トワイヤン 真実の根源
劇場公開日:2024年10月5日
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解説
チェコの近代絵画とシュルレアリスムを牽引した画家トワイヤンのドキュメンタリー。
1902年にチェコで生まれた彼女の本名はマリー・チェルミーノバで、トワイヤンという通称はフランス語で「市民」を意味する単語「citoyen」に由来する。旺盛な好奇心と探究心を持っていたトワイヤンは、戦争や共産党政権の台頭など激動の時代のなかで芸術活動に取り組み、独自の表現方法を切りひらいた。サーカスや遊園地といった娯楽のスケッチから始まった画家への道、画家・詩人インジフ・シュティルスキーとの共同制作、「人工主義」の標榜、エロティシズムへの傾倒、シュルレアリスムへの接近、アンドレ・ブルトンやポール・エリュアールらフランスのシュルレアリストたちとの親交など、その人生と表現について丁寧に掘り下げる。
日本では「シュルレアリスム100年映画祭」(2024年10月5日~、ユーロスペースほか)にて初公開。
2015年製作/93分/フランス・チェコ合作
原題または英題:Toyen, The Origin of Truth
配給:トレノバ
劇場公開日:2024年10月5日
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジュリアン・フェランドゥ
- ドミニク・フェランドゥ
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アニー・ル・ブラン
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アンナ・プラヴドワ
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フランソワーズ・カイユ
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ジョルジュ・ゴルドフェン