「かわいいは作れる」たべっ子どうぶつ THE MOVIE K/Bさんの映画レビュー(感想・評価)
かわいいは作れる
まず、MVPは間違いなくポリンキーズです。
冒頭の飛行機での移動シーン、わたあめによって視界が完全に遮断されエンジンを完全に破壊されたにもかかわらず、ポリンキーズの操縦士は見事な機体さばきで無傷で着陸しました。
これがなければ完全に焼きっ子どうぶつこんがり焦がしバター味になっていました。
途中かららいおん君に寄生した黄色いわたあめは声から喋り方から髪型から性格まで完全にスネ◯でした。中盤から終盤にかけてのシーンではいつ青狸と音痴ゴリラが登場してもおかしくない状況でした。
シャワー室で黄色いわたあめが惨たらしい拷問を受けるシーンで誰もが勝算は水にあると感じたはずです。
ただ、実際の策略は小芝居と至ってシンプルな力攻めでした。
また、わたあめは水が弱点なのに自らは涙を流すという大欠陥が発見されました。
最終的には誰もお星さまになることなく終われたのでとても良かったです。
一緒に観戦した浦和美園在住34歳男性、一番好きな食べ物二郎系ラーメン氏はカバが男性キャラだと思っていたようですが、実際には女性でした。年齢を重ねるにつれてそういった固定観念が柔軟な思考やアイデアを阻み、老害化していくのだと感じました。
しかもポップコーンの食べ方が汚く、服や床面に撒き散らしてました。
撒き散らかすのは無意味なプライドとつまらない親父ギャグだけにして欲しいです。
一方、一緒に観戦した鳥取県出身24歳女性、好きな自動車メーカーJeep氏はひよこちゃんが落下時に進化したシーンとその後のちっさい子どもが両親に再会するシーンを見て感動したと仰っていました。こういった純粋でみんなを思いやる気持ちが、34歳男性になると失われていくことを改めて実感せざるを得ない現状を目の当たりにしました。
最後となりましたが、今後もキンビス社と食べっこどうぶつが末永く愛され、地球上の人々の心に深く刻まれ続けることを願ってやみません。
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