セッションマン　ニッキー・ホプキンズ　ローリング・ストーンズに愛された男

3歳でピアノに触れて、
6歳にはピアノを自在に弾きこなし、
12歳から王立アカデミーで学び、
16歳からロックンロール！
そこからあらゆるジャンルを探求しつつ
オフの時間は、ショパンを弾き続けた男！
！(◎_◎;) m(^｡^)m
ニッキーホプキンス！1944〜1994
（今は「ホプキンズ」と呼ぶ方が良いみたい）

今まで自分が「この曲イイねっ〜」て
思った曲が次から次へと登場！
ほんま凄すぎます！
なんせ約30年で250枚以上のアルバムに参加！

ビートルズ、ストーンズ、ザ・フー、キンクス
のアルバムに始まり、
ジョン、ポール、ジョージ、リンゴのソロ！
ジェファーソンのサポートで
1969年ウッドストックへ参加！や
グレイトフル・デッド、クイックシルバー、
アート・ガーファンクルのサポート
クラプトン、ジェフベック、ジミーペイジ
スティーブミラー、ジョーコッカー、
マークボラン、バッドフィンガー、
ライ・クーダー、ロッド・スチュワート、
よく知らないけど、テリー&パイレーツや
デビッド・ソウルのソロアルバム、
ジョン・シポリナ（チポリーナ？）
との友情話などなど、さらに
チックコリアとのエピソードまで！

インタビューを受けてる面々も
「えっ、あれもそうだったの！どうりで！」
なんて驚いてるぐらいですから
まだまだ知られてない事だらけなんですね！
さらに91年の貴重な本人の
インタビュー映像もあり！(^.^)
最近のミック、キース、ビルワイマン、
懐かしのPPアーノルドさんに
妻のモイラさんの貴重なエピソード話！
60〜70年代のロック好きは必見です！

とにかく天性のサポートアレンジャーで
性格が良くて、この曲をもっと良くしたい
という事しか頭にない人！
オリジナルはなかなか良いのだけど、
それよりやっぱり、サポートして仕上げた
他人の曲の方が最高に素晴らしい出来！という
ザ・セッションマン！というタイトルどおり
の方でした。

ジョンのイマジンのアルバムでは、
イマジンの一曲は、やっぱり主役の
ジョンが弾くべきと下がりますが
それ以外は全てニッキーで
特に「ジェラス・ガイ」の出来は最高！

ポールにウイングスに誘われるけど
リンダがいるからちゃんと断る
素晴らしい人柄にも感動でした。

お酒、ドラッグがやめられなかったり
19歳からクローン病で苦労しながら
これだけの仕事量はとんでもないです。

ストーンズの「悪魔を憐れむ歌」！！！
「シーズ・ア・レインボー」「アンジー」
キャットスティーブンスのアルバムに
PPアーノルド「ファースト・カット・イズ・
ザ・ディーペスト」も名曲だし、
ニルソンのアルバムでも流石のアレンジ！
ジョーコッカーの「ユー・アー・ソー・
ビューティフル」は最高です！

映画には出てこないけど
90年からは日本のドラマのサントラ仕事を
してたり、浜田省吾のアルバムにも参加、
コミック好きで「ジャミング・ウィズ・エドワード」
のアルバムのアメコミ風イラストを描いたり、
ヘレンオハラのインストアルバムに協力したり、
いろいろとまだまだ知られてない事も
あるようです！

とにかく仕事量が半端ないので、
いろいろあり過ぎです。
とにかく稀有なお人でした！
貴重な映像がいっぱいなので、
ブルーレイにして
特典映像でライブ映像なんか
全て一曲まるまる聴けたり
インタビュー映像もフルで見れたら
最高！！！なんですが、、
それは版権の事もあり難しいですよね。
f^_^;

まあ90分でこれだけの情報量を
詰め込んだ監督やスタッフの方には
感謝しかないです！^ ^
ありがとうございました！
m(_ _)m m(_ _)m m(_ _)m

みんなで凄い凄いと褒めちぎるインタービューのみ
何が凄いのか全くわからなかった

ミュージシャン伝記映画とは違い
これ一本観れば、やばいピアニストの
ネタライブラリーが得られる。

って言うような感じの作品だった。

特段特別に記述するでもなく。

割と無難な、NHKドキュメンタリー系w

劇場鑑賞
伝説ともいえるセッションピアニスト、ニッキー・ホプキンズのドキュメンタリー作品。
そのキャリアはストーンズ、フー、キンクス、ビートルズ、ジェフベック、フープル等キリがないくらい、70年代からのバンドサウンドには大体関わっていたミュージシャン。
自分がストーンズを大好きなので彼のピアノにはとても思い入れがあり、この作品は本当楽しみでした。
作品は彼の関わったバンドやアルバムを章毎に構成。
これだけでどれだけのサウンドに関わってきたのがすごい分かります。
また彼の人柄がすごい出てるんですよね。
ロックンロールで大成した人物は、必ず影を落とした時期があります。
インタビューでも「この時期は酷かった」とか「誰とも関わらなかった」とか絶対出てくるのですが、彼には全くない。
そして出てくるインタビュアーの数も尋常でなくらい多いです。
とにかく誰からも愛されていました。
そして完全に傍に徹しているのに、それでも際立ってしまう彼のプレイ。「She's a Rainbow」なんて彼のピアノが主軸だと思っています。
また、セッションピアニストの腕は本当すごくて、ゴダールの「ワン・プラス・ワン」みると分かるんですが「悪魔を憐れむ歌」のピアノがどんどん変化してくのにはとても魅了されました。
難病と共に生き、その生涯を閉じるまで本当に素敵な人生だったと思います。
もう叶わないけど、ライブで彼のピアノの「悪魔を憐れむ歌」「モンキーマン」が聴きたかったです。
彼が好きだから贔屓目ですが、とても素敵なドキュメンタリー作品でした。