劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来のレビュー・感想・評価
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ufotableに感謝を...
唐突ですが、私はufotableファンです。
厳密にはTYPE-MOON作品のファンであり、
所謂、型月厨に類する人間です。
他でもないufotableの機転となった2007年公開作品
「劇場版 空の境界 第一章 俯瞰風景」を観た世代。
あそこからufotableのファンは爆増した。
以降、ufotable制作と聞いただけで必ず視聴するようになり、鬼滅の刃も鑑賞して来ました。
もう語る必要は無いかも知れませんが、
年々ufotableのクオリティが異次元となって行き、
私達の視覚に衝撃を与えてくる。
ここから伝えたい部分を紹介させて頂きます。
【無限城の映像美】
素晴らしい映画と出会った時には必ずパンフレットを購入しますが、限定版にも記されていたように尋常ではないレンダリングによる無限城の映像は度肝を抜かれました。
“無限”の名を冠するように物理法則を無視した途方もない構造物のパズルは、観る者の脳を揺さぶる。
【日本アニメに於ける戦闘描写の極致】
長年ufotableを追い掛けて来た人ならば、Fateシリーズでの圧倒的な戦闘シーンは、脳裏から離れないはず。
鬼滅の刃でもその尋常ではない超高速な戦闘シーンは健在で毎回、上弦の鬼達の死闘を観ては言葉を失う。
今作でも155分、常に信じがたい映像美の連戦で兎に角、飽きない。
また構造物が破壊された時の破片や粉塵の描写も美しい。
瞬きすら惜しくなる炭治郎達の剣戟は、紛れもなくufotableの、否、日本アニメの極致である。
【見事な構成】
幾ら三部作と言えども最終決戦を纏めるには、かなり情報を圧縮しない収まりきれないと危惧...はしていませんでした。
あのHeaven's Feel三部作を完結させたufotableなら間違いないと知っている。
Aimerの主題歌をバックに始まる無限城内の疾走から猗窩座戦まで無駄が一切なく、一つの作品として完成されていた。
ここまでを第一章として組み上げた手腕はお見事!
【しのぶVS童磨】
しのぶの蟲の呼吸のスピードに笑みが零れました。
善逸の雷の呼吸とはまた異なる高速移動からの連撃が、首を切れずとも柱であると納得する程、洗練された動きで見惚れました。
残念ながら志半ばで退場となりましたが、早見沙織さんの可愛らしい声と共に決して忘れられないキャラとなりました。
それにしても宮野真守さんの声はやっぱり好き。
【善逸VS獪岳】
第一章で期待されていた戦闘の一つ。
いつものコメディ要素の無い覚醒状態の善逸の霹靂一閃を感情が痺れる。
閉鎖空間を利用した霹靂一閃が良い。
獪岳の壱の型以外の雷の呼吸の描写も素晴らしかったが、皆さんお待ちかねの漆の型は、善逸の集大成とも呼べる最大の一撃であるだけにカタルシスが半端なかった!
【炭治郎&義勇VS猗窩座】
第一章最大の決戦。
無限城を自由自在に駆け抜けつつ、お互いの技をぶつけ合い、とても目が追い付かない戦闘!
改めて私の推しである義勇の水の呼吸は、熾烈ながらも洗練された動きで美しい。
この第一章の主人公とも呼べる猗窩座の過去は、分かっていても泣いてしまう。
花火が上がるシーンと「おかえりない、あなた」の台詞は堪らない...
他にも書きたい事は多々ありますが、
これはやはり劇場で体験すべき作品。
第一章からクライマックス全開で残る二章へのハードルが、どうしても上がってしまう。
しかしufotableならやり切る事でしょう。
私達は、この作品を生きて劇場で鑑賞出来る奇跡の世代。
素晴らしい時代に生まれたのが私達です。
鬼滅の刃完結を全員で見届けましょう。
劇場版は猗窩座で泣かされ、また猗窩座に泣かされる。。
原作は既読です。
キャラクターの中で一番好きな善逸。
善逸の活躍を動画で早く見たかった。
善逸の上弦単独撃破のアニメーションを早く見たかった。
待ちに待った兄弟子との対決。
これまでのすぐ泣いたりしてた姿は、この無限城での闘いでのカッコ良さを引き出すための壮大な前振りだったのかも!!と思えるような、素晴らしい善逸の闘いでした。。!!
*****
ただ劇場版として2作目を見た時に、
1作目では煉獄さんが亡くなるきっかけになったことで劇場で泣かされる原因になった猗窩座が、
2作目は過去の回想シーンと自ら拳を打ち込んで自ら選ぶ最期によって、また劇場版のメインになった猗窩座。
人間時代の猗窩座の18歳の頃とか、もう普通にカッコ良くて強い青年にしか見えなかった。。あのまま道場を継いで結婚して幸せになってほしかった。。
*****
それと映像になって改めて義勇さんの強さと頼もしさが感じられたし、1話で助けた炭治郎がこんなに強くなって共闘してるのも胸アツだし、
無限列車編で柱と上弦の闘いが速すぎて目で追えなかった炭治郎が、目で追えてるしていうか上弦と闘えてるし。。
すみません、まだしのぶさんの闘いとか猗窩座の人間時代の師匠の声が中村悠一さんだったのに気付かず見ていたとか色々頭の中が整理出来てないので3日後にまた見てきますm(__)m
2人の兄弟子
映像のクオリティが凄い👍
どのバトルもカッコイイ👍
いよいよ迎えた最終局面にテンション上げ上げ👍
でも、回想多いなぁ
バトルのテンポがどうしても止まってしまうけどヨシ
善逸は単独でかつての兄弟子との対決に身を投じるが炭治郎は頼れる兄弟子の義勇さんと猗窩座とバトルの2試合をメインにしてアクションてんこ盛りでしたね
今回のメインかと思われた上弦のニ、童磨と胡蝶しのぶ様との対決は結末は分かっているとはいえ映像で見るとショッキングだったね(意外とサラっと描かれてた)
次回作ではカナヲ・伊之助コンビvs童磨からスタートするだろうから再びテンション爆アゲなのは確実。
全国的にそうだろうけど初日は劇場内がお祭り騒ぎで普段より観客が多かったし、初回限定パンフレット(1,800円)その他グッズも購入に個数制限かけられていたので転売ヤー対策も出来てると言えるのかな?
さすが期待を裏切らない映像迫力
上映初日にまず鑑賞しました。IMAXではない通常劇場で、250席がほぼ満席でした。
親方様が鬼舞辻を追い込んだストーリーを知らなかったので、本編がそこから始まったことで、これは後でそのストーリーを見返さねばと思いました。どこかで見られるのかな?
とにかく上弦の強い鬼との戦いが中心で、鬼と柱との戦いがずっとハラハラさせられます。途中、その鬼たちの昔話なども挟まれ臨場感豊かに物語を楽しむことができましたが、上弦の参の鬼はちょっと強すぎですね。前回、煉獄さんが負けちゃった鬼ですもんね。
倒せたかなと思ってもまた復活してくる凄まじさにちょっと度肝を抜かされました。この鬼の昔話がやや長すぎたかなとも思いますが、何にしても2時間40分が飽きることなくドキドキさせられながら、映像と音響も楽しむことができて大満足です。
結構すすり泣きをしている観客も多くて、私は泣けませんでしたが、かなり感情移入もできる映画だと思います。
鬼滅の刃シリーズの特徴で、シリアスな描写の所々にちょっと息抜きシーンが入りますよね。こういう演出も映画を飽きずに見ることができるので、私はとてもいいなと思います。
また、第2話、第3話も楽しみです♪
最高のオールスター映画!
公開初日の昼過ぎに鑑賞、オールスター勢揃いの最高に贅沢な映画体験でした。
無限列車と同様、何度もリピートすることになりそうです。
これがまだ三部作の第一章目とか、先が楽しみすぎます。
公開初日とあって、平日にもかかわらず映画館は全ての回がほぼ満席で夕方以降は完売。さすがは鬼滅です。原作はすでに読んでいて先の展開も知っていましたが、圧倒的な映像美に固唾を飲んで映画に没入しました。満席の映画館で大勢の人と一つのイベントを共有できて楽しかったです。
個人的には、無限列車以来のVS猗窩座戦を期待して観に行ったのですが、自分でも意外なほどに映画前半の胡蝶しのぶの戦いぶりが印象に残った映画となりました。
致命傷を負いながらも勝ち目のない敵に一人で立ち向かう胡蝶しのぶの姿に、無限列車の煉獄さんに通じる魂を感じました。しのぶのメッセージを受け取りカナヲが戦いを引継ぐシーン、涙を堪えるのに必死でした。
勿論、猗窩座戦も期待値をはるかに超えて良かったです。最高過ぎました。
戦いの中で炭次郎が進化を遂げる描写に背筋が震えます。
少しだけ、猗窩座の回想シーンで客席がダレてしまった感がありましたが、映画の出来を損なうものではありません。
次回作、楽しみに待ってます。
カナヲの活躍に期待大です。
猗窩座再来。
早速、初日に観に行きました。
大画面、大音量さすが鬼滅のクオリティでした
自分の中では前半が映画のピーク感がありました。
今回の映画で描かれたのは、
童磨vsしのぶ、獪岳vs善逸、猗窩座vs炭治郎&義勇
上記3戦
各鬼や鬼殺隊の回想シーンも多々あり
原作を読んでいた為、内容はすでに知っており
それをアニメーションで見れてかなり満足
ただ、今回の映画の懸念点というか注意点
映画の上映時間の長さ
事前情報でもかなり長い事が分かってはいた。
見終わった時は思ったより早かったと感じたが
映画構成としては少し、、
前回の無限列車編を超える勢いと言われていますが
映画としての満足度は無限列車の方が高かったです。
ですが、これからの戦いがすべて映画で見れるのはかなり楽しみです。
回想シーン長過ぎん?
話題作かつミーハーなので、公開日に鑑賞。
原作漫画読んだことあるけど、あんまり内容覚えてなかったので、ほぼ初見の新鮮な感覚で見れた。
映像はめっちゃ綺麗。音響も最高。
でも、回想シーンが長すぎる。漫画で読んでる時は回想シーンを自分のペースで読めたが、今回の映画では回想シーンが長すぎて、正直途中からまだ終わらへんのかなって思った。胡蝶さんと猗窩座の回想で半分ぐらいあるんちゃうってぐらい。
【”人間の弱くも優しき心が鬼の心を打ち砕く。”今作は鬼殺隊達が無惨の企みにより無限城に落ちながらも、数々の鬼と人間の誇りを掛けて戦う姿を描く作品であり、特に猗窩座との戦いの一編は感涙の逸品である。】
ー ご存じの通り、今作の予約は通常作品より早い、火曜日の午前0時から開始された。私は、直ぐにいつもの定席を予約したが、これから鑑賞される方は早めの予約をお勧めする。
そして思ったのであるが「無限列車編」はコロナ禍の際に、全国の映画館をモノ凄い勢いで救ってくれた作品であるが、今作の観客の入りや上映回数の多さを見ても、再び今作が全国の映画館を救ってくれるのは間違いないであろう。感謝である。
更に言えば、本日は京都アニメーションで何の罪も無いのに放火で命を失った36人の方の6年目の命日である。
そこからは、今作の制作陣の”日本アニメの命は、絶やさない!”という強いメッセージが感じられるのである。-
◆感想<Caution!内容に触れていますが、公開初日なので簡略に記す>
・物語は、鬼殺隊の面々が無惨の企みにより無限城に落ち乍らも、登場する鬼達と、戦って行く姿がオムニバス風に描かれて行く。
ここで秀逸なのが、鬼達が人間だった時代と、そこから鬼になった過程が盛り込まれているところだと思う。
・胡蝶しのぶが、鬼と仲良くしたいという夢をもっていた姉カナエを鬼に殺された事から、生まれた時から天才的な頭脳を持ちながら、内心では両親や自分を慕う人間達を小馬鹿にしながら生きる中で鬼と化した堂磨と激しく戦うシーン。
堂磨の言動は物腰優雅ながら、人の弱さや優しさを嗤う虚無的な鬼として描かれる。しのぶの毒を潜ませた刃と堂磨の鉄扇との戦いは見応え充分である。
■そして、「無限列車編」で煉獄さんと壮絶な戦いを繰り広げた猗窩座と、竈門炭治郎と冨岡義勇との戦いのシーンは今作の白眉のシーンである。
圧倒的な強さを誇る猗窩座に対し、数々の戦いを経験して来た竈門炭治郎と冨岡義勇は果敢に立ち向かう。
その中で描かれた、人間だった猗窩座が狛治という名だった頃に、貧しき家で育つ中、病弱だった父の薬代を得るために何度奉行所で拷問されても諦めずに金を稼ぐも、父は自らの行状を知り縊死し、それ故に江戸を追放され自暴自棄になっていた時に出会った、器の大きな武術道場主との間に生まれた師弟関係や、道場主の病弱な娘恋雪を看病する中で芽生えた恋心。だが・・。
このシーンは、何故に猗窩座という鬼が、人間を忌み嫌うのかが実に見事に描かれている。そして、”無我の境地”の竈門炭治郎の刃により、首を落とされた猗窩座の首が再生しようとしたときに、彼の肩を優しく叩いた人が言った言葉。”もう、いいでしょう・・。一緒に行きましょう。”
その言葉を聞いた猗窩座は、自らの刃で自らの身体を切り刻み、斃れるのである。猗窩座は最後の最後に、人間の心を取り戻したのである。
このシーンは、実に沁みたモノである・・。
<今作は、炭治郎達、鬼殺隊が無惨の企みにより無限城に落ち乍らも、数々の鬼と人間の誇りを掛けて戦う姿を描く作品であり、特に猗窩座との戦いの一編は感涙の逸品なのである。>
■その他
・今日から学校が夏休みのため、会場が満席の中、私の両脇はいつものように、女子高生にガッチリと固められるも、”イケオジと鬼退治をしたいんだね!”とおバカな事を考えつつ、上映迄の時間がいつもより10分以上長いので、臨席の女子高生と少しだけ会話する。
”今日から夏休みですか?””ハイ””この席を取ったって事はファンですね?””ハイ”などと会話する。
・普段は映画館に来ない若者が多いようで、途中でWCに行く人が多かったなあ。これから観る人は、体調管理もしっかりとね!
あと、”長い”と言う感想がチラホラあるけれども、この作品は直ぐに大スクリーンに没入出来るレベルの作品だから、私は体感1.5時間だったかな。
猗窩座戦の圧巻クオリティ!
初日!満席!の上映で鑑賞出来ました!
ストーリー的にこの構成しかないのかもだけど、猗窩座がなかなか出てこない〜!
初っ端から死闘が続くので心臓が持たないよ…
愈史郎くんのツッコミパートが救いでした
しかし3時間(予告込み)は長かった…
小学生の息子たちは若干しんどそうでした
改めてひとりでもう一度観たい!
どれだけ動員できるかな
大正コソコソ噂噺。筆者は興奮が持たないらしいですよ。
世間よりちょっと遅れて見始めた『鬼滅の刃』。
『炭治郎立志編』『無限列車編』『遊郭編』は配信やレンタルで見、『刀鍛冶の里編』『柱稽古編』はリアルタイムで。
いよいよ決戦の『無限城編』。
TVシリーズでやると思っていた。と言うのも…
最終エピソードの『無限城編』が国内歴代1位の『無限列車編』を超えられなければSNS上で色々言われるに決まってる。コケた、ヒットしなかった、『鬼滅』も終わったefc。有終の美を飾れず、『鬼滅の刃』のブランドも下がってしまう。
なので映画は避けて無難にTVシリーズでやると思っていたら…、
まさかの劇場3部作! そう来るとは…!
おそらく一本一本では『無限列車編』を超えられないかもしれないが、3部作併せてなら…? トータルで前人未到の1000億円を狙ったりとか…?
まずはOP記録更新なるか…?
今回はどれほどのヒットを記録するか…?
数字の事ばかりだが、勿論話も。
炭治郎たち鬼殺隊vs無惨と率いる残り3体の上弦鬼。
遂に最終決戦の火蓋が切られた…!
サブタイトルが『猗窩座再来』に決まり、今回は猗窩座との再戦がメインになるであろう事はまず予想付く。
しかし猗窩座はあの煉獄を殺した憎き敵。何故サブタイトルやメインポスターに…?
見て納得。原作は読んでないので(原作を読まないでアニメで見る!…と決めたので)、これには驚いた。
それについては追々語るとして、原作でもクライマックス戦。無限城に落とされ、鬼殺隊は散り散りになり、あっちでこっちで死闘。
使い古された言い回しだが、のっけからクライマックス! いや本当に。
大きな闘いは3つ。
しのぶvs童磨。
しのぶが遭遇したのは、上弦の弐の鬼。
常に笑顔を絶やさず、フレンドリーな言動ながら、その見た目や扇の武器にしのぶはハッとする。
鬼殺隊士だった姉・カナエを殺した鬼に酷似。姉を殺した張本人であり、仇。
しのぶも普段笑顔を絶やさず物腰柔らかな性格だが、仇に激昂。調薬した毒で最初は優勢だったが、童磨はあっという間に解毒。
一気に形勢逆転。劣勢となり、致命傷を負ってしまうしのぶ…。
本人は本当に思ってるかもしれないが、満身創痍のしのぶを労う童磨の嫌みっぷりにムカッ! 絶対コイツは鬼たちの中で一番性格悪い!
しのぶは自らを犠牲に最後の渾身の一撃!
しかし、それでも童磨を討ち倒す事は出来ず…。
駆け付けたしのぶの継子・カナヲの目の前でしのぶは…。
善逸vs獪岳。
善逸の前に現れたのは、かつての兄弟子。元鬼殺隊剣士だったが、命乞いして鬼になり、空いた上弦の“新”陸に。
再会した瞬間から罵り合う二人。
師・桑島の元で鍛えられ、善逸は雷の呼吸・壱ノ型を取得。獪岳は壱ノ型以外を取得。
二人で補う筈が、獪岳は自分より劣る善逸や善逸を贔屓する(と思っている)桑島を憎悪。
鬼となった力で善逸を圧倒するが、善逸も新技で反撃。
善逸は愈史郎や鬼殺隊士に助けられるが、瀕死の重体に…。
今回のメインバトル&エピソードである炭治郎&義勇vs猗窩座。
無惨を探す炭治郎たちの前に立ち塞がったのは、かつて対峙した上弦の参。炭治郎にとっては煉獄を殺した因縁の鬼。
炭治郎の成長を褒め称える。あの夜煉獄を殺した甲斐があったと。
怒りが爆発し、猗窩座に復讐。炭治郎はあの時より遥かに実力を高めたが、それでも猗窩座の方が上回る。義勇すら劣勢。
煉獄を殺した上弦の参の圧倒的な強さ。二人がかりでやっと互角。
そして遂に、炭治郎のヒノカミ神楽の一撃が猗窩座の首を跳ねる!
勝った!…と思いきや、首を跳ねられても消滅しない猗窩座。
炭治郎たちにも負けられない理由あるが、それは猗窩座にも。
もっと強く!
明かされる猗窩座の過去…。
江戸時代。まだ人間だった頃の猗窩座の名は、狛治。
病弱の父親の薬代の為にスリをしていたが、捕らえられ奉行所で刑罰。父親は息子の罪を背負い、自殺。
世の中への不条理を憎む中、とある武術道場の師範に拾われる。鍛練しながら師範の病弱の娘・恋雪を介護。やがて恋仲に。
父親の遺言。真っ当に生きろ。
師範から道場を受け継ぎ、恋雪と夫婦になる約束。こんな俺にも真っ当な人生が…。
が、師範と恋雪はライバル道場に毒殺。狛治は虐殺。
大切な人たちを失い、憎しみと殺しを繰り返す狛治の前に現れたのは、強い鬼を十二匹作ろうとしていた無惨。
守れなかったのは自分が弱いから。もっと強く。もっと強く!
そして狛治は武力に長けた鬼に…。
まさか猗窩座にこんな過去が…!
鬼にも悲しい過去があるのが『鬼滅の刃』の特徴。これまでは妓夫太郎と堕姫の兄妹鬼の過去エピソードが胸打ったが(それ故話もアクションも主題歌も『遊郭編』がお気に入り)、それに匹敵。
確かに狛治は真っ当な人間じゃないかもしれない。が、父親へ見せた優しさ、師範への敬意、恋雪への想い…。それでも真っ当に生きようとした。
それを忘れていた。自らの弱さを消す為記憶から消していた。
闘いの中で思い出した。大切な人を守る為闘う炭治郎の姿に、師範の姿を重ねて。
悪鬼になっても自分を受け入れ、還りを待っていてくれた恋雪。「お帰りなさい、あなた」に、ジ~ン…。
狛治と恋雪、結ばれて幸せになって欲しかった。いや、まだ遅くはない。
敗北を認め、自ら地獄へ行く猗窩座。その傍らに恋雪。きっと、あの世で…。
煉獄を殺し、鬼滅ファンの怒りと憎しみを買った猗窩座だったが、これから猗窩座の株が一気に上がるだろう。
しのぶと姉のエピソード、善逸と兄弟子のエピソードが霞むくらい、猗窩座に泣かされるとは…!
メインポスターやサブタイトルに納得。本作は猗窩座が主役の“狛治帰還編”であった。
アクションや作画の迫力は言うまでもなく。
無限城のビジュアルは圧巻。
メインストーリーがそのまま進むのではなく、各キャラの過去や内面が交錯。時折ボリュームたっぷりで脱線しそうになる所を、アクションと深いドラマで締める。アニメ映画としては長尺の2時間半もあっという間!
私なんぞの言葉で語るより、是非ご自身の目で!
LISAとAimerのW主題歌カムバックは嬉しい。早速ダウンロードしよ~っと。
猗窩座を討ち倒し、力果て気を失った炭治郎と義勇。
善逸の安否。伊之助や他の柱や隊士たちの命運。
残る上弦鬼は2体。すでにカナヲを痛め付けている童磨と、上弦の壱・黒死牟…!
損傷した身体を肉繭の中で再生させる無惨。無限城の何処に…?
今こそ、心を燃やす時。
決戦死闘は始まったばかり。
こりゃ第二章と最終章は早めに公開してくれないと!(望めるなら、来年『鬼滅の刃』は誕生10周年だから、夏と冬に続けて!)
ここで大正コソコソ噂噺。筆者は興奮が持たないらしいですよ。
(本当はレビュータイトルを“狛治の帰還”にしたかったけど、それだとネタバレになっちゃうであろうから)
本当に凄かった…
雑魚鬼との戦闘シーンは映画オリジナルで、甘露寺・伊黒さん、時透・悲鳴嶼さんのお互いを信頼しているところが見えてすごく良かった。しのぶさんが童磨のところに向かっているシーンで、原作では思わなかった城の大きさがよく分かった。他のシーンでも「確かに、無限城ならこれくらい広いよな」と納得されられるところばかりだった。
しのぶさんの死亡シーンは本当に泣けた。折れた音がリアルすぎて胸が痛くなった。カナエのシーンでは、童磨に刀を向けたカナエが童磨にやられる、という詳しいところが見れてよかった。
しのぶさんのブチギレの声が本当に怖かった。姉の敵ということが沸々と分かるシーンだった。私は童磨が好きだが、あの時だけは本当に苛々してしまった。
善逸と獪岳の戦闘シーンでは、獪岳の雷の呼吸や、火雷神の作画、善逸が師範が死んだことで憤っているところが素晴らしかった。所々でお館様が健闘されているシーンや、獪岳との戦いで応援を求めていたところが映画オリジナルでよかった。
猗窩座と鉢合わせする前の炭治郎が落ちそうになるところで、原作の、枠を手で支えるのではなく、水の呼吸を使うところが、遊郭編で使った水とヒノカミカグラの使い所を理解しだしたようなシーンで、成長を感じた。
炭治郎と義勇さんが、しのぶさんの訃報を知るところが、きちんと原作通りでよかった。しのぶさんが蝶屋敷のみんなから離れて笑顔で笑うシーンが本当に泣けた。
痣が発現したあとの義勇さんと猗窩座の戦闘シーンが、目で追えないほどで、痣が発現すると速度が上がる、という意味が動きでよく分かった。
無限列車編の時の炭治郎より、明らかに戦いに対する順応ができていて、上弦の参相手にここまでできるのかと感心した。義勇さんがなぜ「俺は柱じゃない」と言っているのかが分からないくらい、戦闘能力が高かった。原作では一つの部屋で戦っているのかと思っていたが、どんどん通路や部屋を破壊しながら戦っているところが、無限城の大きさを示していてすごいと思った。
炭治郎が透き通った世界に入ったあとの呼吸の違い、髪の毛、目の色の違いがよく分かった。
猗窩座の過去のシーンで、お手玉がどんどん増えていって、最終的に二つは部屋の中、一つは縁側に落ちていたのが印象的だった。
書き下ろしであった隣の道場の息子が殺されるシーンがきちんとあってスカッとした。狛治と恋雪が花火のところで約束をしているところが切なく、思わず泣いてしまった。
「そうだ、俺が殺したかったのは」のあとに映画オリジナルのセリフがあって、猗窩座の心情を見事に補完していて良かった。猗窩座の最期の笑顔が、子供のように幼い笑みだった。恋雪と死後の世界で出会い、泣きながら自分を責めているところが胸に刺さった。
全体的に作画も声優の声も当たりすぎて夢中になって見てしまった。最初のしのぶさんのシーンで泣きすぎて、猗窩座のところであまり泣けなかったのが悔しい。音楽は声優の声をさらに引き立てていて、オープニングもエンディングもこれまでにないほど良かった。
注意点としては、ポップコーンやおかしをあまり注文するのはよくないと思った。普段なら食べられるポップコーンも、今回は画面に集中しすぎてほぼ食べることができなかった。トイレ問題は私は大丈夫だった。私は、最近あまり長い映画を見ていなかったからか、集中することができなくて悔しかった。次回見るときまでに三時間ほどの映画を集中して見れるようにしておきたい。また二回でも三回でも観たいと思った。改めて言う、本当に素晴らしかった。
結論大満足
上映時間が長いのに全然飽きない。心が動かされ、熱くなるシーンがいくつもあり、とても見応えがあって素晴らしかった。鬼殺隊士と鬼が対峙している時の光と影の演出、狛治と恋雪が結婚を約束した時の互いのときめきを表現した花火の演出など、アニメーションならではの作品の見せ方の工夫も様々あり、原作だけに頼りきらない制作陣に好感を持った。また、これが鬼滅の刃がアニメで社会現象を起こした1つの大きな理由だと強く思った。作画に関しても、安定していながら爆発力があり、毎度のことながら思わず目を奪われてしまった。AimerさんとLiSAさんの主題歌もすごく良かった(とはいえ歌詞は一部しか聴き取れなかったので、配信されたらまたじっくり聴こうと思う)。
期待を裏切らない!鬼滅クオリティ✨
あくまでも原作に忠実に、原作の世界をより広げることはしても決して壊すことはない、その姿勢にいつもながら痺れます。
今回公開されるエピソードはあのみんな大好き煉獄さんを殺した憎い猗窩座の悲しい過去がやはりメインとなりがちで、そこをすごく盛ってラブロマンスな作りにすることもできたと思うのですがそれをせず、原作に沿ってセリフもほぼそのまま、アニオリといえばハクジが手持ち無沙汰にお手玉してる姿(コレがとっても良い!)くらいで…
でもそれで十分でした!長い上映時間でしたが、私的には長さを感じない、ただ泣きすぎてめちゃくちゃ疲れましたw
期待以上!待ったかいありました
ずっと待った甲斐あって想像を遥かに超える映像、音楽。
バトルシーンと無限城のクオリティがずっと高くて全く目が離せませんでした。
そしてやっぱり泣かせてきた。
しのぶのところで泣き、善逸で泣き
最後猗窩座と小雪ちゃんのとこは涙がボロボロ。
でもここまでやってくれてキリが良くてよかった。
無限の時に猗窩座が石田彰さんなの不思議に思ってたけどこの映画みて全て納得。石田彰さん最高の猗窩座でした。
幼少期まで演じられててすごいとしか言いようがない…。
映画制作陣の無限列車を超えるという意気込みを感じられるクオリティでした。
個人的には煉獄さんの笑顔とその後の炭治郎の表情、煉獄さんの鍔が映ったところで泣きました。(リバイバルみた直後なのもあって)
本当最高でした!!!
今までにない体感型2D映画
漫画では猗窩座と小雪のシーンが1番好きだったため、含まれてることを願って予告など見ずに行きました。
漫画ではなかったシーンがたくさん追加されていました。鬼滅の刃独特の回想シーンが少し長いところがありましたが、常に興奮して見ていられました。
胡蝶しのぶと善逸と猗窩座のシーンは涙なしでは見られません、、
猗窩座の過去シーンまで含めてくれているので第一弾に賭けているなという印象です。
正直、無限列車編を超えました。この映画を見れて本当に良かったと思います。
アニメのキャラクターを現実世界の人のように感じたのは初めてでした。キャラクター一人一人の個性、心情など一貫性のあるアニメだと改めて思いました。
この映画で人生が変わったオタクは多いと思います。
映画史に残したい名作
圧倒的な映像の美しさ!本当に素晴らしいです。しのぶとカナエのシーン、姉妹揃って同じ鬼に殺されてしまう無念、二人のお互いを思いやる心、しのぶの怒りに涙が溢れました。圧巻は、猗窩座の最期です!人間だった頃、絶対に護ると誓った恋雪を死なせてしまった無力感と、絶望して鬼になって記憶を無くしても、大切な人を守るために強くなりたかった狛治の思いのまま、数百年強さのみを追い求めて過ごした悲しさ、恋雪と師範と父と再会して人の心を取り戻し、恋雪の「おかえりなさい、あなた」の言葉とともに一緒に旅立ったシーンでは涙が止まりませんでした。第二章、第三章が早く観たいです。
迫力のあるバトルシーンは堪能できるものの、過去のエピソードが冗長に感じられてしまう
胡蝶しのぶVS上弦の弐、善逸VS鬼になった兄弟子、そして、炭治郎と冨岡義勇VS上弦の参(猗窩座)の3つの対決シーンが、物語の骨格になっている。
上弦の鬼と柱たちとの戦いとあって、ハイレベルで迫力のあるバトルシーンが堪能できるし、「刀鍛冶の里編」では鬼たちの過去が語られずに物足りなかったものの、今回は、敵味方の登場人物たちの背景が丹念に描かれていて見応えがある。
姉の仇を討とうとしながらも、上弦の弐の圧倒的な強さに屈する胡蝶しのぶの姿には胸が痛むし、いつの間にか腕を上げていた善逸の成長ぶりには、嬉しい驚きがあった。
村田をはじめとする一般隊士たちが奮闘するところや、産屋敷の息子が生き残っていて、無限城の情報収集・分析に打ち込むところには、「総力戦」としての盛り上がりも感じられる。
炭治郎と義勇が二人がかりで猗窩座に挑むクライマックスも、当然、手に汗握る展開になっているのだが、その一方で、「勝負あった」と思われたところから始まる猗窩座が人間だった頃の回想シーンには、冗長さを感じざるを得なかった。
病弱な父親や「素流」の師範とその娘とのエピソードは、猗窩座が鬼になった理由に説得力を与えているし、首を切られても死ななかった猗窩座が、蘇った「愛」の記憶によって滅んでいくところも感動的ではあるものの、ありきたりと言えはありきたりで、上映時間を勘案しても、もう少し簡潔に描いても良かったのではないだろうか?
例えば、妓夫太郎・堕姫と炭治郎・禰豆子の兄妹の関係性のように、猗窩座と父親の関係性を、その直前に描かれた炭治郎と父親の関係性に重ね合わせたり、あるいは、煉獄杏寿郎の弔い合戦という位置付けが強調されていたならば、猗窩座との対決が、もっと深みのあるものになったように思えてならない。
いずれにしても、さらなる激戦が予想される第二章が楽しみになったという点においては、満足のいく第一章であった。
思ったよりも色んなキャラのストーリーが入っている
という第一印象を抱きました。
予告でもサブタイでも猗窩座を全面に押し出してきていたので、初っ端から猗窩座とのバトルを描くのかと思いきや前半90分はほとんど猗窩座が出ません。
善逸vs獪岳の兄弟子バトルと、しのぶvs童磨の因縁対決が、前半の尺を使って描かれます。
その合間合間に悲鳴嶼さんたちや他の柱たちの小競り合いが差し挟まれます。
なので視点がころころ変わります。
この視点変更の多さが無限列車と違う点ですね。
無限列車ではあくまで炭治郎の目線から煉獄さんの強さと儚さを見ていく映画体験となりましたが、今作は登場キャラが多い分、どうしても各ストーリーが散発的になってしまっている印象です。
原作を履修していない方、あるいはキャラが多いと脳内で整理するのに苦労する方は、置いてけぼりを食らうかもしれません。
圧巻だったのは戦闘シーン。
物凄く動く。めちゃくちゃ動く。激しく鋭く動く。
しのぶさんの突きの鋭さや猗窩座の拳の重さ、柱たちの流れるような斬撃。バトルシーンは瞬きがもったいないほどの見応えです。
さすがufotable。
正直コミックスではそれぞれの技でどう動いているのか掴みきれなかったんですが、一級品のアニメーションのおかげでぐっと惹き込まれました。
そして明かされる猗窩座の過去。
コミックスで読んでいたので分かっていたのに泣きました。辛い。あれは辛い。
しんどい。
号泣です。
タオルハンカチで正解でした。薄っぺらいハンカチでは耐えられなかった。タオルだから耐えられた。
石田彰さんの演技がさぁ、ずるいんだ。
星マイナス1なのは、戦闘▶︎回想を何度も繰り返すので集中が削がれてしまうところを減点しました。
原作を忠実に再現してくれているのですが、あちらは週刊連載だからこそ過去やモノローグを細々と挟んでも読めるのです。
映画館で一気に見るスタイルとは少々相性が悪かった。
映画ならではの挟み方をしてくれていれば星5でした。
でもやっぱり、クオリティがめちゃくちゃ高い。
無限列車の400億には届かずとも100億は余裕で超えるでしょう。
いまから続きが楽しみです。
期待通りによくぞ!
原作に近い作りに感動。
どこまでやるかは猗窩座対炭治郎・義勇まで。
◯お館様の思いに応える行冥の思いに涙
◯しのぶの怒りと力尽きる身体取り込みに涙
◯善逸の師匠の思いに涙
◯狛治の悲しみと恋雪の狛治への想いに涙
猗窩座=狛治のところは鬼なのに人間時代のつらい悲しみを忘れていたのに思い出すのは炭治郎に敗れることがきっかけで父親や師匠や恋雪への悔やみが本当に突き刺さる。
無限城の再現力はアニメを活かしてマンガ以上のギミックを効かせた作りをして、本当にこのまま最後までやり切って欲しい気持ちが一杯出て来た第一章でした。
強さの向こう側へ。
柱稽古編の最終エピソード…鬼舞辻無惨を追い込んだと思った柱達だったが、無惨の“術”で無限城へ落とされた柱達と鬼殺隊に起こる話。
いゃあ~めちゃくちゃ面白かった!
柱稽古編は過去の放送時に観たぶりで、全くストーリーを覚えてないため配信にて柱稽古編の最終話だけ観てからの今作鑑賞。
原作は読んでない為、今作の予告動画を観た時に無限城で善逸を待ち構える誰か、善逸の少し虚ろな目の映像にカッコよさとドキドキしてたけれど。
観始めればそのドキドキもほんの一部で、キャラごとにあるエピソードと回想とバトルに胸熱だし泣かされるし面白すぎるしで。
しのぶさんの姉とのエピソードを絡ませたバトル、善逸の兄弟子とのエピソードを絡ませたバトル、猗窩座再来で猗窩座vs炭治郎、義勇のバトル、炭治郎と父エピソードの向こう側の領域エピソードとその強さを手にした炭治郎には鳥肌|д゚)!!
猗窩座が鬼になる前の狛治時代、父、慶蔵、恋雪、…大事な人達を守れなかったエピソード、猗窩座が求め続けた強さの意味も解った気がする。ボロボロになった猗窩座を止める幻の恋雪と狛治の頃の気持ちに戻り死を選んだ猗窩座の姿には泣かされた。
上映時間は150分越えだけど全く時間を感じず面白すぎた!平日金曜でどこの劇場も予約凄すぎ!土日月の3連休やばそうですね!笑
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