「花と記憶と大切な人」花まんま TSさんの映画レビュー(感想・評価)
花と記憶と大切な人
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好んでみるタイプの作品ではないけれど、鈴木亮平と有村架純というキャストに惹かれて鑑賞。
日本人好みのする、ターゲット年齢高めの人情系映画といった感じ。
演者のほとんどを関西出身の実力者で固めて、演技もコテコテではない感じの自然体だったので、最後まで安心して穏やかに鑑賞できました。
主演の2人と、繁田一家の3人をはじめとする脇役の演技がよかったばかりに、冒頭と途中のファンタジーシーンがちょっと安っぽい感じがしたのが残念なところ。
鈴木亮平の式での挨拶もよかったし、それを傍らで聞く有村架純のドレス姿も綺麗でした。
しかし、個人的には、この映画で一番印象に残ったのは繁田父(酒向芳)。
酒向さん、本当にいい味が出てます。
最後に空けて見た引出物は、亡き娘からの最後のメッセージ。
兄と妹のお話ではあるけれど、父と娘の話でもありました。
花を見て大切な人を思い出す。大切な人のために花を贈る。
なるほど、花にはそんな力があるのかと、再認識させられました。
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