ファーストキス 1ST KISSのレビュー・感想・評価
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倫理問題をスルーした、よくできた恋愛映画です。
よくできた恋愛映画です。
俳優さん達の演技もよいし、楽しく鑑賞しました。
脚本の坂元さん、もちろん上手いと思うけど、個人的には苦手な方であざとさと紙一重のとこ感じてしまい怪物は是枝作品としては、少しがっかりしたのですが、
この映画はあまり気になりませんでした。
倫理的な問題には踏み込まず、恋愛映画に徹したから良かったのかもしれません。駅の回想?シーン、助けた赤ちゃんが、それぞれ違う赤ちゃんだったようにおもうけど、監督さんと坂元さんの共同作業だったのか、少し気になりました。平野啓一郎さんの短編、富士山、と少し近い設定ではあったこともあって、です。
今まで観た中で1番好きな映画になりました
普段映画見ないけどすごく話題になってたので気になって見に行きました。若い頃と40代になった時の2人の演技もすごくてリアルすぎて結婚に対する味方が少し変わりました。後半は自然と涙が出てきて止まらなかった🥲考察も楽しい映画だから見る度に違う気づきを得られそう😌
掛け合いのような会話が良かった。
離婚前の2人、食卓もバラバラだし寝るところ別になり、お互いに関心がない、離婚前のリアルな夫婦を再現できているような気がして、俳優の演技力はもちろん、生活感のある雰囲気が伝わる部屋のセットも素晴らしかった。
離婚前の描写で、朝ごはんにカンナはパン派、駈はご飯派というわかりやすい好みの違いにすら、“相性が合わない夫婦なんだろう”と思わせたのですが、15年後に同じ描写で、同じ食卓で朝ごはんを仲良く食べているシーンを見て、同じテーブルでにこやかに食べているだけで、好みが違ってもとても素敵に見えるなあと、、、
むしろ、好みが違うけど同じ食卓で食べているのは、お互いの好みを受け入れている、素敵な夫婦に見えた。
夫婦とはこういうことなのだと思った。
タイムトラベル系はツッコミどころが多いこともあり、一度気になると醒めてしまう気がするが、この映画は心地よかった。
松村さんの朴訥とした演技が、愛おしく誠実でとても良かったし、松たか子さんのサッパリとした綺麗さに見惚れ、気持ちの良い映画だったなあと思いました。
いま隣にいる人を大切にできているか
初めて何回も見たいと思った映画
映画館はちょっと苦手で1人で見に行くのは人生2回目くらい。
Xでの高評価を目にして観に行ってみました。
導入部分はタイトルと予告から予想していたのとはちょっと違いましたが、タイムリープのルールや主人公カンナの心情の変化などが分かりやすく、また松たか子さんと松村北斗さんの演技が素晴らしくて年齢差を一切感じず楽しく見る事ができました。
松たか子さんはCGを使って若かりし頃を演じた松村北斗さんは体重増加やメイクで現在の44歳の役を演じていらっしゃるとのことですがどちらもとても自然でした。
離婚するほどお互いを思いやれない関係になってしまった2人だけど、やっぱり心の奥では結婚した当初の気持ちが消えないし情もあるしでタイムリープをきっかけに夫のために奮闘する姿がリアルだったし、付き合い始めの自分に好意を抱いている若くて素直な夫に会いにタイムリープする度オシャレで綺麗になっていくカンナの姿も微笑ましく思いつつ共感出来てとても良かったです。
泣き所はやはり松村北斗さん演じる硯駈が残されたカンナに宛てて書いた手紙のシーン。
松村北斗さんの声が、本当に良い。「すずめのと戸締まり」でも声の演技が素晴らしいと評価されていましたが、40代の声も素晴らしい説得力でした。
タイムリープする度少しずつ変わる未来(現在)が部屋のオブジェに貼られたレシートや付箋であらわされていますが、1度見ただけではちょっと覚えていられず...できれば数回観たい。DVDも欲しいな。と思いました。
うちは子供がまだ小さくて何度も1人で映画館に行かせてもらったり子供も一緒に映画館で観たり夫と2人で観に行くというのは難しいので、DVDが出たらぜひ夫にも観てもらいたい!
現状の夫婦関係に満足はしていますが、この映画を観たら私たちの未来も更に良いものになるのではないか・・・と思います。
結婚している方はもちろん、今後結婚するであろう若い人やカップルにも是非観てもらいたいおすすめの映画です。
松たか子さんの可愛さを愛でるための映画かな?
松たか子さんの可愛さを愛でるための映画だったかな。松たか子さん、好きだから全然オッケーだけれど。
いわゆるタイムスリップ物。
面白いけれど、そんなに心にずんっと残る映画ではない。私が珍しく泣かなかった。
夫婦関係、結婚生活が1つのテーマ。それについては、考えさせられるところはあった。
もう1つのテーマは、生きるということは何か、人生とは何か。こっちは、あまり深く描かれていなくて、ピンとはこなかった。
松村北斗くんの演技は良かった。
最近のタイムスリップ物は、タイムパラドックスについて、真剣に検証しなくなっている傾向がある気がするかな。
タイムスリップは、物語のベタな技法の1つとして定着して、野暮な科学的考察は脇に追いやられたということなのだろう。
やり直したかったことは
結婚して15年、すっかり倦怠期になった夫婦。ある日夫が事故で亡くなったが、ひょんなことから15年前にタイムスリップする術を見つけ、若き日の夫と出逢い、カンナの心にも変化が訪れ…といった物語。
感動は勿論、SFチックでコメディも散りばめたドラマ作品。
現代では倦怠期を迎えていたものの「やっぱりこの人が好きだ」という気持ちの再発見は素敵ですね。
今は45歳のカンナが、29歳の駈の気を引こうと一生懸命になっている姿は、乙女チックでほっこりしますね。しかし松さん、コミカル演出のつもりでも、どうやったて可愛くなってしまうウィンクが(笑)
兎に角終始、なんやかんやで相手の事を本当に好きなんだなと感じれるし、かと思いきや所々にお笑いを交えているのが素晴らしいですね。かき氷の列の件は全部面白かったなぁ。後ろの奴ほど馬鹿って…w
タイムリープものにありがちなテンポの悪さや飽きも全然なく、常に次の展開が気になって引き込まれるし、何よりこの行動の結果、駈の未来というか正義が変わって欲しいような、そのままでいて欲しいような…。
そんな複雑な気持ちに苛まれながらも、2人の愛の姿にずっと心が満たされる傑作だった。
僕がやり直したいのは…って(涙)‼
とはいえ終盤は、結婚当初のカンナの可愛さにばかり目がいってしまっていたワタクシですが(笑)はぁ~あ…こんな人と近所に愛されるパン屋でも始められたらなぁ…。
語彙力が無くなるとはこのこと
本当に良かった
めっちゃいい映画だった
普段なく人間では無いけど何度も泣いたし
終わった後も思い出し泣きしそうになった
こういう映画で1番好きなのが"花束みたいな恋をした"なんだけど、脚本家が一緒で納得した
そして、松たか子と松村北斗の演技に魅了された
感想が出ない
語彙力が無くなるってこういうことなんだな
無理くり感想を言うとするなら
松たか子が可愛いすぎた
ドジっ子キャラというかお茶目キャラというか引き込まれる
47歳とは思えない魅力にびっくり
そして松村北斗くん
SixTONESだとは思わなかった
演技上手すぎた
か弱そうで大人しいキャラに合いすぎてる
だいたいネームバリューで出てるジャニーズ系の人とかの演技は普通の演技は普通なんだけど、泣く演技だったり重い演技がどうしてもチープに見えがち
だけどこの子はそこが全く無くて違和感一切ない魅了される演技だった
道路で未来かんなと過去かけるが話すシーンの
かんなの「ないないない!」のくだりの後
「すいませんでした」と言うシーンの表情、トーンは誰が見ても素人の演技じゃない
頑張ってこれしか出てこなかったけど
それだけ感情移入できて没入感があり満足度の高い濃い内容の映画でした
もう一度二度と行きます!
ほんとに感動した
ありがとう
正に、君たちはどう生きるか
すれ違って、嫌いなところばかりが見えて、離婚したけど、憎んだわけじゃないから救えるなら救いたい。そんな思いからタイムリープを繰り返すうちに、若い頃のカケルの良さを認識し直し、若い頃の好きだった気持ちを思い出すカンナ(松たか子)。もう一度恋に落ちたと言った方が良いかもしれないが、彼を救いたくて、ひどい言葉をかけて未来に帰る姿に涙。
そして、死を避けられないとしても、気が合うから好きだから、やっぱり結婚する、そう決めるカケル(松村北斗)の愛情深さ。変わった未来で愛情深く過ごした2人の尊い時間にまた涙。遺影がきっと変わってるんだろうな、と思っていたけど良い笑顔になっていて、正に、どう相手に接するか、どう生きるかで、こんなにも変わるのだなと実感。
恋愛はお互いの良いところを見つけて行き、結婚はお互いの嫌なマイナス面をぐりぐりつついていくものって、ちょっとわかる気もして笑っちゃったけど、そんな悲しく恐ろしいことを言わずに、思いやりと愛情を持って日々過ごしたいと思わせる映画です。
主演のお二人の演技力が素晴らしかったです。
それにしても、年取った松村北斗がふくよかになってるのは、綿詰めたりでできるんでしょうが、若い時の松たか子は?!どうなってるの? 若い時の姿が若干の加工で、44歳が老けメイク?? そこも知りたいですw
感動作品
良作でした。ありがとうは顔を見て伝えましょう
今年2本目
評判が良さそうなので見てみました。
ジャンルとしてはタイムループ&ラブコメディ。
良作でした!
1.松村北斗さん演じる硯駆
素敵でした。
今まで彼のことを知らなかったのですが、
少しだけ枯れた声、優しい笑顔がいいですね。
くたびれきって妻に関心を失い、色あせた生活をする今と覚悟を持って15年過ごした後のキラキラ感の差が素晴らしい。
2.松たか子さん演じる高畑かんな
自分と同じくらいの年なので立派な中年で、さらに色あせた生活でもこもこに着込み、老け込んでます。
タイムリープで必死に何度も何度も夫を助けたくて
戻る過程でお化粧し、ドレスアップしていきます。
きっと昔の夫に恋をしたのでしょうね。
「ドキドキさせないでください!」を聞きたくて何回も行ったり来たりが可愛いです。
また夫を傷つけたと思ってまた戻ってくるところも好き。
若い松さんはやっぱり可愛いけどどこか飯島直子さんに見えてしまいました。
3.その他
〇こども新聞
謎感が強いが重要な役回り。
〇吉岡里帆 可愛い若い子がいると思ったら彼女でした。誰にも興味を持ってもらえず、亡くなって可哀想とのコメント。確かに。
〇かき氷後ろの人
教授の娘じゃなくておばさんが好きなんだよ!の発言が好き。
4.振り返り
自分は妻との仲は良い方だと思っているけど、ありがとう、おはよう、お休み、頂きます、ご馳走様、いってらっしゃい、只今はしっかり顔を見て言おうと思いました。好きの反対は無関心。
坂元×塚原
大切な映画が増えました。
松たか子が演じる15年後のカンナが可愛いかったです。
時をかけるおばさん
夫を交通事故で亡くした妻がタイムスリップを繰り返して未来を変える物語。
ストーリーはこの上なく単純。夫の交通事故による死を回避するために、過去に戻り試行錯誤を繰り返す。この手の設定は様々な作品で使い古されている。今を馳せる監督陣はこれをどのように利用したのか、見ものである。
結果的に、本作は凡庸なつくりとなっている。夫の死を回避するため、はじめは過去で小さな変化を起こし、未来の変化を確認する。それでも変わらないとなると、だんだんとその変化を大きくしていく。この過程で楽しめるのは松たか子さんが若い頃の夫ときゃぴきゃぴする姿のみである。
過去に戻る最後のチャンスで、ことのすべてを夫に話すシーンがあるが、そこでの会話が理解できない。あなたと、結婚するのか、ふーん、離婚するのか、はぁ。子供を守って電車にはねられるのか、かっこいいじゃん。この妻からの話を夫が本気で信じているか分からないが、あまりに緊張感がなさすぎる。雰囲気はただの雑談である。いくらラブコメ映画でもしめるところはしめてほしい。
最も気になる点として、なぜ事故の起こる日やベビーカーに注意するという簡単なことを伝えなかったのか。事故を回避するということを推進力として進んでいくこの物語。ここに僅かな疑問も残してはいけない。ここにブレがあると、愛とか思いやり以前の話となる。変えることのできない不条理の中で、できることをすべてやりきった。愛する人の未来を必死に変えようと本気で向き合う姿に人は感動するのである。
タイムトラベル系の作品ですべての観客を納得させるように作ることは難しい。それでも本作の内容には腑に落ちない方が多いのではないだろうか。
本質は
まず、アイドル松村北斗ではなく「俳優・松村北斗」がすごすぎた。比べたり名前を出すのは良くないけど上手く言葉が出ないのですみません、とてつもなく二宮和也を感じた。
私の中で二宮くんのイメージは「役を生きる」というか、そのキャラクターが本当に実在するようなリアルさを感じることが多く、硯駈にもそれをとても感じた。
目線・呼吸・ちょっとした表情の変化・そして驚いたのは44歳の佇まい。背中だけであんなにも44歳を匂わせられる?とビックリ。本当に44歳のサラリーマンがそこにいた。
松さんは言わずもがなですがそれに負けず劣らずの松村北斗、この先数え切れない賞を手にするんだろうなと思った。映画の感想でなくすみません。
何度も繰り返しタイムスリップして、どうにか未来を変えたかったカンナだけど、最後のタイムスリップで駈が放った「変えるべきは結婚した事実ではなく、結婚して過ごした15年間だと思う」というのがこの映画の本質なんだと思った。
見ている私もタイムスリップの度に、帰ったらどうか駈が生きていますように と思いながら見ていたけど駈の言葉でハッとさせられた。
目の前の事に夢中になって、大切なことを見落としてしまっていたと思う。
過去・現在・未来は繋がっている、赤ちゃんの自分とおばあちゃんの自分は同じ時間を生きている、といった台詞があったが、それは即ち15年後に駈が死んでしまうことが既に決まっているということ。今回、駈はカンナのタイムスリップにより自分の死を知ることが出来たために15年間をできるだけ後悔がないように過ごそうと自分を変えられたわけだけど、現実では自分の死を知ることなんて不可能。だから、今隣にいる人、家族、恋人、友達、沢山の繋がりを大切にして生きたいと思えた。この映画の本質は、恋ではなく、愛なのだと思った。
個人的に、塚原あゆ子さんの作品は大好きなので今回もとても満足でした。
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