ゼンブ・オブ・トーキョーのレビュー・感想・評価
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日向の四期
おひさまは、至福の時間だと思う。
それぞれのキャラは立ってるし。まぁ、何もなくてもあんだけ画面を4期生が占めてれば文句などないのであろう。
物語は無いようで有る。
一旦バラバラになって、再集結して事にあたる展開は心地よくもあった。
主役が11人居るわけではないが、それぞれを追っかけないといけない構成は大変だったろうなぁと思う。
よく出来てるのだ。
2024年の傾向も盛り込んである。
推し活だったり、アイドルオーディションだったり、見守り隊だったり、隠れオタだったり、高校デビューだったり、恋愛模様とかも今風なのかなぁ…おじさんにはわからないけど。
物語を追うのであれば戸惑いもする。
中盤の終わりくらいまでドラマはほぼない。
バラけたそれぞれがそれぞれの目的に向かっていく。
何を見せられてんだと??になるものの…4期生をお目当てに来たのならば目まぐるしく変わっていくメンバーにワクワクもするのだろう。
ステージでは見れないような一面も、お芝居として見れたりするわけだし。
その膨張するメンバーは、とある事件をキッカケに団結する。
そして、海辺ではしゃぐ。
「コレがアオハルだー」
言ってしまえば、無敵であるが、確かに青春群像劇と言われれば、そういう風にも見えてくる。
ただ…やっぱ貴重だなぁと思うのは、透明感と言うかスッピン感というか。
初々しい。全てが。
出そうと思っても出ないものだと思う。
とあるJKのアオハルではなく、日向坂四期生の現在進行形のアオハルとして見るならば、こんなに瑞々しい作品もないのだろうと思う。
お気に入りは、小西さんと平岡さんと竹内さんだった。
日向坂だからこその良さ
自分的には清水理央ちゃんが主人公の世界線も考えつつ観てたんですが、正源司陽子ちゃんの演じたキャラがピッタリ合ってて結構良かったです。
みんな演技が自然体な感じもありつつ、やっぱり慣れてないんだなという言わされてる感もありつつ、民放のドラマに出れるくらいには演技上手いと思います。きっとメンバーがすぐそばにいるから、演技に対する悩みも相談しながら頑張ったんだろうなぁ。仲の良さが伝わってくる、日向坂らしさ全開の良い作品だと思います。
あとこれは日向坂ファンとしての気持ちなんですが、清水理央ちゃんは前髪なくてもとっても可愛いんですけど、個人的に言うとやっぱり前髪ほしい。結局みんな可愛かった。あと東京行きたいです笑
全部がキラキラの青春
アイドルを使っておもしろおかしく作っただけの映画だと思ったら大間違いですね。
修学旅行の自由行動の1日の出来事がメインで描かれていますが、それだけにとどまらず、彼女たちの濃密な3年間の高校生活を見たような気になりました。
そこには仲間との友情や絆。助け合い相手を思いやる気持ち、素のままの自分の大切さなどがたくさん詰まっていました。
そして夢に向かって進む姿や、気になる男子を追いかけるモリヤズガールの淡い恋心と実らぬ現実など、正に等身大の女子高校生の姿がそこにはありました。
メンバーみんな初の映画出演で、良い映画にしたいと言う一生懸命感がすごく伝わってきます。若い子が真剣に取り組む姿と言うのはいいものですね。
くすっと笑えるコミカルなところから感動的なシーンまでたくさんの今が詰まっています。
がんばった4期生のみんなを俄然応援したくなりました。
キラキラした眩しい青春を感じられる本当に素敵な作品でした。
あの頃を思い出しあの頃に帰りたくなります。
いい映画を見ました
不思議な作品
日向坂46の4期生メンバーによる修学旅行ロードムービーでした。キャスティングありきの作品なので、その点に文句を言うつもりはないのですが、いろんな点で不満の残る内容でした。
具体的には、まずストーリーが余りに偶然に依拠しているところ。日向坂以外の主な出演者の1人である真飛聖が演ずるタクシードライバーが、東京のあちこちで日向坂メンバーが演じる女子高生と出会うことになり、しかも自撮り写真に自分がタバコを吸ってる姿が写り込んでいるのではないかと文句を言っています。広い東京で約束もなしに出会うことはかなりの偶然ですが、その上タバコ要素と自撮り要素を加え、しかもそれが複数回に渡るとなると、ちょっと行き過ぎでしょう。
また、後半スマホを取り上げた先生(八嶋智人)を捜すため、クラスメイトにLINEを送ると、直ぐに先生が発見される展開には苦笑するしかなく、お話とは言えもう少し工夫して欲しかったと思わざるを得ませんでした。
ストーリー以外でも、長野(だったかな)から修学旅行で東京に来た設定になっている日向坂のメンバー達が、全くそれらしく見えないところにも無理があったように思います。言葉遣いも格好も仕草も、全く長野色はなく、まんま東京の女子高生。それでいて”トーキョー”への憧れを語っているので、あまり説得力を感じませんでした。
また、主題歌が日向坂でないところも疑問。挿入歌には日向坂の歌が使われていましたが、主題歌はConton Candyの歌というところが実に不思議。日向坂の歌事情は詳しくないので、特段の事情があったのかも知れませんが、流石に本人たちの歌を主題歌にした方が良かったんじゃないかと思いました。
そんな訳で、日向坂の門外漢の私なので、頓珍漢な見方になっている可能性は大いにありますが、本作の評価は★1.5とします。
躍動感あふれる正源司陽子の存在感に一目惚れ
日向坂のファンではないのですが、今年の9月にライブで宮崎へ来て
5万人近い集客力だったんですね。
どんなアイドルやねん!と思い、鑑賞しました。
修学旅行で東京を訪れる設定で、主人公の池園(正源司陽子)が
トーキョーを全部楽しむプランを立て、班員メンバーと一緒に行動するのが導入ですが、
ランチタイムからバラバラになり、お!マルチバース展開?(本人たちも言っていましたが)とか期待したら、班員それぞれにやりたいことがあって、それぞれの物語がマルチに進行
していく、そしてそれぞれの物語が少しずつ重なっていき、最後には収斂されていくという
何ともうまいつくりあがりでした。
それぞれのキャラ設定もおもしろいし、今のこの世代の子たちを象徴しているようで
私みたいなおっさんが観ても元気をもらえるというか、彼女たちの瑞々しさに
自分の中の毒気が浄化されていくような気持ちになりました(笑)
特に刺さったのは主役池園を演じた正源司陽子と
ラストエピソードを飾ったアイドル志望の智紗を演じた渡辺莉奈が秀逸の存在感で
惚れしまうやろ!というくらい魅力的なふたりでした。いやぁファンになりましたね。
というわけで、全然期待していなかったですが、実に面白い、
そして元気をもらった作品でした。
二つのストーリー
この映画は修学旅行で東京に来ている高校生が自由行動で班行動するにも関わらず自分のやりたい事のためにバラバラに行動してしまうストーリー。
最終的にはみんなが集まって「あおはる」するが、別のストーリーとして桐井智沙(渡辺莉奈)のアイドルになるまでのサクセスストーリーも描かれている。
最終的な所は劇場でご覧下さい。
果たして、ハッピーエンドになるのか?
等身大かつ自然体な演技で日向坂四期生メンバーのキャラクターを活かした配役とバイプレイヤーの俳優さんの配置が絶妙で相乗効果を得られている。考えていた斜め上の素晴らしい作品になっておりました。
可愛きゃいいのか?いいのよ!
アイドルという芝居のジャンルは存在します。
女の子用に書いた本も「読んでます!」的な芝居をします。
でもそれは、
下手ではなく、
上手くもなく、
一生懸命なのです。
一生懸命の美学。
可愛きゃいいのか?
いいのです。
日向坂の4期メンバーで構成された
めっちゃアオハル映画。
とにかく可愛いのさ!
あの子達が芝居するのを観に来てるのさ。
(あー、じじくさ)
映画としては
「ええ!?もう移動した!?
さっき台場にいたのに?狭いな東京!!」
みたいなところはあるが、ご愛嬌(^_^;)
まずは、素直に楽しかった!!
そして、かわいかった!!
これが全て\(´ω`)/
とにかく無性に映画が観たくて…
時間的にこれしかやっておらず、辞めるか見るか迷って、何の情報もなく思い切って飛び込みました。
結果、観てよかったです。
面白かったです。
最後にタイトルの意味も分かりスッキリ。
内容も重くなく見やすかったです。
意外と良かった
2024年劇場鑑賞275本目。
修学旅行で東京にいった5人組がバラバラになるという話。それこそ劇中でも語られるパラレルワールドに突入するファンタジーか、調子に乗った女子高生がやんちゃしまくる話かなと思っていたのですが、ちゃんとそれぞれに納得できる現実的な理由があり、ヴィジュアル的なキャラ立ちもしていたのでシーンが切り替わっても誰が誰か分からなくなるなんてこともなく、非常に楽しく最後まで観ることができました。
期待以上でした
まず演技のクオリティを心配しておりましたが、想像以上に皆さん自然な演技をされていて
ある程度演技は担保された作品に仕上がっていると思います。
話しとして多少のツッコミ所はありますが
青春群像劇として、また2024年の東京を切り取った作品として見所があるように思います。
青春感、エモさがあり群像劇としての各登場人物のやり取りも面白い。
がどちらにも偏った作りをしていないので
もっとキラキラな青春をまたは群像劇の収束の気持ちよさを観たい方には中途半端に映るかもしれません
ただ、それゆえクドさもなく
鑑賞後気持ちが軽くなるような前向きな気持ちになれる作品だと感じています。
前向きな気持ちと良い意味で思い返せば
「そう言えばあの場面のあのやり取り面白かったし可愛かったな」といった印象の残り方が心地良いです。
東京の街の切り取り方ももっと綺麗な観光地ばかりを映す、ある種のプローモーション映像のようになるかと思っていましたが
何という訳でもない道や場所も頻繁に登場する構成で面白く好きなポイントです。
個人的には冷やし中華のような良さを感じています。
年に何回かは食べたいし、食べればちょっとだけあの頃の夏休みに戻れるそんな作品だと思います。
コメディタッチでキャラ設定もしっかり与えられているのにも関わらず、気負わず構えずさらっと観られるのが好きです。
がんばれ正源司!
修学旅行の自由行動でそれぞれが好き勝手に東京(23区内)を動き回り、それぞれの理由が何とも女子高生っぽくて笑えるのだが、唯一みんなのことを一生懸命考えていた池園が少し気の毒に思えつい応援してしまった。
この中の誰かが人気女優になった時にイジられるネタになりそうな映画ではあるが、東京のベタな観光地のポスターのような青い空と白い雲が若いアイドル達の青春映画に鮮やかに色を添え、恥ずかしながらはるか昔に青春してたおじさんも同じ年ごろにタイムスリップし、色んなことを思い出してしまった。
トイレの臭いのくだりは少し面白かった。
「あなたはこっち側の子」って凄いセリフ。
新宿駅は東京の人間でも普通に迷うので初めてだと出られなくなっちゃうのは本当に共感ですw
八嶋さん、真飛さんお疲れ様でした。
ゼンブ・オブ・セイシュン
アイドル映画だと思って、暇つぶし程度の軽い気持ちで鑑賞してきました。日向坂46に興味はなく、メンバーは誰一人知りませんが、作品としては思いのほかよかったです。
ストーリーは、東京での修学旅行で班別行動を楽しみにしていた班長の池園は、東京を満喫するための完璧プランを立ててきたものの、班のメンバーにはそれぞれ思惑があり、全員が班からはぐれたフリをして、個人行動を始めたことで巻き起こる騒動を描くというもの。
予告からパラレルワールドの不思議ファンタジー系かと思ったら、全く違いました。うまくミスリードされた感じでしたが、結果としてきちんと地に足のついた作品に仕上がっており、むしろこちらのほうがよかったです。キラキラした青春物語にどっぷり浸りながら楽しく鑑賞することができました。
印象的だったのは、都内各所で同時進行で繰り広げられるストーリーです。頻繁に場面が切り替わるものの、各ストーリーから置いていかれることはなく、そのどれもに共感しながら温かく見守ることができます。並行するいくつもの物語を、破綻なく、観やすくまとめ上げた脚本がすばらしいです。それほどの深みはないかもしれませんが、ラストもきちんと収束し、青春の煌めきと心地よさを感じます。
とにかくこれだけ多くの子を出演させながら、それぞれに見せ場を用意している点もすばらしいです。正直言って、序盤は自分勝手に個人行動に走る班員にイラつき、班長の池園さんの健気さに切なくなります。しかし、別行動をしたからこそ、それぞれに感じ、考えるものがあり、最後は互いに素直な気持ちで歩み寄れる関係が眩しく映ります。
終わってみれば、青春の全部を象徴するような出来事として心に刻みつけられた今回の修学旅行。きっと彼女たちは、自分の素直な思いをきちんと伝え合うことの大切さ、それができる仲間と巡り逢えたことのすばらしさを感じたことでしょう。そんな姿が本当にきらきらと輝いています。
主演は正源司陽子さんで、屈託のない明るさで主人公・池園を好演しています。他に、石塚瑶季さん、小西夏菜実さん、清水理央さん、竹内希来里さん、平尾帆夏さん、平岡海月さん、藤嶌果歩さん、宮地すみれさん、山下葉留花さん、渡辺莉奈さんら日向坂46の4期生全員に加え、小坂菜緒さん、真飛聖さん、八嶋智人さんら。日向坂46メンバーの演技力には個人差はあるものの、全体的にはよくがんばっていると思います。そこに真飛聖さんの演技がいいスパイスになっており、ふわふわしそうな本作にピリッとした雰囲気をもたらしています。
【”現代東京のアオハル。”今作は、作品発想、構成の勝利ムービーであり、日向坂46の4期生の人達の姿を、最良の形で魅せた作品なのではないかな。あと、個人情報チョビ洩れレビューです。怒っちゃ嫌よ!】
ー イキナリで恐縮であるが、私は東京都千代田区神田の生まれである。だが、三代続けて住んでいた訳ではないので、所謂、神田っ子ではない。
と言う訳で、今作で主人公の修学旅行の女子高生たちが周った中で、良く行ったのは雷門、東京タワー位である。
だって、当時秋葉原(我が家から、直ぐであった。)はオタクの聖地でも何でもなかったし、全体的に、今ほど人が多くなかった気がするのである。
今や、東京は新たなる名所も含めて、凄いよねえ。ー
◆感想<Caution!やや、内容に触れています。>
・今作で登場する女子高生たちは、日向坂46の4期生の方々だそうである。だが、ファンの方には叱られるだろうが、知っている人は居なかったな。何か申し訳ない。
けれども、皆さんリナのように、アイドルになりたくて頑張ったのだろうなと思うと、ちょっと感動するのである、オジサンは。
・今作の監督が熊切さんなので鑑賞した訳だが、作品の発想、構成がとても秀逸で、今作を観ていると何か東京に修学旅行で行った気分になるんだよね。
上手いなあ。
・しかも、その中で同じ班になった人達がそれぞれ抱えていた理由もあり、別々の行動になりながら、友人リナの為に再び集まる構成も良かったな。
・修学旅行あるあるの、好きな子に告白するために自由行動の時にその男の子の後を付ける2人の女の子の、遣り取りも絶妙に可笑しかったな。
<それにしても、スマホを駆使してお互いに場所の確認をしたり、連絡を取り合って、身体は別々だけれどもお互いの状況を確認したりするところも、斬新な見せ方だったな。地図アプリを有効に活用するし、タクシーもアプリで呼んじゃうしね。
今の修学旅行ってこんな感じなのかな、と思ったし、そこも面白かったな。
けれども、ヤッパリ皆がリナの為に、頑張る描き方が、良かったんだよね。
今作は、日向坂46の4期生の人達の姿を、最良の形で魅せた作品なのではないかな。
東京生まれっぽく、クールにレビューするNOBUでした。(これ、マジに地方都市の学校に転校した時に言われたんだよ。"あの人、トウキョウカラ、キタンダッテ!ってね。”地方都市の女子学生には、トウキョウは憧れの地でありました。)じゃーね。>
若手俳優より上手い!
正直、棒読み台詞を覚悟しましたが、さすがアーティストですね~2年前の9月に合格した若干高校生がライブや芸能界で成長した成果だと思いました。4千倍の競争に勝った選ばれし子達という事を再認証させられた感じです。拍手!
ハロームービーによるコメンタリー上映を11/12に再見しました!初めてでしたけど監督、日向坂メンバーのタイムリーなコメントは結構、面白かったです。ノイキャン外しを忘れて最初、慌てました(笑)
ただのアイドル映画ではなかった
日向坂46というアイドルグループのメンバーが多数出演している青春ムービー。演技力に差はあれどこの映画にかける情熱のようなものが感じられ、スピード感も相まってずっとドキドキワクワクして最後まで見ることができました。
アイドルというフィルターを外せば爽やかな気持ちになれる隠れた良作となる1本。
これぞ職人技的かアイドル映画の最適解
とか言いながら公開早々に観にいくとは思わなかった。そもそも日向坂など知らないし、まして4期生も知らないけれど、唯一これを「監督熊切和嘉」と書いてあってびっくりしたからだった。そして脚本にシベリア少女鉄道の土谷亮一の名前もある。もう何がどうなってるのかと思ったら予告編観たらかなりアイドル映画に真っ当にアプローチしているように思ったらそうだった。
制約しかない撮影条件の中、東京ったって、その魅力は普通には撮影許可が降りなかったりするであろう昨今、アイドルを街中に放り出して、そしてアイドルの魅力も東京の魅力も描きだし、バラバラになったところで芝居力というよりも彼女たちの個性を見せてそれを再集合させてひとつのミッションを実行させるというプロットのうまさ。ちゃんと走り出すエモーションまで入っていて最後は人工浜の波打ち際ショットまで絡めての着地。韓国アイドルと違って日本のアイドルの庶民度をうまく活かした作品でもある。熊切監督にこのようなポップな側面があるのに本気でびっくりした。そしておそらくちゃんとファンも、日向座も知らない人(自分)も楽しめて、そしてちゃんとキャラを認識して帰れるという優秀さ
ファンタジーと等身大のストーリーを両立
同年代の女性11人がメインキャストのため見分けが付きにくいと感じるかもしれませんが、髪型や着こなしに幅を持たせてあるので、彼女達を知らなくても問題ありません。
ストーリーの大筋は高校生の学生生活、特に修学旅行を軸にしたものですが、いくつか王道から外した展開があり、典型的過ぎずとても楽しめるストーリーになっていると感じました。伏線も複数張られており、かつ設定と絡めて上手く回収されています。
コミカルでファンタジーな要素が大きいですが、一方で東京を舞台とした、現実の話として見た時に無理がありすぎないように作られており、感情移入しながら楽しめるようになっていました。
特に、主役の子(池園優里香/正源司陽子さん)に主観を置いて、現実離れしたキャラクターと、その中に見える等身大の人間の感情を追いかけて欲しいです。
また、東京という街の撮り方にも注目が集まっているとのことで、私は映像に関して素人なので言及できないですが、撮影技法も意識して鑑賞して頂けると嬉しいです。
以下はファンとしての感想です。
全員期待以上の演技でしたが、特に主役の子(池園優里香/正源司陽子さん)・帽子を被った子(辻坂美緒/竹内希来里さん)・インナーカラーの子(桝谷綾乃/小西夏菜実さん)には光るものがあると感じました。
また、出身も年齢も違う中、約2年にわたって共に活動してきたメンバー達が同級生として振る舞う姿には胸に迫るものがありました。
彼女たちは普段から年齢差がないかのように接してはいますが、役の中で同じ学校の同学年として接するとなるとまた別の見方になります。
俳優の普段の姿と役とを重ねることに抵抗がない方は、そういったグループアイドル特有の背景も想像しつつ、また誰が一番普段の様子と離れた役なのかなども想像しながら鑑賞して欲しいです。
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