ファーストキス 1ST KISSのレビュー・感想・評価
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うーん…
脚本は良かったと思います。
さすが坂元裕二という感じ。
ただ、タイムリープする方法を手に入れた主人公が、そもそも何故、夫を死なせない未来を手に入れたかったのか、そこがスッと入ってこなかったです。
離婚を成立させるため?
2人の生活をやり直したかった?
それとも他になにか…?
やり直しの未来の世界で、全てを暴露されて未来を変えていった夫。
夫婦という、2人の人間が作り上げていく関係性で、どちらかが変われば、もう一方も変わっていくのかなー、と思いながら鑑賞しました。
ただもし、現在の主人公の生きている世界が、さらに未来の主人公がタイムリープした結果、作り上げられたものだったとしたら…
例えば、未来の主人公が経験した世界では、夫婦関係は良好で、夫を亡くした悲しみのあまり、主人公が廃人のようになってしまう未来を変えたい、と願った結果が、現在なのだとしたら?
だとすると、現在の主人公がしたことって、果たしてどうだったのだろう、夫からのお手紙で、少しは救われたりしたのかなぁ、など、いろいろ想像を膨らませて楽しむことが出来ました。
本編に関係なく、過去と現在の松たか子の顔の違い、どうやってるんだろう、と、すごーく気になりました。
3年待ちの餃子
忘れられない映画になりました。
今日から家族を大切にしようと思える映画です。
松たか子さんと松村北斗さんの軽快な会話劇が
夫婦の隙間と優しく埋めてくれます。笑
数年ぶりに奥さんが映画に誘ってくれました。
内容も何も知らない状態で観たので、始めは入り込むのに時間かかるかもと思いましたが、松たか子さんの演技でそんな不安は吹き飛びました。
安定感、信頼感、なんと言えばよいのか、松たか子さんの演技には一瞬で引き込まれました。虜ってやつですね。
妻とは結婚十数年、しっかりと結婚当初の気持ちを忘れている状態で見ました。。。
ですが、松さんと松村さんの表情やセリフの一つ一つが自然で優しくて、我が家の家庭円満を手繰り寄せてくれた気がします。笑
カケルさん、沢山努力してすれ違いを克服したんだろうな。あんなにも変えれるものなんだ、僕も頑張ろうと思うキッカケになります。
ドキドキさせないでくださいをおかわりをする
カンナさん、可愛いかったです。
若いカンナさん、どうやったんだろう。
松村さんも、松たか子さんのこと好きになってそうと思うくらいの素直さが伝わる素敵な演技でした。
また観に行くと思います。
引き込まれました
熟年離婚を考えてるご夫婦に!
良かったとは思うんだが
まずは序盤に倦怠期を迎えた夫婦の双方が嫌味を込めたようなやりとり続けるところがリアルで見ているのが辛かった。
先に気になった点を書くともう少し純愛のストーリーなのかなと思って観たのだが意外とコメディ要素が多い印象。
結局何回過去と現代を行き来したのか分からないがこういう話ってその回数が多くなればなるほど冗長な感じがしちゃうんだよね。「それ、もっと上手くやれたんじゃない?」みたいな。映画ではないが去年テレビでやってた「不適切にもほどがある」にもそれを感じていた。
離婚設定をした後のタイムスリップだったから、夫の命を救う動機が弱い感じもしました。
終盤でカケルがカンナの正体を知り自身が死んでしまうのを知ったわけですが、ここで運命に身を任せて無理に運命を変えない選択をしたのは良かったと思います。
だからこそ最後死ぬまでは序盤のような夫婦のいがみ合いはなかった。
手に入りにくい餃子を内緒で注文してくれたわけです。
子供が出来ていれば二人の運命も変わったのかな。
主演のお二人は好演だったと思います。
それにしても15年前の役の松たか子さんがキラキラで綺麗でしたねえ。
彼女から誘われて見にいきました
大人な恋愛映画
どんな恋愛映画なんだろうと思って観ましたが、以外とコメディータッチに描かれたシーンも多く、楽しく観ることが00できたと思います。
「恋愛は相手のいいところを探し、結婚は相手の悪いところを探す・・」といった台詞にはちょっとドキッとしましたが、観に来ている若い人たちに変な影響与えないといいけど・・・(笑)
松たか子さんと松村北斗さんがとても軽快に息の合った掛け合いを演じていたのが印象的です。松たか子さんは演技や歌、トークもできて、とても才能あふれてると思います。(女性では入れない歌舞伎の世界に対抗でもしているかのように感じてしまいますが、、)
友達と出会ったり、恋人ができたり、家族になったりということはそれぞれ奇跡のようなものであって、一緒にいる時間を大切にしないといけないですね。いつも何気にボーッと生きているので、少し改めてみようと思いました。
物語の中の時間が2人にとって、とても大切な時間であると描かれていたので。
泣いた
なにもささらなかった
時を戻そう!
首都高のトンネルで崩落事故?
衝撃でそのトンネルを走行中にタイムトラベルしてしまう主人公の妻カンナは15年前の夫・駈に出会い15年後に起こる駈の事故死を変える為に懸命に尽くす。
とは言え始まりは倦怠期で離婚寸前リアル〜な冷たい様子が刺さります。
タイムトラベルで本来の愛情を取り戻すのですが松さんの前向きな芝居に救われます。
ほぼ0日交際に近い光景でトライ&エラーの繰り返しでとうとう未来から来たと自白します。
そこからがこの作品の見応えがあって良かったです。
ただ夫婦仲が良くなると体が痒くなりますな。面白い。
リリーさんの人柄がイマイチ何を表現したかったのか?未来からきたと自白をして態度が変わる駈にもアレレとなりました。
結局、どんなことになろうとも愛してるんだ
たとえ離婚届にサインしようが嫌いにはなれないんだねー
松たかこが何回もワープしてはポラロイドで写真撮られてでも、松村くんは死んでしまう結果になってしまって💧
最後は、事実を話してから大事な時間を2人で過ごしていく話ではあったけどー世の中の夫婦が皆んなこんなふうに沢山話していれば離婚率は下がる⁉️って思ってしまった😆未来がわかったら怖いけど、やっぱり死ぬってわかるなら時間大事に使うよね⁉️もう一度貴方に会いたいって思っちゃう😭何回もやり直す松たかこには笑えたけど🤣
松たか子は、パンを食う
タイムトラベル系、恋愛映画、評判がよかったので、ちょっと見てみました
映画の内容より、普段は老朽化したイオンシネマですが、今回は、ユナイテッド・シネマで
見ました、ユナイテッド・シネマも経年してますが、劇場の改装をしているので、比較的
新しい、何よりも音響があまりにも違いすぎて、施設の善し悪しを実感しました
映画の内容は、過去を変えても、結果は変わらない、変わらないなら、その生きる時間を
充実させよう、という感じかな
タイムトラベル系の話は、各人、それなりの考え方があると思うので、今回の時間遡及は
私が思うタイムトラベルとは違う感じでした、簡単に往復しすぎかと
それよりも、夫婦で朝食のシーンがあるのですが、さすがは松たか子、
朝食はトーストでした、夫は米と味噌汁でしたけど、そこが気になって気になって
でした
まあ、大人の恋愛映画という感じでしょうか、静かな映画がお好みの方は是非です
ファーストキス
どこにフォーカスすべきか?
タイムスリップでやり直しが軸ではあるが、オール・ユー・ニード・キルのように、何度も失敗して出直すところで、端々に松たか子が笑わせてくれるが、映画館の女性客はクスリとも笑っていなかった。やり直す直接のきっかけは、夫の死だが、それ以前に夫婦関係が冷え込んでいた。夫が夢をあきらめてサラリーマンになったことで、ちょっとしたズレが修復できなくなっていった。やり直すとすれば、その根本である夫の夢のあきらめであったり、それを受け入れなかった妻であったりするのだが、やり直しは、常にコロッケを買わないとか、そもそも出会わなければ良かったとか、外形的なことに終始する。しかし、死からは逃れられない。それでもやり直しは成功だった。この映画の二人にとっては。別の結婚生活が待っていた。なんで? なんで、今度は仲良くなれたん? そこがよくわからなかった。失敗したことを事前に話し合ったから? それ、ただのカンニングやん。ということで、なんかもやもやしたまま終わった。妻が夫を愛していたということはわかった。そのときは涙がこぼれた。ただ、夫が死ぬ前に手紙を残していたところは泣けなかった。昭和の男のラブレターだ。妻の上っ面のことしか見ていない。まあ、そんなものなんだろが、胸には来ない。テンポや空気感は良かったので、残念だった。
飾らない夫婦愛の物語
15年連れ添った夫の駈(演:松村北斗)を事故で失った妻カンナ(演:松たか子)。夫を亡くした喪失感を引きずりながらも自らの仕事と生活を立て直そうとする中で、ある偶然がきっかけで2人が出会ったあの日にタイムスリップしてしまう。
そこで過去を変えれば、夫の死を防げるのではないかと気づきあらゆる手段を試していくが――
恋人やパートナーの死を防ぐためにタイムスリップして未来を変える、というテーマとしてはありがちな作品だが、それだけに終わらない魅力を持っている。
夫婦仲は決して良好という訳ではなく、結婚生活が進む中で生活習慣や価値観のズレから次第に2人の関係は冷めていく。
それでも過去に戻って会ったかつての夫は恋をしていた頃の感情を思い起こさせてくれる。
「夫婦」という物をありのままに描いたストーリーで、その上で2人の出した答えはとても重く美しい。
タイトルに躊躇して見ていなかったが…
心に染みいるあたたかくステキな作品でした。
タイトルを知ったときはファーストキス…松村北斗と松たか子の年の差恋愛作品かぁ…と恐縮にも軽んじていました。
塚原監督が「Nのために」「アンナチュラル」「ラストマイル」「海に眠るダイヤモンド」わたしの好きな作品を手掛けている方であり、脚本を手掛けているのは「カルテット」の坂元さんであると知り、これは必ず見ないといけないと思いたち即座に観にいきました。
キャストがまず、すばらしかったです。
松村北斗さん、あれほどの演技をされる方だと知らず驚きました。興味のある対象物のことに熱量を込めて話す様子はくすりと笑ってしまう程お似合いの役でした。あといい声でした。
松たか子さんが遮二無二と生活している姿はとても人間味があり好きなので本作でもその姿が見られてうれしかったです。
いまある出逢いを大切にしているつもりでも、朝は片手間に見送っていた自分でしたが、明日からは忙しくとも家族には行ってらっしゃい。気をつけてね。と手を止めて声かけしようかな。と思わせてくれるステキな作品でした。やれるかはわかりませんが。
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