「ファーストキス」より断然こちらが良い

2025年2月19日
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ゆきとう

4.0ほっこり

2025年2月19日
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たくさんの偶然と必然とすれ違いが重なった素敵な物語り。
なんか、懐かしい感じ。とっても良かったな。
昭和パートとの兼ね合いも。
そうなんだろうなと思いながらもやっぱりグッとくる。
俳優陣もとても良かった。
ほっこりして心があたたかくなりました。

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minmixnao

4.0ベタだけど年寄りには嬉しい。

2025年2月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

萌える

期待せずに見たが、思ったより良かったというと傲慢か。「ファーストキス」を見に行ったら、余りの酷さに口直しと思って見たので、余計に良く思えた。ストーリーはベタで、展開もおおよそ予想がついたが、神尾楓珠と桜田ひよりの組み合わせが新鮮だったので楽しめた。西田尚美と原田泰造も、年配には安心して見ることが出来た。アミューズが関わった「LittleDJ~小さな恋の物語」も昭和歌謡を上手く利用してノスタルジックに仕上げていたが、爆風スランプの所属・アミューズから派生した代官山プロは上手にお手本にしたようだ。草野翔吾監督は「アイミタガイ」も程良い泣かせ演出で、今回も安定して高齢層向けの演出が期待できる存在になったのでは。今まではちょっと意識高い系な感じの監督と勝手に思っていたが、手堅く商業映画もこなせる職人系のスキルも持ち合わせていたのね。監督の次回作が待ち遠しい。

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羅生門

4.5本当に欲しいモノがあるのなら本気で取りに行こう。出会いの約束をしたのならその場所を目指して全力で走りだそう。その心は時代を超えて観る者へと良く伝わってきます。

2025年2月18日
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もりのいぶき

5.0もう一度

2025年2月18日
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楽しい

もう一度見たいと思わせる映画でした。爆風スランプの歌は懐かしく感じました。

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まさ

3.5人生初の"応援鑑賞"でした

2025年2月18日
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鑑賞方法:映画館

この曲が大好きなので、映画を観ました。

映画館で、なん度も見せられたTrailerから、交換日記というアナログを使った"すれ違い"を描く展開を予想していたが、その予想は裏切られ
無理やり喧嘩したり、30年前のエピソードを絡めたり、各キャラの人間関係やロケ地のつなぎ等のツッコミどころがあまりにも多すぎて、上映開始から1時間半 がっかりした気分で映画を見続けましたが
最後の20分間での急展開で、気分は大いに救われました。

この曲は、サンプラザ中野さんが 自分達のコンサート客席がガラ空きだった時を想いながら創った曲だそうですが、この映画を観た"公開2日目夜"での劇場観賞者は、ぼくひとりでした。
おかげで、誰に憚ることなく、大好きな曲を大声で謡えたのが、なによりこの映画の利点だった。

今度は、何か応援上映映画を観たくなりました。

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YAS!

2.5懐かしいタイトルにひかれて

2025年2月17日
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鑑賞方法:映画館

単純

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なりなりなりたさん

4.0「ファーストキス」と

2025年2月17日
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鑑賞方法:映画館

単純

幸せ

萌える

同時期公開ということで、こちらの映画は「オッサンには響かないだろうなぁ〜」と思いつつ、何気なレビューの高さから鑑賞。
劇中では本家の爆風スランプバージョンで、これまた本家世代としては柄にも無く、心掴まれました。
細かいアラはありますが、令和世代は「連絡ノート」としてストーリー展開するととか、新旧世代を上手にミックスした良作でした。

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キチ

4.5なんだかほっこりした映画

2025年2月17日
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くろくるりん

3.5昭和パートが良い

2025年2月16日
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鑑賞方法:映画館

若干、移動距離だいぶあるけどワープしたん???みたいなところや、
偶然を必然に変える力技の予定調和感は否めませんが、
最後は、手紙&SNSで繋がるというところが、
きちんと今を捉えていらして感心しました。

昭和パートの若者の方がしっかり自分がありましたね。
現代パートの若者たちは、なんだかややこしかったです。
そこも、面白かったです。

とりあえず、昭和パートがド世代なんで、
とても懐かしく楽しく拝見しました。

「大きな玉ねぎの下で」は、改めて良い曲ですねぇ⋯。

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hkr21

4.5こっちの方がいい、絶対!

2025年2月16日
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鑑賞方法:映画館

昭和から平成、そして令和。それぞれの時代を映したそれぞれの恋愛。偶然が重なり過ぎかもしれませんが、歌のテーマにぴったりのとても素敵なドラマになっています。タイムリープするとか、異世界に行くとか、主役が死んじゃうとかいった食傷気味の演出はなく、久々に、とても気持ちのいい恋愛映画に出逢えました。

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つもろう

4.0秀作

2025年2月16日
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鑑賞方法:映画館

80年代の文通相手が主人公の親なんだろうなとか、ありきたりの展開で結末もおよそ想像出来たが、途中うるうるきてなかなかの秀作だった
ただ所々設定がおかしいところがあった
藤原大祐、窪塚愛流、中川大輔などイケメン好きにもいいかもね

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翔太27

4.5366日より確実に泣けます

2025年2月16日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

今回ネタバレなしにしたのであまり詳しく書きませんが、恋愛映画の王道的な要素はみんな含まれている感じでした

タイトルにも書きましたがどちらか1作だけ見るなら、間違いなくこちらをオススメします

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おーちゃん

0.5そして僕は途方に暮れるという映画では、EDロールは大沢誉志幸歌唱だった。

2025年2月16日
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病人28号