劇場公開日 2025年2月7日

「魔法にかかりました」ファーストキス 1ST KISS なかじwithみゆさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5魔法にかかりました

2025年2月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

終映後、映画館の外は眩しい太陽と見慣れている横浜みなとみらいの景色なのに、
いつもより色鮮やかに見えた。
風はあるが感動で暖まった身体には寒くはない。
僕は愛する者が待つ帰途を急ぐ。
すっかり、映画「ファーストキス 1ST KISS」の魔法にかかった観客の一人である。
(まあ僕を感動させるのは案外チョロい、が。)

脚本・坂元裕二さん、主演・松村北斗さんの新作なので、
どうしても観たかった。
退屈する隙のない脚本。
(今作は女性観客、満足するのではないだろうか、と思えるほどの終盤ですね。)
松村北斗さんの声や演技(仕草)はどの作品も素敵ですが
本作も納得しかないほど素敵でした。

素直に、この映画に酔っていたい。
(淋しさの正体)を語る手紙も類型的ではあるが、いい。
その気持でいっぱいである。
あんなグウタラな女
(トースト食べるのに皿1枚用意しないデキない、男物の靴下を平気で履ける、離婚届にコーヒーの染みを付ける等)に、
どうして男が(いくら自分を助けるべく何回もタイムリープしたとはいえ)
従順に折れるんだ?と
苛立つ気持も横に置きましょう。

なかじwithみゆ
ひなさんのコメント
2025年2月19日

なかじwithみゆさま、初めまして。
共感ありがとうございます。

横浜みなとみらいの景色が目に浮かびました。私のプロフィールの「映画スタイル」も、同じことを伝えたかったのですが…。

坂元裕二脚本らしい餃子やトーストやカキ氷に触れているレビューが多い中で、「靴下」にコメントしたくなってしまいました。

カンナがカケルの靴下を履くのは大雑把なキャラ設定の一つですが、15年前のカケルに再び恋をしたカンナはメイクもコーデもバッチリです。

最後のタイムトラベルで2人が結婚しない未来になれば、カケルの靴下を履けるのはこれが最後かもとカンナは選んだのだと思います。

ソファの会話のシーンで靴下に気付く前と後でカケルの話し方が変わる、という記事を今日偶然見かけてうれしくなりました。

(※初コメントで長文失礼しました)

ひな
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