「製作陣の気合いと魂のこもった傑作」劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 ぽっぷんさんの映画レビュー(感想・評価)
製作陣の気合いと魂のこもった傑作
前作が記録出すほど流行ったら次の作品は客の期待値も爆上がりしてしまうから製作陣のプレッシャーは相当なものだったのではないでしょうか。
迫力があり映像美がとにかく素晴らしいです。
これは映画館ならではですねぇ...
家庭のテレビでみてもこの感情の高ぶりは起きないでしょうから映画館で鑑賞できることに感謝すら覚えます(笑)
よかった点
・戦闘シーンには華を添えつつ概ね原作通り
・圧倒的な映像美
う〜んな点
・音楽が浮いてると感じるところがあった
・一つの映画をみている感じはしない(原作通りだとやむを得ないけども)
総合的には本当に傑作だと感じるけども違和感があったところがはっきりしているので星4.5です。
しのぶ推しなので、童磨とのシーンをついにアニメでみることができたことに感動です。
声優の早見さんに感謝です。個人的には漫画を読んでいたときに脳内再生されていたしのぶの声色の変化とか完全一致でした。
1つめのう〜んな点は、
しのぶが死ぬところの音楽が違和感があったところです。もう少ししのぶ寄りの切ない音がくるかと思ったら童磨寄りの不穏な音がきたので...ただここに関して今思うのは、映画全体でみればよく考えられている音だったかもしれません。
無限城編で最初に死ぬのがしのぶだし炭治郎達も走りながら死の知らせを聞くわけだから悲しむ暇がないというのが表現されていたのかも...
2つめのう〜んな点は、一つの映画をみている感じがしないというところです。
個人的には不満はないですけど、一応映画なので。
3人の上弦と闘うので場面が大きく分けて3つになります。漫画ならではの切り替えをそのまま映画で再現しているため切り替わりがはっきりしすぎてアニメを3話分みた感覚に近いです。
そして、タイトルに猗窩座再来とつけているくらいなので猗窩座とのシーンが1番長いのですが、回想シーンが長いので圧倒的な迫力で誤魔化されるけど戦闘シーンの勢いがちょくちょく止まります。
でも結構原作通りです。
原作をそのまま映画でみたいタイプの人間なので、間延びしても満足でした。
義勇がとにかくカッコ良すぎた。
このクオリティなので残りの章が公開される日を気長に待つ必要がありそうですが、願わくば1日でも早い公開を!
本来誰にいうことでもないクソみたいな余談ですが自分の記録用に書きます。
焦る輝利哉を落ち着かせるために輝利哉の前に耀哉が出てくるシーンの声のトーンで産屋敷ボンバーを思い出しました。
猗窩座の復活しかけた首を切るために炭治郎が切りかかった時、刀がすっぽ抜けたのですが、義勇が真顔で「すっぽ抜けた...!?」と言ったことが何故かツボりました。
映画館でみられてよかったです!
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